企業・組織再生現場からの独り言

仕事の中で、覚えていったこと。感じたことなどなどを記していきます。我以外皆我師也。あと、読んでいる本を簡単に紹介。

地名? 丁目(番地?)の番号の付け方について

2005年02月25日 | 過去の不満たらたら記事
先日、沼津の西友を見に行った。その時に思ったことだ。沼津という土地では、次のような住所表記がされる。(私は、住所って言葉がなんとなくしっくりこないのだが・・。店舗に誰か住んでいるわけではないし。店舗は法人格を持っていないから、法人が住んでいるわけでもない。地名というと丁目以下は指さなさそうだし)沼津市大岡1330-1。この4桁の丁目?の数字がよくわからないのだ。なぜに4桁?大岡では、3900番台まであるようで、地図を見て探すのも非常に大変だ。私の場合、Mapionで調べようとしたのだけれど、お店が全く表示されていないので、わからなかった。Mapfanだとなんとか大体の場所がわかったのだが、正確にはわからない。もっと詳細な地図を見て調べればいいのかもしれないけれど、地図を買わなければわからないし、住宅地図でなければ、こまかい番地まではわからないものだ。
こういった住所表記、結構多くの町で見られる。地元の土地勘のある人であれば、だいたいわかるのかもしれないが、外から来た人なんかはさっぱりわからない。数字を見れば、だいたいあのへん、というのがわかればいいのだが、4桁で、しかも飛び飛びになっていたりすると、いくら探してもわからなくなる。
しかしながら、住所というのは、そう簡単に変えられるものではないのだろう。登記してあるものから、住民票、免許証、それから郵便などなど、いろいろなところで変更があると面倒なことが起こるからだ。だが、現実は、結構変更が行われているらしい。昭和37年5月10日に、誰にもわかる、わかりやすい住所の表示のための「住居表示に関する法律」が公布されたが、それ以降、藤沢市などでは19回も住居表示を変えてきたという。(さすがに、同じ場所で何度も変えるということはしていないだろうけれど)

http://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/sidouka/data14918.shtml ここに詳しい説明がありました。

なるほど、わかりにくいと、救急車などを呼ぼうにも、なかなか場所がわからなかったりするらしい。新宿区や千代田区の一部にある、○○町というのがたくさんある場所は、それはそれでわかりにくいが、まだ、エリアが限定されるだけよい。だが、4桁の住所を残しているところでは、いろいろ不都合がありそうだ。引っ越しをするときには、わかりやすい住所表記の場所を選ぶ、なんてのも大事かもしれない。市民生活への行政の対応が見えるようで面白い。

なお、上記のような4桁丁目?番地?の場所は、全国にそこら中にある。一方で、○○町○丁目○番地○号というのもある。自分が住んでいる場所が、単なる4桁の数字であるよりは、地元の土地の名前か、せめて丁目番号にしてもらうほうが、感覚的によさそうに思うのだが。。どうだろうか?

コメント
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