ちょっと前にふと気になって調べたことがあります。
それは「マイヤーリング事件」
映画や舞台にもなっている「うたかたの恋」の基になった実話ですね。
オーストリアの皇太子ルドルフと若く美しいマリーとの悲恋
最期、ふたりは心中するっていうあの話。
この方がやっているマリーは
や~~もう、美しい、ダニエル・ダリューのマリーです。
その後には、この方も
マリーを演じていますが、年齢的にちと苦しい・・
マリーは没年齢が18歳。ドヌーブは出演当時すでに30歳近かったようで、
美女であることは間違いないが・・
しかも!
このテレンス・ヤング版「うたかたの恋」のルドルフ皇太子は
オマー・シャリフだっていうからさ!
あの方は超セクシーだが、どこからどう見ても、ヨーロッパ、オーストリア人には見えませんよね。
それって、例えて言うなら
ダイアナ元妃の人生を映画化するとして、
ダンナ役のチャールズをアル・パチーノが演じるっていうくらいのミスマッチ。
でもね、この共演がきっかけで、ドヌーブとシャリフは恋仲になったんだそうで
ふたりにとってはまあ、まあ、「アリ」だったっていうことか・・
にしても、この配役から言いまして、ふたりは美男美女だったっていうイメージが強いよね。
で、調べると
令嬢マリーは
確かに美人かもしれませんね。まあ、かわいいよね。
でも、ルドルフがさ~~
これだよ!
なんか貧相なお猿さんみたい。
いいとこのお嬢さんがなんで妻子持ちの13歳も年上のおっさんと情死を遂げたのか?
「マイヤーリング事件」には諸説あって、王室の中で居場所のなかった皇太子が暗殺され
巻き添えをくったのがマリーというのが有力みたいです。
このルドルフさんは、他にもたくさんの娼婦たちと遊んでいて、
マリーとの一途な恋っていう「うたかたの恋」での描かれ方もガラガラと崩れましたし・・
まあ、こういうことって本当のところはわからないけど
ふたりの出会い、交際がなんだかの形で利用されたことは確かみたいだね。
このへんをふまえて、もう一度映画化しても面白いんじゃないかなと思いました。