企業・組織再生現場からの独り言

仕事の中で、覚えていったこと。感じたことなどなどを記していきます。我以外皆我師也。あと、読んでいる本を簡単に紹介。

野球連盟と大学の対応は。。。社会的に見てどうか?

2005年02月12日 | 過去の不満たらたら記事
今回の事件、一人の部員が有罪となったことを受けて、対外試合の禁止や、部長、監督の処分が行われるらしい。なんかよくわからないと感じる。二十歳を超えた成人が、一人で起こした犯罪について、大学が、その人が所属していた部の活動を禁止するのだという。こういう対応があたりまえになると、なんか、強豪を参加させないために、悪巧みをして嵌めてしまう。そう陥れるようなことをする人が出てきてしまうのではないか?と感じるのだ。あまりにも、同時期にたまたま居合わせたチームメイト、関係者にとって残念でならないだろう。
これが企業だったらどうか?例えば、毎日新聞の販売員が大事件を起こしたが、何が起こっているだろう?毎日新聞の監督責任が問われたか?その販売所が閉鎖されているか。また、強制猥褻ではなくて、たとえば、交通違反だったらどうか。いろいろ不正を起こしているような企業の人がたまに捕まるが、その企業が営業を停止しているか?なんか違う気がするのだ。
どう考えても、このような処分は、個人に対して行われるべきで、たまたま所属した組織に対して行われるべきではないと思う。このような処分が当たり前になれば、競合している団体が、相手を陥れるために何らかの事件を画策するとか、がせねたを広めて問題にする、などしてしまうおそれがあるのではないだろうか。
そもそも、野球連盟ってなんか、勘違いしていないかな?と思ってしまう。二十歳を過ぎた人間が、かってに起こした犯罪についてまで、その人が所属していた団体の管理者また、団体自体について処分をするというのだから。
まぁ、逮捕された5人の内、1人が有罪、残りの人は不起訴だったということ。疑わしきは罰せず。。だったのかもしれない。過去のニュースなどを見ていると、多くの人が関与したかもしれない。でもね、これは部の組織的な犯罪でもなくて、事件に関与した人がたまたま部の人だったということではなかろうか?なんか、連盟というのがあまりにも強い力を持ってしまっているのがなんとも気味が悪い。
犯罪者は、もちろん罰せられて当然だが、同じ組織にたまたま属していた人が、管理ができていなかったとか言うのは違うだろう。部の活動で動いているときに問題を起こしたというわけでもあるまいし。。。


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京都新聞に載っていた記事
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亜大の対外試合禁止含む上申書 元硬式野球部員が強制わいせつ罪で有罪判決を受けた亜大について、東都大学野球連盟がまとめた上申書が10日、全日本大学野球連盟に再提出された。内容は 1有期の対外試合禁止 2部長、監督の有期の処分 3和田毅被告の登録抹消 - で、全日本大学連盟は来週以降に審議委員会を開き、亜大の処分を決める。 東都連盟は1月にあ大問題の上申書を提出したが、資料不足を理由に再提出が求められていた。春季リーグ戦は4月上旬に開幕するが、全日本大学連盟が応急措置として亜大のリーグ戦出場を差し止めることは可能となっている。

http://www.asia-u.ac.jp/koho/news/2004/04-12-27.htm

亜細亜大学の広報でかかれている内容は上のURL参照。気になる部分は以下・・・

当該学生につきましては、今後の判決の結果を見て厳正に処分いたします。また、部の活動とは関係ないとはいえ指導責任を重く見て、同部の部長、総監督に対しては厳重注意の上、半年間の役職停止・謹慎を命じました。
 事件発生から本日まで活動を自粛しておりました硬式野球部につきましては、来年1月から活動を再開いたします

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ここに報道がまとまって載っています
コメント (2)
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ふくじんづけ 福神漬 ふくしんづけ

2005年02月12日 | 趣味関係(食IT音楽を含む)
ある日、カツハヤシライスを食べていたとき、ふと福神漬が気になった。これって何でできているのだろう。この色は天然の物なのか?どうやってこのちょっとした甘みを出しているのかと。それでいろいろ調べてみると、いろいろなことがわかってきた。基本的には、ネットと本で調べたことだが、いかに日頃、どんなものを食べているかを知らなかったのか、ということを感じたのもあり、記事にまとめておきたい。
まず、福神漬けは、東京の茶店 酒悦の主人野田清右衛門が考案したものであるとのこと。お茶請けとして、甘い漬け物が求められており、福神漬のほかにも、べったら漬けなどがお店で提供されていた。福神漬の名前の由来は、材料の野菜がもともと7種類であったこと、また、お店が不忍池の近くであったことから七福神にちなんだということだそうです。
なお、この福神漬け、読みは、ふくじんづけが正しいのだそうだ。関西地域では、ふくしんづけと読んでいたのでは?なお、広辞苑では、ふくしんづけ、なんだそうだ。いろいろ見ると、大阪ではしんの人もいるよう。香川や愛媛では、両方ともあるとか。徳島でも、ひょっとしたら両方あるかもしれない。また北海道で、しん、があったり、富山、石川ではしん。どうも、混乱してしまう。
http://shine.freespace.jp/sanada/forest/liferegn1else2.htm
ま、読み方は置いておき、中身の話。読み方も違うことだから、中身もだいぶ違っているのだろう。必ず入っているのは、大根。あとは、茄子、鉈豆(なたまめ)、かぶ、瓜、れんこん、胡瓜、ごま、などが主。しいたけが入る場合もある。また、にんじん、たけのこ、昆布、ふき、ごぼう、なんかも入れるところがあるとのこと。別に、7種類の野菜でなくてもかまわないようだ。

なお、福神漬の色は、通常は、赤くもオレンジっぽい色でもないらしい。野菜を醤油、砂糖、酒、酢、みりんで漬けるだけなので、赤くなることはないのだとか。また、薄い色をしていても、オレンジっぽいのは着色料なんだってね。しば漬けは、紫葉漬けとも言うらしく、シソの色で赤くなるんだが、福神漬では、多少紫蘇を入れるとは言えど、醤油のいろにはなりこそすれ赤くはならないのだって。ただ、漬け物に使ってもよい着色料は非常に少ないとか。だから、着色料をたくさん摂取しているというわけではなさそう。
http://www.mutenka.or.jp/fukujinzuke.htm
疑問を持ったら、やっぱり調べないとね(^^;
コメント
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