東電福島第一原発の事故処理は1号機がメルトダウン(全炉心溶融)を起こしていたことが判明したことで工程表の大幅な修正を迫られることとなった。
この工程表は元々から楽観的過ぎた。
一番肝心なメルトダウンの有無も確認しないままで前に進もうというのは単なる蛮勇に過ぎない。
原子炉全体を「水棺」にするという計画も原子炉建屋の構造計算や水素爆発に伴う損傷が詳しく検討されたのかどうか疑問が残る。つまり、格納容器の容量だけでも6,000トンもあるというのだ。
原子炉本体や使用済み燃料プールの重量に加えて、更に6,000トンもの水の重さを加えたときの原子炉建屋の耐震性などは建設当時の構造計算に反映されているとはとても思えない。それこそ「想定外」であろう。
東京電力に隠蔽体質があることは既に判っているのであるから、原子力安全・保安院は東京電力の発表を鵜呑みにするのではなく厳重なチェックを行うべきである。
事故発生後二ヶ月以上もしてから実はメルトダウンしてましたなどというのでは安全・保安院の名前が泣こうというものだ。
先ず、現状を的確に把握すること。
情報を隠蔽しないこと。
圧力容器や格納容器の破損状況を精確に把握すること。
再臨界などの二次災害を起こさないための対策。
漏水箇所の特定と止水のための対策。
言うは易く行うは難し。
この工程表は元々から楽観的過ぎた。
一番肝心なメルトダウンの有無も確認しないままで前に進もうというのは単なる蛮勇に過ぎない。
原子炉全体を「水棺」にするという計画も原子炉建屋の構造計算や水素爆発に伴う損傷が詳しく検討されたのかどうか疑問が残る。つまり、格納容器の容量だけでも6,000トンもあるというのだ。
原子炉本体や使用済み燃料プールの重量に加えて、更に6,000トンもの水の重さを加えたときの原子炉建屋の耐震性などは建設当時の構造計算に反映されているとはとても思えない。それこそ「想定外」であろう。
東京電力に隠蔽体質があることは既に判っているのであるから、原子力安全・保安院は東京電力の発表を鵜呑みにするのではなく厳重なチェックを行うべきである。
事故発生後二ヶ月以上もしてから実はメルトダウンしてましたなどというのでは安全・保安院の名前が泣こうというものだ。
先ず、現状を的確に把握すること。
情報を隠蔽しないこと。
圧力容器や格納容器の破損状況を精確に把握すること。
再臨界などの二次災害を起こさないための対策。
漏水箇所の特定と止水のための対策。
言うは易く行うは難し。
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