企業・組織再生現場からの独り言

仕事の中で、覚えていったこと。感じたことなどなどを記していきます。我以外皆我師也。あと、読んでいる本を簡単に紹介。

エクセル小技 LARGE関数の使い方(私はRMSの算出に使っております)

2005年02月08日 | ビジネスで使うエクセル
LARGE関数、SMALL関数、そしてMAX関数、MIN関数をうまく使うと、いろいろな計算ができます。MAXとMINは、結構有名な関数ですよね。ある範囲で、MAXで指定すると、その中の最大値がかえってきます。MINは、最小値ですね。最大値については、標準ツールバーにあるΣマークを押せば、同様の計算がされます。こちらを使われていらっしゃる方も多いでしょう。この辺りは、基本的なものになります。さて、ご紹介は、LARGEとSMALLです。これらは、範囲の中で○番目に大きい(小さい)数字が何か?を出してくれる関数です。同様の関数には、RANKと言う関数もありますが、LARGE、SMALLとはちょっと異なっています。
このLARGE関数、私はRMS(相対的マーケットシェア)を計算するのに使っています。RMSとは、ビジネススクールなどでは誰もが知っている考え方で、マーケットシェアを、全体を100%ととして考えるのではなく、競合他社との相対的な位置づけでどのポジションにいるかを表す指標です。これは、市場規模がわからなくても、上位数社の規模がわかれば、大体の業界マップがわかる、という便利な考え方で、いろいろな分析で用いられています。数字自体は、1位の数字は2位で割り、2位以下の数字は1位のもの対してどれくらいか、という計算をします。この計算を、一発でできんかな?と考えて、LARGE関数を使うことを思い立ったのですね。
=IF(F3/MAX($F$3:$F$13)=1,F3/LARGE(F3:F13,2),F3/MAX($F$3:$F$13))
これは、F3からF13までに11社の数字が入っていると考えてください。上にあげたのはG3に入れた数式です。F3からF13において、最大の数字でF3-F13自身を割り算し、それがもし1の場合には、二番目に大きい数字で割る、という式です。たいしたことはないですが、一発でRMSが計算されます。

上で、ちらっとRANK関数についても触れましたが、RANK関数とは、範囲の中で、何番目にその数字大きいかということを返してくれる関数です。LARGEと非常に似ていると言えますね。ただ、RANKとLARGEとは、使い勝手が、ほんのちょっと違っています。例えば、以下ですが、
数字   RANK順位
1      9
3      8
1      9
4      5
4      5
8      2
4      5
7      4
10      1
8      2
とRANKの場合は同じ数字の場合、同じ順位になります。だから、例えばこの数字で6番目に大きい数字を知りたいと思っても、RANKが6の数字を引っ張ってこようとしてもうまく行かないわけです。なぜなら、RANKが6というデータがないからですね。こういうとき、LARGE関数が役立つわけです。LARGEの場合は、5番目、6番目、7番目と指定しても、全て4が返ってきます。うまく使いこなせると、便利ですね。

ちなみに、上で例に上げた数字ですが、前に紹介した乱数で作りました。INT(RAND()*10+1)で、1から10までの間の乱数を作り、整数部分を取り出したものです。
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地震がありましたが・・・

2005年02月08日 | 過去の不満たらたら記事
今日、11時40分頃、関東地方で地震がありました。中央区では震度2だったのですが、この地震が揺るちょっと前に、数分間、雹?がパラパラ落ちておりました。これって、地震の関係で、磁場とか電磁波とかが絡んで、雲の上でいろいろあったのでしょうか?地上で感じる雷はなかったですが、空ではいろいろあったのでしょうね。
今日のような曇りの天気だと、地震雲なんかは見ることが出来なかったですが、どこか他の地域で、クリアーに地震雲が見えた地域もあったのではないでしょうか?そんな方、ぜひコメント、TBで教えてください。
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クイズで学ぼう!エクセルの小技の本が!!

2005年02月08日 | ビジネスで使うエクセル
有名メールマガジン「クイズで学ぼう!エクセルの小技」の著者の本がついに刊行された、とメルマガで見た。このメルマガは、いろんな意味で、参考になることが多く、ずっと読んできている。これで、最近のエクセルの名著と言えば、以下の二冊ということになった。勉強法は、基本的にはどちらの本も読み流して欲しい。そして、困った時に、思い出したように、これらの本をめくって、実際にやってみる。これの繰り返し。一度も、こういう実用的な本を読むこと無しに、エクセルを使っていたのではいつまでたっても、やり方(情報)の引き出しは増えていかないもの。
私は、これ(上記のやり方で)エクセルのスキルアップを図ってきました(^^;


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呉服屋の進むべき姿

2005年02月08日 | 和の話(呉服業界など)
別の記事で、顧客は、安いという理由付けを求めている、というような話を書いた。これについて、ちょっと呉服の観点から見直してみたい。呉服業界は、お値打ち物が安く、ということを前面に出してきものを売ってきたと思う。もちろん、そのお値打ち物、というところの価格に、一部ツアー代金などが含まれていたりもするのだけれど。
一人ひとりに、一点ものがいきわたる、といってもいいほどの小ロット生産がおおい呉服においては、その人にとって最高の品というものがある。本当に、似合っているから、本当に、美しく見えるから、お世辞ではなくて、真剣にそう感じる品をお買い求めいただいていれば、安さ、なんてものがクロージングでは大きな要素とならないのでは?なんて私は思っている。(もちろん、お客様との長期のかかわりの中で、これまで、そしてこれからの付き合いを考えた上で、良い物を、適正に値引きするのはよいことだとは思いますよ)

呉服という、あなただけのため、の商品をどうやって訴求するのか、これがお客様にとっても、また小売店にとっても、互いの利益のために重視すべきこと。それをわかっていれば、安易な値引きであったり、値引きを想定しての値入なんてことはしなくてもよくなるはずだ、と思うがどうだろうか?
可能性としてではあるが、安さの言い訳を考えなくてもいい商材なわけだから、それを真に追求する小売店がもっともっと出てきてもよさそう。お客様に感謝される呉服屋、原点としては、特に高級呉服の世界ではそういうことがあったはず。
誰かが気づいて、お客様とともに成長しはじめれば、セブンイレブンのようなリピーターをたくさん持つ組織になれるのではないか?

元記事はこちらです
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安い、という理由付け

2005年02月08日 | 企業の一般的な話
鈴木敏文の「本当のようなうそを見抜く」 という本を紹介したが、この本の中でとても気にな入ったフレーズがある。それは、「ブランド物はいかに安く買ったかを自慢するのに、スーパーの洋服はいかに品質はよくても、安すぎるからとスーパーで買ったのがわかるのを嫌がる。」というものだ。なるほど、確かにそうだなぁと感じた。よく、ブランド品を持っている人が、これ、どこどこで買ったから安かったの・・と、言っているのを聞いたことがある。高価な物を高い値段で買う事について、後ろめたさがあるのだろう。例えば、高級車を買っても、安かった理由を述べる人が多い。また、住宅にしても、なんにしてもこうこういう理由で安かったんだよ、という話はみんなよくしているものだ。
これって、日本人特有なのかな?とも感じてしまった。お互いが、見栄っ張りではなくて、安く買ったという理由をつけて、安心しているような、そんな感じを受ける。そして、その方が話が弾むし、互いに、そうだよなぁ、と納得してしまうのだ。ここで、開き直って、「良い物を高い値段で購入して何が悪い?」という人が出てくるかというと、余程の自信家くらいしかいない。例えば、この人とか。
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逆に、スーパーの衣料品については、どこで買ったというのがわかると、ちょっと後ろめたさを感じてしまうのも確か。ユニクロだって、ユニバレなんて言われてしまうことすらある。なんか、見栄と実利との狭間で、いろいろな心の動きがあるものだ。
この見えない障壁と言うか、なんというか、どうも、日本人全体が、いまだに、貯蓄、倹約は美徳というパラダイムに生き続けているのかな?なんて思ってしまった。安かったから、という理由。実は、正価よりも安かったという場合だけではなく、正価で購入していても、他の商品との比較で、機能的にとか品質的にとかを考えて安かった、という安心感を得ようとする。もちろん、これは合理的な判断なんだけれど、他人に説明するときに、その安かったが全面に出てしまうことって多いと思う。
商売に携わる人にとって、この消費者心理はとても重要で、また扱いが難しい。買物に対して、その理由付けをしっかりしてあげることまで考えて、販売にあたることが重要になるのだろう。それをやれている企業は、顧客の支持を得て、そうでない企業は、顧客にストレスを感じさせてしまう。このあたり、まじめに取り組んでみてはどうだろう?

本書、セブンイレブンにも並んでいますが、セブン関連の本としては、めずらしく(-_-;):良書です。セブンでできて、なぜうちでできないの?そう感じられるはず。

鈴木敏文の「本当のようなウソを見抜く!」-セブンーイレブン流「脱常識の仕事術」

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呉服についての関連記事はこちら
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ある人に頼まれて・・・

2005年02月08日 | 趣味関係(食IT音楽を含む)
この記事は、ちょっといつもと違いますので、いつものを期待されている方は読まずに飛ばしてください。

お二人の方に、blogに写真を載せるようにと言われてしまっておりました。あまり私のblogとは、直接の関係がないのですが、目線を入れて載せるように・・・なんて、脅されて?しまっており、載せることになりました。このお二人(双子ですが)、結婚願望が強いようです。目線があるため、あれですが、お二人とも明るく楽しく、細身の美形です。別にご紹介とかいうわけでもないですが・・・(-_-;):

お二人とも、東京、大阪へはちょくちょくと出てきているとのこと。彼氏募集中だそうです。「さっちゃん」「やっちゃん」をご存じの方は、ぜひコメントを。また御興味ある方も、コメントくださいね。
ご本人の承諾が(ないと思いますが)あれば、目線を外したバージョンをアップします。
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フィッシング詐欺?でもないが。。

2005年02月08日 | 過去の不満たらたら記事
新生銀行という銀行があるのはご存じだろう。あの、長銀がリップルウッドに買われて、装い新たにスタートし、今は上場してしまった銀行だ。この銀行のウェブサイトは、http://www.shinseibank.com なんだけれど。。http://www.sinseibank.com と違えてタイプすると・・・なんと、http://www.casinotropez.com/trcpromo-freecasino-int125jp-pmail18-jp いつのまにやら、一流のオンラインカジノなんてサイトに移ってしまう。これなら、まぁ、だまされようがないけれど、本当の銀行のページによく似たページを作ってしまえば、いわゆるフィッシング詐欺になってしまうのだろう。怖い怖い。
URLは、きちんと確認しましょうね。さもないと、IPだけでなく、口座番号、パスワード、場合によってはクレジットカードまで持っていかれますよ(-_-;):
コメント (3)
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