企業・組織再生現場からの独り言

仕事の中で、覚えていったこと。感じたことなどなどを記していきます。我以外皆我師也。あと、読んでいる本を簡単に紹介。

MBAのランキング

2005年01月25日 | 企業の一般的な話
Financial TimesにMBAのランキングが出ていた。ランキングの上位は http://news.ft.com/businesslife/mba でも見ることができます。100位まで。ランキングは一位から、HBS、 Wharton、コロンビア、スタンフォード、ロンドンと続いている。話題になりそうなのは、MITのSloanが、トップ10から外れたことだろうか。関係者にとっては、大問題なのだろうなぁ。残念なのは、日本のMBAがトップ100にもランクインしていないこと。そもそも、対象として数えられていないのだろうか?それとも・・・。

私自身は、MBAを取得していないし、今後取得も考えていない。お金もないし、時間もかけられない、それに英語がどこまで通用するか・・・とできない理由を探しているだけではあるが。。人脈作りのために、時間とお金をかけていられない、というのが本音。もっともapplyしても受かるとも限らないわけだから、言うだけばかばかしい話ではある。一度限りの人生なので、あれこれ試してみたいとは思うのだけれどね。

それにしても、これを見ていると世界のトップエリートたちについて、少しわかってくる。下世話な話だが、Salaryというのが載っているのが興味深い。一位の、HBSでは、卒業者の給与は、162107ドル。円にしたら、1669万円。給与の増加が140%ということで、MBA前は1192万円だったということだ。欧米のMBAって、20代の半ばで行くわけだから、そもそも違う世界の住人のような気がしてならない。まぁ、だからMBAの学費も払うことができるのだろう。
この金額を見れば、MBAに行きたくなる気はする。結局は人次第なんだろうけれど、40%アップってのはとっても魅力を感じるものだ。

日本では、企業や政府からMBAに派遣されるというパターンが減ってきているとも聞く。なぜなら、派遣した後、もとの会社に戻ってきても、せっかく身につけたスキルが役立たないし、
また、他の企業から、上記のような高額なオファーを受けることができるから、らしい。MBA卒の流出が激しいとも聞いている。

日本ではMBAが一時的なブームのように取り上げられたが、その後は、あまり話題に上らない。実際は、MBAを取る人は、国内も含めればすごく増えているはずなのだけれど、なんか盛り上がってこない気がする。最近MBAを取った人は、いったいどんな仕事をしているのだろうか。そのあたり、気になるなあ。
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