企業・組織再生現場からの独り言

仕事の中で、覚えていったこと。感じたことなどなどを記していきます。我以外皆我師也。あと、読んでいる本を簡単に紹介。

クリーニング業界について

2005年02月02日 | 企業の一般的な話
ニュース23で、クリーニング業界についての特集が組まれていた。私自身、シャツと背広はクリーニング屋にお願いしているのだが、出張生活のため、クリーニング屋を変えようか悩んでいるところだ。スイッチングコストはそんなに高くないはずなのだが、なかなか他のお店に持っていきにくく感じてしまう。ここは大丈夫なんだろうか?とか考えてしまうのだ。

○不況によるサラリーマン世帯収入の低下
○家庭で洗える安価なカジュアル衣料が増えたこと
○ドライ機能のついた洗濯機など、家庭での洗濯力の向上
○クリーニングにおける事故・クレームの多発
これにより、クリーニング市場は大きく縮小して来ているとのこと。一方、背広上下で2940円をとるというハッピーという京都のクリーニング業者の話が出てくる。ワインの染みも落としている例が紹介された。全国から衣料が送られて来るとのこと。値段が高くても、お客さんに喜ばれるサービスを提供すれば、お店についてくれるということだ。
http://www.kyoto-happy.co.jp/
ハッピーは、クリーニングのプロを自負しており、普通では落とせないような汚れも、一着一着をプロファイリングして、かなりきれいに仕上げてくれるとのこと。プレスも、仕立屋がやるのと同じように仕上げてくれるらしい。
クリーニング屋は、それこそたくさんあるが、腕はかなり違うと言っていいだろう。また、価格もお店によって結構異なっている。市場が小さくなっているかもしれないが、クリーニング屋の数は増えている感じすら都内では感じている。もっとも、代理店的なクリーニング屋ばかりで、お店でやっているところはあまり増えていない。

私自身、クリーニング店に求めたいことがいくつかある。
○営業日、営業時間を長くして欲しい
○宅配、集荷に着て欲しい
○ぱっと見て、すぐに無理と言わずに、親身になってニーズを聞いてもらいたい
○価格の理由を説明して欲しい
○乾燥肌なので、それに対応したクリーニングをして欲しい
こんなところだろうか。なかなか、相談できるところはない。どこへ行っても、カウンターがあるだけで、じっくり腰を据えて話できるお店ってあまりないからね。

下の本を読んでみたが、ニュース23で特集していた内容そのまんまだった。

クリーニング店の秘密―2人に1人の消費者に「不満!」と言われる

東邦出版

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コメント
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