企業・組織再生現場からの独り言

仕事の中で、覚えていったこと。感じたことなどなどを記していきます。我以外皆我師也。あと、読んでいる本を簡単に紹介。

事業がうまく行かなくなると・・・

2005年06月28日 | 企業の一般的な話
社員の給与は固定費だから、なんでも作業を内側でやってしまおうという姿勢をとる会社、これまでもいくつかそういう会社を見てきた。ベンチャー企業で、ビジネスを体制させる、という意気込みがある場合は別として、ほとんどの場合は、こういう会社はだめになる。というのは、本業が何かをわかっていない経営者が、そういう施策を取るからだ。
確かに、短期的なコスト削減にはなろう。だが、長期的に見て、どんどん変動費が減り、固定費の比重が増していく。従業員の生産性は、実は、他の仕事が増えた結果として、悪くなっており、本業にも差し障りがでるようになってくる。
こうなると、せっかく減らした変動費部分も、結局は吸収できなくなってしまう。それでは、どうにもならないわけだ。このこと、わかっているのかなぁ?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昨日、今日と人身事故で遅延して

2005年06月28日 | 過去の不満たらたら記事
公共交通機関、特に列車の人身事故ってどうなってんだろう?昨日は西武鉄道池袋線で、今日は常磐線で事故の影響を受け、遅延し。。特急に乗り遅れたりした。プラットホームへの転落などもあるだろうが、そうではない場合も少なくないだろう。
いろんな人が、迷惑を被っている。そんなことは行為をする本人にとっては些細なことなのかもしれない。自分を苦しめた社会への報復、みたいな感じを持っているのかも。。
その人が起こした事故で遅延して、また、新たな当事者をつくってしまっているかもしれない、そんなことを誰も考えないのか?自分だけの問題じゃない、ということをわかって欲しいなぁ、と思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

薄い本なので読んでみたが・・・

2005年06月26日 | 本の紹介(ビジネス)
バーチャという不思議なゲームが舞台となっている小説。語り口が話し言葉であり、また感じたままの言葉のため、読みやすい。途中でいつのまにか主語がかわってしまったりで、しっかり読まないと誰の立場で話しているのかわからなくなることもあるが、臨場感のある小説。
価格にしても、まぁ文庫本であり安価。でも、どうだろうか。FFやDQ(最近のはやったことがないが。。。)に比べると、その値段なりの内容かもしれない。
とはいえ、1時間もあれば読める、ある種の冒険小説?というかMYSTERY。まぁ、平台に積んであるので、ちょっと気晴らしに読んでみるのもいいかもしれない。
この作者にしては、グロくなくよみやすいのもいいと思う。
Fコース

幻冬舎

このアイテムの詳細を見る
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

裏金がどうやって作られるのか?

2005年06月23日 | 過去の不満たらたら記事
なんか、ニュースは前官房企画室長が悪い、という風に持っていっているようです。また、裏金の使途を気にしているよう。でも。裏金というものがどういう仕組みで作られるのか。そして、その管理が、組織の中でどうなされているのか。ということの方が、本来は大事な気がします。いろんな官公庁で裏金が作られているのでしょうか?増税って言う前に、こういう問題をさっさと解決して欲しいものですよ。
まじめに改善にとりくむ公務員だっているのですし、国や地方に対しての信頼を高めるためにも、きちんと問題の本質を見つけ、解決していってもらいたいものです。

経産省裏金2900万円 元幹部カネボウ株取引 (共同通信) - goo ニュース

経産省裏金2900万円 元幹部カネボウ株取引
2005年 6月23日 (木) 21:03
 経済産業省の官房企画室が財団法人の調査研究事業に絡み、約2900万円の裏金を口座にプールし、前官房企画室長(48)が昨年4月ごろ、裏金のうち2400万円を流用して個人的にカネボウ株などを取引したことが23日、分かった。杉山秀二事務次官が明らかにした。
株取引が行われたのは、産業再生機構がカネボウへの支援決定を検討していた時期に当たる。経産省は公務員にあるまじき行為として、前室長を今月6日付で諭旨免職処分とするとともに、監督責任を問い、経済産業政策局長も戒告処分にした。
経産省は裏金のほかの使途を具体的に明らかにするため、外部専門家による調査委員会を設置し、結果を公表する方針。
経産省によると、金は官房企画室が1988-93年ごろプールしていた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年の浴衣は・・・?

2005年06月20日 | 和の話(呉服業界など)
ちらちらと情報を聞く。今年は、浴衣商戦の立ち上がりが悪いそうだ。それもそうかもしれない。ここ数年、浴衣ブームでかなりの人が浴衣を買ったはず。毎年新しい浴衣をみんなが買うかというとそうではないだろう。
浴衣にも高級浴衣、廉価浴衣とあるが、今年はどちらが特に在庫調整が必要なのか?高級浴衣の場合、在庫は国内でさばくしかないが、廉価浴衣の場合はOEMで作っていたりする。そして、以外と海外で売ったりもできるかもしれない。
呉服、というとどうしても国内市場ばかり見てしまうが、以外とハワイやブラジルには、日系人向けの呉服屋があるのだという。また、日本でもエスニック系の服を着る人がいるようで、そういう服の店も、ある種のニッチではあるが存在している。
では、呉服、浴衣も、海外で販売できるのでは?と思うのだが、大手メーカーはやろうとしないわけだ( ̄ー ̄;
僕なら、やってみようと思うのだけれどね。。。さすがに、今の仕事を放り出していくわけには行かないわけで・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

異常に忙しい日が続いている

2005年06月18日 | 企業の一般的な話
企業の短期的な収益改善、また中長期の戦略策定、戦略と戦術、また各具体的施策のストーリー付けなどなど、あんなことからこんなことまで。加えて提携話だったり、業務委託関係もあり・・・。実質、直に関係している企業が5社(それぞれ規模で言うと、数百人から数千人の会社)。提携先も含めると、なお関係会社が増えてしまう。これじゃ、身体がもたん、ということでこの土日は休みを取った。

とはいえ、関係する業種の小売店などは、あれこれ見て歩こうとしているので本当の休みというわけではないのだが・・・。まぁ、すこしは疲れが取れるだろう。。。
ということで、来週は、多少更新ができると思います。

一応、今読んでいる本の一冊。プライシングを勉強しています。いったいいくらの値段をつけるべきなのか。無駄な安売りをしないために、また利益を最大化していくために。。。参考になります。

価格戦略を知る者が「利益」を制す

ダイヤモンド社

このアイテムの詳細を見る
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近Exciteが気になっている

2005年06月10日 | 趣味関係(食IT音楽を含む)
なんか、GOOのブログって、やっぱりGOOのニュースとかにトラバを送るのが普通なんだと思う。一方、エキサイトもそうみたい。たいてい、関係しているサービスのニュースにトラバを送っているものなんだろう。
エキサイトを見ていると、結構面白い記事が載っている。そして、そこへトラバされているブログの記事もなかなか良質だったりする。GOOは登録者数が多い割には、なんかCOOLな感じがしてならない。
だから、エキサイトに乗り換える?そんなことは考えてはいないのだけれどね。ちょっと気になったので、載せておきます。あまりExciteに行かない人も、たまにはのぞいてみたら?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小売業だけでなく、いろいろな業界の人に読んでみてもらいたい本

2005年06月08日 | 本の紹介(ビジネス)
裏側の帯の部分に掲載されているコメントに、「日々の仕事の中で、変化への対応力を磨くには何が必要か」と書かれています。その答、といっても誰にでも当てはまる直接的なものではないですが、がこの本にはわかりやすい表現で掲載されています。
特に、小売業界、そして問屋の人、また営業会社の人には、一読をおすすめします。

内容は、ロジックの話もあれば、気づきの仕方、またリーダーシップについて、などなど、まぁ、コンビニ店長さんなんかが読むといい内容ではあります。でも、仮説を立てて、実践して検証していくこと、という考えは、ビジネスに、そして生活に参考にできる考え方ですし、そのやり方の例が豊富なのがうれしいですね。

実は、こういう本を日頃読まない方には、入門書として「疑問力」という本を紹介していました。残念ながら、店頭ではほとんど手に入らないこの本に変わって、より高度な内容を含みながら、わかりやすく、また値段も安いこの本を、代わりに推奨しようと考えています。

え?ヨーカドー?セブンイレブン?なんて言わずに、ちょっとご覧になってはいかがでしょうか?

鈴木敏文考える原則

日本経済新聞社

このアイテムの詳細を見る
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

食卓に常識なんて?

2005年06月08日 | 趣味関係(食IT音楽を含む)
食品スーパーに関係する人は、この本に一度でよいですから目を通されるとよいと思います。肉じゃがは、梅雨によく食べられていた!!など、意外なデータが語られています。これまでの売り場作り、そして販促が、実は、お客様にとっては的外れだった!!なんてことがあれこれ掲載されていて、驚くばかり。
このデータがすべてが、どこのお店でも当てはまるわけではないですが、実は!、ということをつねに疑ってみることの意味を理解できると思います。スーパー関係者におすすめの本!!

ニッポンの食卓の新・常識

日経BP社

このアイテムの詳細を見る
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

相変わらず、電波が届かない日々が

2005年06月04日 | 過去の不満たらたら記事
引っ越しをして、1ヶ月が過ぎた。携帯電話そしてPHSが繋がらない日々が続く。携帯はVodafone、PHSはH"なんだけれど、どちらも、リクエストを出してみたものの、なんら反応がない。特にひどいのはVodafoneだ。もう、10年近く使っているが、いいかげん頭にきている。なんせ、何度メールをしても、同じ回答しか返ってこないのだから。
彼らは、定額の仕組みを訴えて、なんとか契約数を獲得しようとしているのだが、繋がらなければどうしようもない。都会の高層ビルで、かならずしも誰もが繋がらないわけではなく、一部のフロアの一部の向きだけが繋がらないのだから仕方ない。そういう客のために、設備投資をする余裕なんてないんだろう。期待するのをやめて、すぐにスイッチすべきなのかもしれない。
既存ユーザーをバカにしているようにも思えるこの態度。。。ユーザーの離反が一番怖いことを知らないのだろうか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

怖い?かもしれません。乃南アサの本

2005年06月02日 | 本の紹介(ビジネス)
表題の2作は、実は同じ事件についてかかれた小説です。同じ事件の犯罪者の立場でかかれた殺意、そして被害者の立場でかかれた鬼哭。どちらの小説の主人公にも、自分の中の一部分をかいま見ることができて、じっくりと読んでしまいました。この作者の小説は、犯罪に関係するものが多いと思うのですが、特に、犯罪者や被害者の心理描写がすごく、引きこまれてしまいます。
ちょっと怖いのだけれど、でも、どんどん読み進めてしまうそんな本でした。殺意で出てくる、精神鑑定の話なんか、とってもリアルで、また一部、自分のことを言われているような感じを受けたのが、もっとも記憶に残っています。鬼哭では、面倒を見てきた人に牙をむかれた経験を思い出してしまいました。なにかと、怖いけど、優れた小説ではないか?と思います。

殺意・鬼哭

双葉社

このアイテムの詳細を見る


オリジナル投稿日 2005/6/2
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする