日々是好舌

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不信任案に賛成。

2010年11月16日 10時09分48秒 | 日記
仙石官房長官・馬淵国交大臣にたいする不信任決議案が衆議院へ提出されましたが、民主党、社民党などの反対多数で否決されました。残念ですが衆議院においては与党が絶対多数ですから仕方ありません。しかし野党議席の多い参議院においては可決されるかもしれません。

二人の閣僚は何故不信任なんでしょうか。野党としては本当のところ菅内閣全体に不信任案を出したいところなんでしょう。
先ず、仙石官房長官は総理大臣の女房役ということで総理をサポートするのは当然としても、女房が強すぎて亭主であるはずの総理の影が薄くなっています。
国会の答弁などでも総理に対する質問にたいして、訊かれもしないのに官房長官がしゃしゃり出てきて代わりに答えています。このところの内閣支持率急落の原因は、この影の薄い菅総理とでしゃばりすぎる仙石官房長官の「かかあ天下内閣」に国民が嫌気をもよおしているからだと私は思います。

馬淵国交大臣はこの際責任を取って潔く辞任するべきだと思います。
尖閣映像流出の海上保安官は逮捕されないそうです。この映像は政府の上層部ばかりが中国のご機嫌をとるために非公開にしていただけで、海上保安庁の内部では広範囲に誰でも自由に閲覧できる状態だったようです。つまり、政府が国家機密だことの刑事裁判の証拠だことのと御託を並べても、興味のある人はどんどん見ちゃってUSBメモリーにコピーしちゃってたんです。
警視庁や東京地検の協議でも、刑事罰を科すべきほどの守秘義務違反にあたらないという意見が大勢を占めたようである。
そうなってくると責任はだれが取るのかということになる。
仙石官房長官は鈴木海上保安庁に詰め腹を切らせたいようであるが、政治主導を標榜している現内閣にあっては馬渕国交大臣こそが直接の責任者であるのだから、少なくとも尖閣映像流出問題の責任は馬淵国交大臣が取らなければ、内閣のスローガンと言行不一致になってしまうことになる。

ねじれ国会とはいっても予算案については憲法の規定で与党が多数をしめる衆議院での議決が優先されるし、民主党は衆議院を解散しないだろうから、こんな状態はまだまだしばらく続きそうである。
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