ライブドアの堀江社長に対して、論説家の竹村健一氏が質問を投げかける形の対談本。堀江氏の考えがよぉく出ている内容となっている。親と子くらいの年齢差の二人が、きちんと話ができているように見えるのは、二人とも大人だからなんだろう。
堀江氏の発言が、本の中で、同じ内容でダブっているようなところがあるのを除いて、本書は、話題の社長がどんなことを考えているのか。そして、どんなことを若者に訴えたいのかがよく分かる内容だ。
特に、主張として面白かったのは、年寄りが金を使うべきという今の世の中に対して、年寄りは金を使わず、若者のために貯蓄せよということ。若者が金融を通じてお金を調達しやすい世の中にしてはどうか、ということ。もっともだなぁ、と感じる。今の金融の仕組みでは、年寄りが金を使っても、結局、一部の金持ちのところに流れるだけであって、それが、また若者のところに還流はしない。だから、仕組みとして、若者にもお金が流れる制度を求める。この本については、納得行ったのだけれどね。
本業で、粉飾をしていたのではどうにもならない。いったい、いつから粉飾をしていたものやら。文字だけを追えば、賛辞を送りたいけれど、歯切れが悪いです。高塚氏とかの場合は、そうは言っても、ビジネスの実績はあると思ったりもするのですが。。。被害者にとってみれば、どちらも悪人であり同様なのかもしれないとも感じます。
オリジナルは、2004/10/24投稿で、一部追加しています。
堀江氏の発言が、本の中で、同じ内容でダブっているようなところがあるのを除いて、本書は、話題の社長がどんなことを考えているのか。そして、どんなことを若者に訴えたいのかがよく分かる内容だ。
特に、主張として面白かったのは、年寄りが金を使うべきという今の世の中に対して、年寄りは金を使わず、若者のために貯蓄せよということ。若者が金融を通じてお金を調達しやすい世の中にしてはどうか、ということ。もっともだなぁ、と感じる。今の金融の仕組みでは、年寄りが金を使っても、結局、一部の金持ちのところに流れるだけであって、それが、また若者のところに還流はしない。だから、仕組みとして、若者にもお金が流れる制度を求める。この本については、納得行ったのだけれどね。
本業で、粉飾をしていたのではどうにもならない。いったい、いつから粉飾をしていたものやら。文字だけを追えば、賛辞を送りたいけれど、歯切れが悪いです。高塚氏とかの場合は、そうは言っても、ビジネスの実績はあると思ったりもするのですが。。。被害者にとってみれば、どちらも悪人であり同様なのかもしれないとも感じます。
オリジナルは、2004/10/24投稿で、一部追加しています。
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