企業・組織再生現場からの独り言

仕事の中で、覚えていったこと。感じたことなどなどを記していきます。我以外皆我師也。あと、読んでいる本を簡単に紹介。

しがない記者日記について

2005年02月09日 | 過去の不満たらたら記事
今、Blog界で話題になっているのが、「しがない記者日記」こと、現役記者が、いろいろな社会問題について掲載していたblogだ。既に、コンテンツは削除されてしまっているが、かなり過激な内容が載っていたようだ。7日は、中身が何もない状態であるものの、14991IPがアクセスしたとある。一部については、Googleなどでキャッシュが残っているから見ることができたが、既に、新しい状態をロボットがクロールしてしまったのか、キャッシュも見れなくなってしまった(たぶん、方法はあると思うが)。
内容は、このblogを取り上げたblogなどでかいつまんで読むことはできるが、それだけを見れば、確かに暴論が多いなぁ、と感じてしまう。
なお、しがない、とは「とるにたらない」もしくは「まずしい」という意味。全社であれば、とるにたらない日記(記者が書いている)だろうし、後者ではまずしい記者の日記、という意味になる。新聞記者は、一部の業界紙を除き、比較的高給取りだから、まずしい記者ってことはまずないと考えられる。だから、本人としては、とるにたらない日記、というつもりだったのだろう。NHKと朝日新聞についての記事あたりで、思いがけない反響を呼び、過去のエントリーについて攻撃を受けたとのこと、お気の毒・・・と感じてしまう。

自分のblogにしても、結構、サービスについての不満を、実名でぶちまけているが、いろいろ考え直した方がいいのかもしれないなぁ、と思うところ。悪い例を批判するときは実名を避けようかな?なんて思ってもいる。
というのは、いくつかのblog、それも新聞記者が匿名で出しているblogが、ざっと攻撃に曝され、実名、所属、経歴等まで晒されているらしい。いろいろ事情はあるかもしれないが、そういうリスクまで考えると、特にサービス業を責めるのは、ちょっと遠慮した方がいいかもしれないなぁ、と感じた。だって、「おまえは何様?」「何を偉そうに」と指摘しようとすればいくらでもできるわけだから。

個人情報保護法が4月から施行されるが、これからますます、人やサービスについての記事を書くのは難しくなりそうだ。報道も、非常に難しくなってくることだろう。国会あたりでは、ネットを実名にすべき、みたいな議論もあったりして・・・。じゃぁ、芸名は?とかペンネームは?とか、考えてしまう。ゴーストライターもだめじゃないか?なんてね。

不満は期待の裏返し。。。そう思っても、どんな風に捉えられるかわからないですから(^^;気をつけよう♪
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« エクセル小技 LARGE関数の使... | トップ | LARGE、SMALLを使った並び換え »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

過去の不満たらたら記事」カテゴリの最新記事