企業・組織再生現場からの独り言

仕事の中で、覚えていったこと。感じたことなどなどを記していきます。我以外皆我師也。あと、読んでいる本を簡単に紹介。

日本悲観論はメディアがつくったと思える本

2013年01月04日 | 本の紹介(ビジネス)
日本って、世界と比べると全然住みやすい国なんだと改めて認識することになる、そんな本でした。
将来がひどいとか、諸外国と比べて住みにくいとか、そんなことはない。相当、恵まれている環境なんだなぁと思えます。

内需もある程度あるし、世界から食品含め調達できる今、という限定がつくかもしれませんけれどね。20年後どうなるか、という意味では、確かに課題は多いでしょう。しかし、他国に比べたら、庶民の暮らしは相当いいのかも、と思ってしまいました。
2011-2012年頃の20カ国の状況についてのお話です。

間違いなく楽しんで読めます。そして、日本の良さを再認識できることでしょう。是非手に取ってみてください。


値段から世界が見える! 日本よりこんなに安い国、高い国 (朝日新書)
クリエーター情報なし
朝日新聞出版
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一つの通説に対する裏取り本としては面白い

2013年01月04日 | 企業の一般的な話
具体的なニュース、または通説に対して、データをもってきて、「ほら、本当はちがうでしょう」と解説する本です。
もちろん、それぞれについては、なるほどなぁと思うところも多かったので、読んで見ておくことは、情報収集の一つとしては良いと思います。ただ、期待したのは、その疑う「技術」だったので、やや肩すかしをくらった感覚を持ちました。
「草食男子」という言葉を流行らせた筆者。意図した意味とは違う形で言葉が広がっていくことに違和感を持ち、実態はこうだ、ということを様々なデータから指摘しています。自分の言葉が、変に伝わることで、メディアが如何に裏取りをせずに、センセーショナルに報道するのか?というのを身を以て知った著者だけありますね。
その他、いろいろな通説について、実際は違うということをデータで反証しているので、そういう読み物としては面白いでしょう。
ですが、技術を期待すると、それは本書を読むだけでは身につかないかな、とも感じました。


ニュースの裏を読む技術 「もっともらしいこと」ほど疑いなさい (PHPビジネス新書)
クリエーター情報なし
PHP研究所
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