企業・組織再生現場からの独り言

仕事の中で、覚えていったこと。感じたことなどなどを記していきます。我以外皆我師也。あと、読んでいる本を簡単に紹介。

郵便局のサービス

2005年10月31日 | 企業の一般的な話
税金を払うために郵便局に並んだ。不動産取得税なる税金。不動産の取得の価格と、不動産取得税のための不動産の価格のギャップに大いに悩んだりしたものだ。通常、時価の半分から6割くらいだというのだが、極めて低かった。ひょっとすると、えらい高い買い物をしてしまったのかもしれない・・とも。まぁ、それは置いておき・・・。
郵便局のサービスについて、だが。。。民営化されるのは、どこからどこまでだったかな?とふと気になった。郵政公社という、官営サービスだったのを民営化するらしい。結局独占企業なわけで、それほどサービス向上は期待できないのかな?なんて思ってしまった。
というのは、銀行にもよくある、すっごい並ぶ窓口について思うところがあったため。銀行の窓口が混雑するように、郵便局も混雑する。銀行の場合、窓口業務に手数料を課しているものが多い。これは、ATMなどで済ませられる業務をできるだけ自動化し、人の業務を減らすためのものである。経営として意味は分かるし、客の視点としても、自動でできることにさんざん時間をかけることで、待たされる時間が長くなるというのは気になるものだ。だから、窓口業務の有料化は大賛成。
しかしながら、それでも有料化できない業務も多いことだろう。例えば、今回のような税金にかかわる業務。税金納付受付の代行で、微額ではあろうが手数料は郵便局に還流しているのだろう。徴収にかかるコストを安くするためには、代行する場所があることは決しておかしな話ではない。
でも、その税金を納めに行って、30分待たされるのはどうか?と思ってしまうのも事実。今回が、税金だったから思うのかもしれないし、まぁ、他の銀行に行っても受け付けてもらえるわけだから、代替可能なサービスなわけ。その意味では、論旨は通っていないのだけれど。。。
で、言いたいことは。。。郵便局、民営化するなら、代替サービスがある状態にならないとね。郵便をとどけてくれるのがサービスならば、それ以外の窓口業務もサービスだと思う。誰もが時間を無駄にしたくない(中にはそうでもない人もいるだろうが)この頃、独占サービスをしながら、客を待たせて平気なのはどうかな?と思うわけだ。
今回は、自分でその環境をあえて選んで、他のお客を眺めていたわけで、決して腹を立てているわけではない。ただ、他のサービスで、窓口がいっぱいあって、常に30人待ちみたいなのは・・・、よほどの特殊なサービスでないかぎりないと思う。それを、郵便局も含めた民営化でやりつづけるとしたら、ちょっと気になる話だな、と。

それと、ふと思い出したけれど、郵便局が販売する切手って、もし他の業者が参入した場合どうなるのかな?と思った。例えば、ヤマトが全国中にポストを配置して信書の集配業務をすることになった場合、ヤマトは切手を販売できるのだろうか?切手自体は有価証券だと思うけれど、結構、使われずに補完されているものも少なくないと思う。記念切手みたいな形で切手を乱売すれば、まぁ、お金と違って流通しないわけだから信用想像みたいなことにはならないだろうけれど、現金が入り込む形になるわけだ。
明らかに使われないだろう切手について、いったいどういう会計処理をしていくのか?民業となったときには問題となるのかな?なんて思うのは、勉強不足の私だけ?
切手を販売しているのは、あくまで商品券をうっているようなもので、売上にはならないのか?それとも統計的な使用金額がはじきだされているのか?切手を買って数年持っていて使うなんてこともあるだろうし、単年度の売上という形を明確にするのは、結構難しいかもしれない。でも、処理した信書の数は押さえられるから、それを売上にするのかな?だけど、そうすると切手の販売自体は、どういう行為になるのか?誰か教えて欲しいな。自分でも調べるけれど。
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食品スーパーの人これくらいは読んでください

2005年10月31日 | 企業の一般的な話
食品スーパーの人は、食品のプロかというと、決してそうではないことが多い。一部、バイヤーなどをしている人が、担当している食品のプロではある。だた、ほとんどの人(それも生鮮担当)にとっては、自分の部門で扱うことができる商品について、多少の専門知識はあるものの、他の商品については、あまり知らない人が多い。
食・料理への興味があまりないひとも少なからずいるのも実態。もちろん、衣料品部門志望で入社してきて、その部門が縮小して配置転換された人もいるだろう。だが、仕事で扱う商品について、興味がないとなると大問題だ。
そんな人々に、ぜひ、一読してもらいたいのがこの本。乾物を用いたレシピ集。乾物というと難しそうなイメージを持つ人も多いだろうが、結構簡単に使うことができる。最初にもどす時間だけが、ちょっとかかる程度。
ひじきを使った料理などは多く紹介されており、これまであまりひじきを使わなかった人にとってもとても参考になると思われる。
ま、自分自身が乾物好きなので、この本を買っただけなんだけれど・・・。料理の幅が広がれば、提案できるメニューも増えるし、いい勉強になると思いますよ。

乾物料理―自然のおいしさがギュッと詰まった乾物をシンプルに味わう

昭文社

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組織の話とも通じる・・・リーダーシップの勉強に(本の紹介)

2005年10月31日 | 企業の一般的な話
面白い本かな?と思って本を手にとりました。痛快コメディとも書いてある。その内容は・・・。県庁から派遣された、民間との人事交流研修対象者が、スーパーマーケットであれこれやってしまう、というもの。スーパーの現場について、いくらかは知っている自分として、興味を持って買ってみた本です。
ストーリーとしては、まぁ、ハッピーエンドで面白くもありながら、ちょっと物足りないこともありますが、スーパーの人が読んでもなかなか勉強になるのかな?と思うところが多々ありました。
自分だったら、これを参考にして、もっと現場感のある、それでいてビジネス系の小説でも書けるかもしれない。。なんて。まぁ、いま関わっている案件が、ハッピーエンドになれば、そういうことも考えてしまったり。
スーパーの本部でいて長い人、ぜひ、読んでみて欲しいです。そしたら、また現場に出たくなるかもしれません。

県庁の星

小学館

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いろいろ考えること

2005年10月31日 | 企業の一般的な話
「いっしょに仕事をしないか?」そう言っていただけることくらいうれしいことはない。その言葉を、それなりの人から言われると、ぐっとくるし、心が動くものだ。ここ二週間くらい、そんな話で揺れ動いていたこともあったが、結局は、いまの仕事の仕方でいつづけることにした。
やりかけた仕事、そしてこれから新しく始まるかもしれない今の条件下の仕事を考えたときに、全く新しい仕事と比較して考えると。。。やはり今をとることになったということ。
ヘッドハンターには申し訳ないことをしたと思うが、いい時間を持てたと思う。考えながら、仕事をしていると、なおさら結果に対してスピードを求めるようになったのも事実。だれる、というほどでもないが、多少守りの姿勢になっていた自分がいたのも否めない。
よいところを伸ばし続ける、そんな生き方を選びたいと思う。(でも、英語の勉強くらいはしないと)
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全てマネジメントの問題

2005年10月15日 | 企業の一般的な話
いろいろ、ビジネスの現場で問題が起こる。そういう時、現場に対して問題の責任を押し付けることが多々あると思う。だが、悪いのは現場ではない。現場がそういう状況を迎えてしまうような体制を作った、また運営しているマネジメントに問題がある。
そう思って、いろいろ不満のある現場に直面すれば、現場の人に八つ当たりをすることもなくなる。どうせ、そんな不満をぶちまけても、トップには通じないのだから。通じる会社なら、きちんと先手を打って対策がされているはずだ。
上場企業も含め、性善説でつきあえる会社は多くはない。人レベルではたくさんいるはずなのに。。結局、性悪説で、立ち回りがうまい人がマネジメント側に行ってしまっていることが問題なんだろうな。

せめて、自分がかかわっている企業には、性善説でつきあえるような立ち振る舞いをしてもらいたいものだ。
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やっと届いたNLPの本

2005年10月01日 | 本の紹介(ビジネス)
NLP(神経言語プログラミング)という言葉を聞くと、なんか難しそうなものを思い浮かべてしまうかもしれません。10年くらい前に、大学の先生に英書を紹介されたものの、結局、ろくに読まずにきたのですが、最近、邦訳の本が増えてきたみたいです。この本は、活用事例集ということで、すっごい読みやすい本です。卑近な話題、場面での、NLPを活用した事例が載っています。
本文に、なんといっても、ひらがなが多い!!(普段の会話を収録しているような形ですから)読みやすいですよ。普通には本屋に並んでいないタイプの本ですので、こちらから情報を取得し、ぜひ読んでみてください!!

“意欲”を引き出すマジック・ワード

公人の友社

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