シネマトリックス

面白かった映画、つまらなかった映画、見なかった映画は空想で・・今はたまののんびり更新です。

好みじゃないが美しい

2008-05-06 11:34:50 | Weblog
「ハンニバル・ライジング」は見よう見ようと思っていて、なかなか見なかった作品。

昨日ついに見ました。

ドクター・レクターの出来き方ってか、なぜ人食いになったのか・・です。

監督はピーター・ウェーバー

主演の若きハンニバルにはギャスパー・ウリエル君。

左頬のクボミがず~~~っと気になったけど、これはウリエル君がちっちゃい頃にドーベルマンにガブっとやられた傷だそうで、本物です。

anupamは
顔の長い男
顔の細い男
が基本バツで

だから何とかモトヤとかいう、ほら母ちゃんが超でしゃばりで最悪なやつ・・とかの顔が一番苦手なの。

なので~このウリエル君も自動的に「バツ」側にポイって選別なんですが、なかなかどうして美しく堂々たるヤング・ハンニバルぶりでよかったです。

レディ・ムラサキ(日本人)をコン・リーが演じてるのが変とか
日本文化が何ででてくるのか、変だぞ
の声もあろうかと思いますが

まあ、そこは置いといて~~

戦争の狂気

こういうことってきっと起こっていたんだろな
そう思います。

飢えてかつえたら

人は人を喰ってまでサバイバルしようとする

その時、目に入るのは弱くてちいちゃなかぼそい命
そりゃね、オヤジを喰うより柔らかくていいやね

この話は猟奇的なお話というより、復讐劇ですね。
ヤング・ハンニバルはジェイソン・ボーンか・・ってな感じ

見終わると、やっぱりね~~
「羊たちの沈黙」
には遠く及びません。

そんなの仕方ないけどね
決して悪くないですよ
濃厚でカメラもキレイ

なのにね、いささか一本調子・・かな。

でもウリエル君、今後が楽しみな役者さんでした!





トップシーンがキレイ!

2008-05-05 20:17:17 | Weblog
CGが発達する前って、合成が主流だったけど、絵も結構使っていましたよね。「スター・ウォーズ」前3部作では、日本人アーティストが背景画で大活躍だった。

エディ・マーフィー主演「星の王子ニューヨークへ行く」もトップシーンはおそらく「絵」でしょう。

エディ扮する王子が住むアフリカの王国ザムンダの朝の風景で、これが結構いいんだな~~

それにかぶさる音楽がね!
レディスミス・ブラック・マンバゾーなんだよ!

全編アカペラの彼らはポール・サイモンの「グレース・ランド」に参加したことで一躍有名に。

気持ちよくかわいた声とサラサラした質感のコーラスで快ホルモンが出ますね。

エディが演じる役は、ザムンダ王のひとり息子。
ザムンダ王を演じるのが、ジェームズ・アール・ジョーンズ、これまた声美男。

王子は嫁を迎える年頃、用意されたのは、グラマーな美女で、生まれたその日から王子に仕えるべく教育を受けた娘。

「そんなのいやだ、下半身を刺激するだけじゃなく、頭も刺激してくれなくちゃ」
と反発した王子は理想の嫁探しにニューヨークへ。

監督がジョン・ランディスで、エディと組んだ前作「大逆転」が傑作なのに比べるといささか見劣りしちゃうけど、軽い味わいで、これはこれ。

王子の身の上を隠しているのに、遊びにいったバスケットの試合でトイレの順番を待っていたら、ザムンダ人のおっさんに見つかって
「なんてこった~~~お会いできて光栄でげす!」
と土下座されちゃうあたり笑えます。

デート中にホームレスにお金を恵むシーンもかわいく、そのホームレスのふたりは「大逆転」で最後に全財産をすったデューク兄弟なの。

一瞬「大逆転」の音楽がかかったりするし!

この作品あたりからエディの映画は興行的に厳しくなり、しばしスランプに陥りますね。

まあ、簡単に言うと「飽きられた」わけだね。

デブな教授を演じたあたりから、また盛り返してきましたが、今はむしろ声優で大活躍なんじゃない?

1本の作品でひとり何役も演じるのがエディの得意技だけど、本作では白人のじいさん役を完璧なメイクと発声で演じています。すごいす!









あ”~~~もうだめだわ、抑えがきかない

2008-05-03 13:41:50 | Weblog
先ほど、vivajiji姐さんんちで「話のつまらない男」のことでコメントをつけたら、あなた、もう抑止力がきかなくなりました。

でも、仕事関係の話題なので、思い切り遠まわしに書きます。

いい?皆さん、よろしくて!ついてらしてね!

私は今いくつかの仕事を平行してやっていますが、その中のひとつに独身の男をたくさん現場で見なけりゃいけない仕事が・・
(何それ?っていう方は深く考えずに読み進むこと)

なぜ、そのような仕事をするはめになったか?
ボスにあたる方が「スーパーいい女性」で、お手伝い的に関わったが百年目

そもそも「結婚」に意義を見出してもいないし、「家庭」の構成員として欠かせない子供すらいない自分なのに・・

まったくもって適任じゃない。

でも、まあ、交流会のようなイベント系の進行は慣れてますからね、何人いようが、くっちゃべりますよ、心の中で「みんな、聞きやがれ!」と思いながら。

しかしま~~

その中で我とわが身をふりかえらない「男」がいかに多いか・・
開いた口から「クローバー・フィールド」モンスターが出そうに・・

そもそも
「彼女が見つかることなく何十年も経過していることには何かしら問題あるのではないか」
という視点がずっぽり抜けおちています。

よく考えてみろ!いや、みなさい!

肩にフケ、鼻の穴のサイドからサイドへ鼻毛がビシビシ、ベタっとした髪、あるいはいつ梳いたのかわからん髪形、はき古して膝が出たジーンズ

女がうっとりできる要素がどこにある!!

し~か~も、話が「自己陶酔型」演説のやつも生息。

女の話を聞かず、延々と演説。
相手の顔、見れないのか??

女性が場慣れしている場合、結構「お座敷」しちゃうケースもあり(愛想よく話を聞いて盛り上げてくれるの意味)そうすると、もう「ボクが好きなんだね」と勘違い。

もちろん、中には清潔でいい感じの男子もいます。
そういう方はすぐに陳列ケースからなくなってしまいます。
つまり売れちゃうの。

すると残っているのは・・

自分自身に対する客観性のない男はダメ!
女に対してだけではなく、同性間でも嫌われていると思うし、仕事もできないと思う。

顔洗って出直しじゃ~~~!!!!















世の中せまい!

2008-05-03 08:30:13 | Weblog
2ちゃんねるで、ある作家さんに関するスレを読んでいたら、こんなブログにゆきあたりました。

こちらは「怪獣ブログ」なの。全部怪獣。怪獣オンリー。
楽しくて泣けてきます。クー

しかも、「クローバー・フィールド」へのTBとコメントを見たら
「あ、samuraiさん!」
いや~~世の中狭いす!

この怪獣ブロガーさん、文章も面白く、すごいコメント数だ~~

これからも遊びにいっちゃおっと

あ、そうそう、そのきっかけとなったある女性の作家さんなんですが・・

Y川N美さんという方で40代、テレビには出ないのであまり顔は知られていません。

でもとにかく際立っているのは、その出版物の数の多さ。

毎月に近く出しているのよ。

何書いているかって?

それが「成功哲学」

女の子の間でかなり人気があるらしく、累計で200万部以上売れたみたい。

仕事がら、こういう著書は本屋で立ち読みチェックをしているんだけど、Y川さんのものについては、ふたつの相反する感じを受けました。

「女の子の好きなもの・・そのツボのとらえどころがいいのかも。そこに徹底的に沿ったものを書いている」
「まあ、よくもこんな似たような中味のものを続けていられるな」

おそらくですが、読者は彼女の本を「好きなショップ」のようにとらえているのでは?

大好きなショップ・・いつ行っても大枠では変わらないんだけど、必ずどっかに新しい商品があったり、ディスプレーがちびっと変わっていたり・・
そんな風にとらえているんじゃない?

今後どうなるのかな?どこまでこの路線でつっぱしっていくのか?
非常に興味深いです、はい。

船井総研の船井のおじさん(すみません、あまり好きじゃないので、てかキライなので)に「美女」と書かれたY川さん、「美女」の定義もいろいろ・・だからね。