企業・組織再生現場からの独り言

仕事の中で、覚えていったこと。感じたことなどなどを記していきます。我以外皆我師也。あと、読んでいる本を簡単に紹介。

最近、本を読んでいないわけではないのですが・・・

2007年02月28日 | 本の紹介(ビジネス)
身の回りで、いろんな事が起きています。とても素晴らしい話から、たいへん残念な話まで、ちょっと劇的に動いておりました。まぁ、読んだ本は結構あります。読み直しも含め、二日に1冊は少なくとも読んでいる。ただ、オススメに値するかと言えば、微妙なところなんですね。
○ あなたが年収1000万円稼げない理由
○ 天路の歌
○ なぜ日本にはいい男がいないのか?
○ 時給1000円で終わる人、時給一万円になれる人
○ 史上最高のセミナー
それぞれ良いところもあるけれど、皆に奨めたいか?と言うと、ちょっと違う気もしないではない。まぁ、そんなところだけれど。。。

この不動心。これは面白いし、奨められる本かなと思いました。松井さんの気持ちが、本人の口調に近い言葉でまとめられています。あ、あの時、そんなことを考えていたんだ、とか分かるような内容。ハイレベルな中での苦悩が、結構、本音?で語れていてびっくりです。

身の回りの出来事、愚痴を言ってもあれですが・・・、考え無しに行動する人が多いなぁ、ということが本当によくある。もうちょっと先を見て、真剣に考えて欲しいと感じるのですね。場当たりではいけません。
不動心、持とうと努力しなきゃ。。自分も含めて。

不動心

新潮社

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成功者は、皆、人の力を梃子に♪

2007年02月07日 | 本の紹介(ビジネス)
気持ちが若い人ほど、自分の力で成功したいと考えるものだ。その道のプロを紹介してもらえるチャンスがあっても、そういうコネを使いたくない、と思う人が多い。また、職人気質の人、芸術系志望の人など、同様の傾向が多い。実は、自分に主導権がないと、人と付き合いたくないってわがままを言っているだけの様には思うのだけれどね。
そもそも成功とは何か?というと、人によって判断基準が異なると思う。お金かもしれない、名声かもしれない、また自分の満足かもしれない。まぁ、一般的には、自分のアイディアなりスキルなりが、別の人に受け入れてもらえる状態にある、ということが重要ではないかと思う。
企業や組織でリーダーになるのも、芸術でファンがつくのも、個人が持った何かが賛同されている状態なのではないだろうか?
だが、人を動かすパワーも、お金も、動いてくれる人がいて初めて意味がある。誰も自分だけの力で、成功できるものではない、と思う。(もし、自分だけ、に成功要因がある、とまで言いきる人がいれば、たぶん、そういう人は、回りに騙されて最後には失敗するんだろうな、なんて感じるのだ)

で、この本は、自分の力を高める、ということも重要だけれども、その目指す姿の実現のためには、勝ち馬である他人に乗るべし、という話を書いている。
能力だけでは、決して成功しないよ!という話しだ。
実に面白く読めるので、自分のキャリアアップや、自己実現を考えている人は一度は目を通してみるといいと思う。


勝ち馬に乗る! やりたいことより稼げること

阪急コミュニケーションズ

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ついてない日も

2007年02月06日 | 企業の一般的な話
今日は新幹線、近鉄とで四本の指定席に乗ったのですが、とてもついてない日でした
そんなこともあるかなぁ とは思うものの(^-^;
なんと始発駅二つを含む全ての席で、別の人が席を占有していたんですね。ありえへんよ普通は。
なんのための指定席?て思いました。また始発でなかった方の二つの列車では、どちらも占有していた人が席の前の籠みたいなのにゴミを放置していきやがる(怒)
まぁそんな日の巡りなんだろうなぁ
こういう時はじっと堪えて運気がくるのを待つんだろうなぁ

報復とか考えては、更に運を失いそう

アルコールチェッカーがあるように、運気チェッカーみたいなの欲しいですね

今日は月齢はなんだっけ
どうも 満月と新月の時には人の奇行目にする私の邪念?
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こちらも面白いマーケティング本

2007年02月05日 | 本の紹介(ビジネス)
先日の、ドリルを売るなら、は読みやすく楽しかった本だ。一方、こちらの本は、ちょっと読みにくいかもしれない。扱っている題材は、結構面白いのだけれど、脳の話とかが出てくるので、ちょっぴり難しく感じる。
なんせ、三週間くらい、出張カバンに入りっぱなしだったくらいで、毎週、新幹線の中でチラ見しながらも、放置してしまったくらい、なんだか固そうであった。
読み始めてみると、そんなことはなく結構読める。

人はなぜ、ギャンブルをしてしまうのか?
というのは、ビジネスにおいてもとても参考になる議論であったと思う。期待値が低いことがわかっていても、行動を起こしてしまう背景を知ると、このモノ余りの時代にどう立ち振る舞うのがよりよいか、が分かる気がしてきた。

所謂ビジネス本とはちょっと違うタイプの本ではあるが、かなり勉強になるのではないだろうか?


欲望解剖

幻冬舎

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またなんか情報のゆがみがありそうで・・・

2007年02月04日 | 過去の不満たらたら記事
ジニ係数がここ5年で上がりました、という話しと、地域毎の平均所得の差が大きくなりました、という話しがごちゃごちゃになっていて、とても分かりにくい。ただ、違和感を覚えるのでその違和感を説明したいと思う。

1に、もちいている数字がそもそもよくわからんということ。厚生労働省の数字では、0.4とかそこらなんだけれど。これは平均に対して、ざっくり上下4割くらいの所得格差があるよって話しで、意味がわかりやすい。じゃぁ、この記事の0.07って数字はいったいなんなのか?
2に、まぁ、有所得者だけの比較で0.07くらいの格差ってことは、ざっくり7%なんだと思う。それってそんな大きいのか?業種間格差、産業構造の推移とか考えれば、そんなに大きな差とは思えない。
3に、地域間所得格差については、港区に富裕層がたっくさん引っ越してきただけなんじゃないか?と思う。もともと港区に住んでいた人が、みな所得が増えていった、ということを追跡調査したのならば、地域やいろんな格差が生じてきたのかな?とか思うが。
4に、平均の所得を使うってのが本当に良いのかどうか?と思ってしまう。所得の捕捉率が、業種、また就労形態によって大きく違っているという。10-5-3-1とか言われるあれだ。農業がメインの所と、会社員が多いところでは、そもそも本当の所得が違っているんじゃないか?と感じる。
なんだか、記事のタイトルありきで、調査結果をうまいことまとめたような気がしてしまうのは私だけかな?

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地域間格差:所得格差「小泉政権下で拡大」実証 本社集計

自治体ごとの平均所得の推移
 99~04年の全国の市区町村の納税者1人あたりの平均所得に関し、格差の度合いを示す「ジニ係数」を年ごとに割り出したところ、02年を境に上昇したことが3日分かった。ジニ係数は毎日新聞が東京大大学院の神野直彦教授(財政学)の協力を得て割り出した。平均所得の最高値と最低値の差は3.40倍から4.49倍に拡大、小泉純一郎前政権の間に地域間格差が開いたことを示した。神野教授は「感覚的に論じられてきたものを初めて定量的に示せた」と指摘しており、地域間格差は4月の統一地方選の主要争点になりそうだ。

 ジニ係数は所得の不平等度を0~1の間で表す数値。「0」は完全な横並びで、数値が高いほど格差が開き、「1」は1人(1カ所)だけに所得が集中する状態となる。

 毎日新聞は、総務省が毎年まとめる「市町村税課税状況等の調(しらべ)」に基づき、年ごとに市区町村別の総所得金額をその自治体内の納税者数で割って平均所得を確定。これをジニ係数を求める公式に当てはめた。

 その結果、99~01年はほぼ横ばいだった数値が02年の0.070を境に上昇に転じ、04年には0.079になった。国内の個人所得のジニ係数が99~04年で0.007ポイント上昇というデータがあることが「格差論争」の根拠の一つとされており、市区町村別が2年間で0.009ポイント上昇したことは大きな数字だという。

 平均所得の上位はほとんどが大都市部。04年には東京23特別区のうち9区が上位20自治体に入った。これに対し、下位は軒並み高齢化の著しい町村部。最高値と最低値はそれぞれ、99年は東京都港区の751万円、秋田県東成瀬村の221万円で、04年が港区の947万円、北海道上砂川町の211万円だった。

 神野教授とともに作業にあたった慶応大大学院経済学研究科の宮崎雅人氏は「小さい所を大きな所が吸収するケースを考えれば、平成の大合併はジニ係数を下げる方向に働いたはずだ。実際の格差拡大は今回の結果より大きいのではないか」と分析している。【統一地方選取材班】

 ◇ジニ係数 所得の不平等感を0~1の間で示す数値。「0」は完全な横並びで、数値が高いほど格差が開き、「1」は1人だけに所得が集中する状態となる。イタリアの統計学者、C・ジニが考案した。日本の個人所得のジニ係数は80年前後から上昇。どの統計を使うかで数字は異なり、0.2台~0.4台と幅広い結果が出ている。今回は各自治体の平均所得を使ったが、個人所得の差よりも平均所得の差の開きは少ないため、0.07台という低い水準で推移することになった。

毎日新聞 2007年2月4日 3時00分
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とても分かりやすいマーケティングの本

2007年02月02日 | 本の紹介(ビジネス)
ここまで分かりやすくマーケティングをまとめた本がかつてあっただろうかな?それも、サービス業におけるマーケティングについて。所謂、ブランドマーケティングに関する本はそりゃたくさんあったけれど、サービス、それも限りなく自営業的なレベルでの話し。こういうの、待っていた人多かったんじゃないだろうか?
とにかく話しも面白いし、説明もしっかりしている。個人事業主の人は、一度は目を通された方がよいのではなかろうか?
女子大生会計士シリーズは、会計の話が多かったけれど、あのノリでマーケティングについてまとめていると思ってもらえれば、なんとなくイメージつきませんかね?

ドリルを売るには穴を売れ

青春出版社

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