JKローリングさん脚本による「ハリポタ」シリーズのスピンオフ、全部で3作の製作が予定されているそうですが、1作目を先日鑑賞。
飛び出さない2Dだったけど、十分ではないかと・・
「ハリポタ」は私も相方もどうも食指をそそられず、テレビ放映を見ていても途中で寝てしまうのだが、これはなかなかでした。
といっても、爆発的な面白さではなかったので、2作目を見るかはわからないっす。
ローリングさんの「あるある」としては、登場人物たちの最初の行動目的は途中でどうでもよくなり、途中経過で見せる、読ませるシーンに盛り込む出来事に気を取られて・・っていうのがあると思います。本作でもエディ扮する魔法動物学者がイギリスから渡米するのですが、本来あった目的は途中くらいからあまり意味がなくなり(一部は存続するけど)そこで起こる騒ぎでお腹いっぱいに・・
でも、ま、いっか。
エディはノリノリでなんとなく弱気そうな心優しい研究者を演じていて、たまに「バカなの?」的な顔になったりします。(ファンの方、ごめんねー。褒めているつもり)
口、ポッカンのシーンが多いんで、そう感じるね。
すごいな~と思ったのは、あの美少年、エズラ君があの「アダムス・ファミリー」のラーチのような雰囲気で恐怖と怒りを中に鬱積させる役をやっていたこと。
エズラ君、いわく、コリン・ファレルの邪悪なすごさのおかげで、自分もあんな演技ができたとのこと。
ふたりがからむ怪しいシーンはかなり良かったです。
てなわけで、まずまず・・でした。今年はあと「ローグワン」、そして年明けは「ドクター・ストレンジ」だわ。