杏子の映画生活

新作映画からTV放送まで、記憶の引き出しへようこそ☆ネタバレ注意。趣旨に合ったTB可、コメント不可。

ガチバン スプレマシー

2016年04月30日 | 映画(DVD・ビデオ・TV)
2013年4月13日公開 77分

いまだ跡目が見つからない衣笠高校の番長・森紋児(佐野和真)は、2年間も留年を繰り返しながら、番長を探すため喧嘩に明け暮れていた。一方、社会人になった黒永勇人(窪田正孝)は鉛筆削りの営業の職に就くが、中学中退の学のなさが災いして仕事でミスばかり。むかつく上司に罵倒された挙句クビとなり、拳では越えられない壁を痛感する。自身に限界を感じた勇人は生まれて初めて勉強したいと思い、定時クラスがある衣笠高校の編入テストを受ける決意をする。願書を取りに来た勇人とばったり再会した紋児は、勇人を番長に迎えようと受験対策の協力を申し出るが・・・。

「ガチバン」シリーズ第16作。
過去の「ガチバン」9作品で主演した佐野和真と「ガチバン MAX」から8作品で主演を務めた窪田正孝の共演であり、珍しくコメディタッチで暴力シーンが控えめな作品です。

実はこのシリーズの本編を観たのはこれが初めてです。
以前、窪田君主演の7作品の総集編と呼べそうな『ガチバンBSR 黒永勇人編』はDVD購入しておさらいしたのですが、やっぱり暴力シーンがメインの本編は気が進まず・・・ところがこのDVDの特典に「スプレマシー」の舞台挨拶が入っていて、どうもこれまでの作品と違うらしい。子供と一緒でも楽しめそうとのことなので思い切って観てみました。
ちなみにこの舞台挨拶では佐野&窪田コンビの作詞作曲「Tシャツ(仮)」という歌まで披露してくれていて、ファンにはお宝特典でございます

鉛筆削りのクレーム電話に変な敬語を連発して応対する勇人とか、衣笠高校に受験願書を取りに来てトイレで紋児と再会するシーンとか、慣れない勉強に悪戦苦闘する様子とか、笑いどころ満載です。
それだけだとおバカなだけで終わっちゃいますが、7掛けという意味がわからず納入ミスした勇人を励ましてくれた納入先の事務のおじさんの言葉に発奮し、自分の生き方を変えようとしてもう一度勉強をやり直そうと決意する姿や、頑張ったのに結局試験に落ちてしまった時の落胆の様子に思わずじわ~~っとくるシーンもあって、なかなか良かったです
こういう複雑な感情表現は相変わらず上手いよね~窪田君

勇人の頑張る姿に初めは背中を押していたよっちゃん先輩が、置いてきぼり感を募らせ逆に足を引っ張ろうとしたり、でも最後はまたまた二人仲良くプーに戻ったり。この二人の関係もいつまでも変わらないのかな~~

それにしても・・・勇人って中学校レベルから地道にやり直した方が早くない?そして何気に紋児の学力は普通以上ありそうな

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