企業・組織再生現場からの独り言

仕事の中で、覚えていったこと。感じたことなどなどを記していきます。我以外皆我師也。あと、読んでいる本を簡単に紹介。

近況報告

2008年04月30日 | 企業の一般的な話
最近は、本を読んでいないわけではないのですが、心理学系の本ばかり読んでいることもあり、ちょっと紹介を控えております。買っている冊数も、以前と変わらず。ただ、ちょっと専門的すぎたりして、紹介に適さないかなぁ、なんて思ったり。
さて、今日も出張なんですが、今週は、月曜日が関西日帰り、水-金が東海出張。そしてまた日曜日に東海日帰りという日程です。さらに、連休明けた7日から二泊の予定。まったくもって、身体が休まる時間がありませんね。
ところで、ちょくちょくスーパーや百貨店に行くのですが、このところ、野菜売場で気にかかることがあります。それは、じゃがいもの芽について。
お店によって、全く異なるのがこの扱い。新じゃがは、どこへ行ってもきれいなものが並んでいるのですが、大きなじゃがいもについては、どうやら考え方が違うようなんですね。全く芽が出ているものがない売場と、ほぼ全て芽がでているような売場があるのです。
私自身は、そんなにたくさんじゃがいもを消費するわけではないので、できれば、芽が出ていないじゃがいもを買って帰り、必要に応じて使いたいと思っています。
一方で、売場で見ている限りでは、そういうことは前々記にしないお客様もたくさんいるようなんですね。
そもそも、芽が出ているというのは、悪いことでもなくて、生きている証なんだ、と考えれば、逆に良いことかもしれません。ただ、この芽については中毒を起こすような毒が含まれていることはわかっているわけですから、食べるときにはそういう注意をしなければならないわけです。
私なんかは、売場で注意さえしてもらっていれば、面倒なことはないのになぁ、と思ってしまうのです。それが、同じ値段で売られているのが、ほんとうにえぇんかなぁ?と。
芽が出たじゃがいもばかりを並べているお店には、やはりできるだけ近づきたくないと思うし、また、行くにしても他の素材しか買い求めたくないです。これは別に多くの消費者の声ではないかもしれないけれど、そういう顧客をどんどん失っていくということは、お店にとってもよくないんじゃないかな?と思うのですが。
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瞬間情報処理の心理学

2008年04月20日 | 本の紹介(ビジネス)
たまには、心理学関係のコーナーへ、と足を運んでみたところ、様々な本が発行されておりました。この本は、その中の一つ。とても面白く、いろいろ考えるきっかけを与えてくれる本です。
一つ一つについては、あまり深くないレベルで、解説がされています。その意味では入門書なのかもしれません。交通心理学、消費者心理学、速読心理学、広告心理学などなど、ほぉっ、と思うような内容が多いです。
ここからスタートして、深く勉強していくにはとてもよい本ですね。

瞬間情報処理の心理学―人が二秒間でできること
海保 博之,谷 敏一,鈴木 宏昭,中村 敏枝,市村 操一,遠藤 利彦,山田 理英,大坊 郁夫,松田 隆夫,石田 敏郎,加藤 象二郎,桐原 宏行
福村出版

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最終戦争論、天職への階段、笑顔の奇跡

2008年04月13日 | 本の紹介(ビジネス)
漫画ジパングでは、予備役ながら影で活躍する役柄として描かれている石原莞爾氏が書いていたという本。戦争について、特に、経済戦(持久戦)であることを、早くから認めていたというのは驚きでした。
ビジネスマンにとっては、国家間の戦争というものを、こうも端的に著し、またまとめているということが、経営戦略などを考える際に役立つのではないでしょうか?
最終戦争論 (中公文庫BIBLIO20世紀)
石原 莞爾
中央公論新社

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SPAで掲載されていたようですね、この内容。私自身、天職ってなんだろう?って考えて生活してはおりますが、芸能人・スポーツ選手を中心に、まぁ一芸に秀でた人、また蓑豊氏のようなちょっと異なる経歴の人まで、よくぞまぁ、集めたものだと思うほど。
断片だけ読むもよし、流して読むのもよい。ゆったりした気分の時にでも読まれてみてはどうか、と思います。
天職への階段 29人の仕事愛
週刊SPA!編集部
扶桑社

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日本人で唯一の、NFL/NBAのチアリーダーの人が書いた本。いわゆる笑顔本ではなくて、彼女の自伝的な本です。元気をくれる本ですね。
笑顔の奇跡~ミラクル・スマイル (ソニー・マガジンズ新書 8)
柳下 容子
ソニー・マガジンズ

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化粧品について

2008年04月13日 | 本の紹介(ビジネス)
あまり書店で並んでいないかもしれません、そして、多くのビジネス系の人にとっては、なじみのない出版社の本でもあり、あまり手にとりにくいかもしれません。でも、こういう話って、案外メジャー出版社では出しにくかったりするのは当然なんでしょうね。新書を出している出版社は、たいてい雑誌もやっている。そこへ、化粧品会社から広告が入っているわけで・・・。
もっとも、データがたくさん載っているからって、それらが全て正しいとは言えないでしょうし、もっと勉強しなければ分からないこともたくさんあるのだと思います。だけど、日頃化粧品を追いかけている人には、ぜひ、ざっとでも見てもらいたいです。
また、化粧品を販売している人(いわゆるカウンセリング系は、しっかり研修を受けているのだとは思いますが)、特にセルフ売場の人なんかには、目を通しておいてもらいたいです。
また、皮肉ではありますが、マーケティングという視点で、この化粧品の本は勉強になるかもしれません。真相をわかっていながら(わからず?)、どうマーケティングして、化粧品業界が、新しい商品を出してきて、訴えてきたのか!をかいま見る事ができます。

騙す化粧品―荒れ肌・老い肌・乾燥肌になるのは当たり前 (危険警告Books)
小澤 王春
メタモル出版

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SEという仕事について

2008年04月12日 | 本の紹介(ビジネス)
システム屋さんと付き合う時には、ぜひ読んでおいた方がよい本でしょうね。システム系というと、かなりハードな仕事が想像されるような時代になってしまいました。ただ、ビジネスが分かり、コミュニケーションが得意であれば、システムに強いことはとんでもない価値を持っていると思います。そういう人材がたくさん出てきうる世界でもあり、やはり強い関心を持って見守りたいものですね。

ウチのシステムはなぜ使えない SEとユーザの失敗学
岡嶋 裕史
光文社

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昭和陸海軍、ロハス、ウォーキング、フロイト、日本人の好きなもの、シニア

2008年04月04日 | 企業の一般的な話
対談形式で書かれているこの本、日本近代史について、本人や関係者へのヒアリングをもとに、まとめた本です。一人一人は、制度の中では優秀だったかもしれないけれど、制度が抱えていた問題のため、結局は無理な戦いを止められなかったということが理解できました。
日本の企業の多くで、トップはなんでこんな決断をするのだろう?ってこと多いと思います。プロから見れば、誰が見ても間違っているような決断が、時として現場からは待望されていたり、またその逆も然り。それだけではなく、現場もプロがみても方向性は見えているに関わらず、トップが異なる決断をやってみたり、ということもあります。
経営職にある人だけでなく、リーダーの仕事をしている人にもお勧めの一冊です。

昭和陸海軍の失敗―彼らはなぜ国家を破滅の淵に追いやったのか (文春新書 610)
半藤 一利
文藝春秋

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今更ロハス?って感じは正直ありました。でも、そこにビジネス領域が広がっているのは間違いなさそうです。阪急キッチンエールが出てきたのは、なんで?って思いましたけれどね。いろんな会社の話が読めます。社会起業家とはまたちがうけれど、いろいろヒントが詰まっていると思いますよ。

ロハスビジネス (朝日新書 97) (朝日新書 97)
大和田 順子,水津 陽子
朝日新聞社

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最近、重たい荷物を持つことが多く、身体が歪んできたな、と思っています。この本、歩き方を修正するのに、とても参考になるハンドブックだと思います。「センター・体軸・正中線」より、平易な表現で、図も多いです。最近疲れがたまりやすいな、って人、ぜひ目を通してみてください。
ウォーキング考―最短距離で最大効果を生み出す「正しい歩き方」 (角川SSC新書 31)
デューク更家
角川・エス・エス・コミュニケーションズ

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この10年のミステリー1位と見て、買ってきました。語り口調がよく、どんどん読みたくなる本ですね。
アラビアの夜の種族〈1〉 (角川文庫)
古川 日出男
角川書店

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以前、「価格破壊」を読んだのですが、同じようなの読みたいな、と思って買ってきた本です。表紙のゴロワーズ・カポラルがいいですね♪
臨3311に乗れ (集英社文庫 青 39-B)
城山 三郎
集英社

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この人は、本当にいろいろな話について本を出しているなぁ、と思ってしまいます。心理学を使って、楽になりましょう、とまでは書いてはいないですが、いろいろ生活の仕方、考え方のヒントになりますね。自分が変わるだけではなく、お客様も一緒になって変わっていく、そんな視点で読んでみると面白いでしょうね。
フロイトで自己管理 (角川oneテーマ21 B 104)
齋藤 孝
角川書店

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データの読み方、分布図の見方については、いろいろ考えうるとは思いますので、あえて肯定も否定もしません。ただ、データとしては面白い内容が掲載されています。世の中、を語りたがる人にとっては、とても参考になるのではないでしょうか?
日本人の好きなもの―データで読む嗜好と価値観 (生活人新書 242)

日本放送出版協会

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こちらもデータ本。よりメッセージが明確ですね。呉服業界の人とか読んでみた方がよいでしょうね。
「団塊の世代」は月14万円使える!? (青春新書INTELLIGENCE 171)
山崎 伸治
青春出版社

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仕事でいろいろSE系の人と話をしてきたことがありますが、こういうのってあるなぁ、と感じた点が解説去れていました。最近、新書でも同様の内容が出ているようで、そちらも読んでみたいです。
日本のソフトウェア産業がいつまでもダメな理由
久手堅 憲之
技術評論社

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