シネマトリックス

面白かった映画、つまらなかった映画、見なかった映画は空想で・・今はたまののんびり更新です。

謎に満ちた「マイヤーリング事件」

2013-08-16 10:29:56 | Weblog

ちょっと前にふと気になって調べたことがあります。

それは「マイヤーリング事件」

映画や舞台にもなっている「うたかたの恋」の基になった実話ですね。

オーストリアの皇太子ルドルフと若く美しいマリーとの悲恋

最期、ふたりは心中するっていうあの話。

この方がやっているマリーは

や~~もう、美しい、ダニエル・ダリューのマリーです。

その後には、この方も

マリーを演じていますが、年齢的にちと苦しい・・

マリーは没年齢が18歳。ドヌーブは出演当時すでに30歳近かったようで、

美女であることは間違いないが・・

しかも!

このテレンス・ヤング版「うたかたの恋」のルドルフ皇太子は

オマー・シャリフだっていうからさ!

あの方は超セクシーだが、どこからどう見ても、ヨーロッパ、オーストリア人には見えませんよね。

それって、例えて言うなら

ダイアナ元妃の人生を映画化するとして、

ダンナ役のチャールズをアル・パチーノが演じるっていうくらいのミスマッチ。

でもね、この共演がきっかけで、ドヌーブとシャリフは恋仲になったんだそうで

ふたりにとってはまあ、まあ、「アリ」だったっていうことか・・

にしても、この配役から言いまして、ふたりは美男美女だったっていうイメージが強いよね。

で、調べると

令嬢マリーは

確かに美人かもしれませんね。まあ、かわいいよね。

でも、ルドルフがさ~~

これだよ!

なんか貧相なお猿さんみたい。

いいとこのお嬢さんがなんで妻子持ちの13歳も年上のおっさんと情死を遂げたのか?

「マイヤーリング事件」には諸説あって、王室の中で居場所のなかった皇太子が暗殺され

巻き添えをくったのがマリーというのが有力みたいです。

このルドルフさんは、他にもたくさんの娼婦たちと遊んでいて、

マリーとの一途な恋っていう「うたかたの恋」での描かれ方もガラガラと崩れましたし・・

まあ、こういうことって本当のところはわからないけど

ふたりの出会い、交際がなんだかの形で利用されたことは確かみたいだね。

このへんをふまえて、もう一度映画化しても面白いんじゃないかなと思いました。