シネマトリックス

面白かった映画、つまらなかった映画、見なかった映画は空想で・・今はたまののんびり更新です。

パット・メセニーの「オーケストリオン」に行く

2010-06-12 21:03:33 | Weblog
昨日はすみだトリニフォー・ホールでのパット・メセニーのコンサートに行った

世界中をまわった「オーケストリオン」ツアーの最終地、東京でのライブ

今までパットは自身のグループ、または誰かと組んでのコラボでの来日だったんだけど

今回は
ソロ
だわね

ステージ上、人間のミュージシャンは彼ひとり

バックは



どでかい楽器が自動(電気制御で動くらしい)で演奏します

ほら、よくホテルのロビーに自動演奏のピアノがあるじゃない?
それのフル・オーケストラ版ってところ?

なんか
チンドン屋さん?

明和電気?

ついにパットも気が触れたのか?説も出たようだ

最初登場しての数曲は
ソロでのヒット曲メドレー

いいね~~でも、そのバックの楽器はどこにあるの?と思っていたら

15分経過してくらい、背後にあった大きな布がとりのぞかれ、このでかいシステムが登場

満員の客は
「えええええ~~~」
「おおおおおおお」
とどよめく

結論から申せば
素晴らしい実験コンサートだった

いつもは寡黙なパットがなんでこんなことをやってみたのかを結構長い時間話してくれて、親近感がすごかったかな

毎回のことだが、彼は演奏を終えてステージを去るとき、全力で走るのね

も~~~かわいいったらありゃしない!

アンコールも入れれば、3時間のコンサート

天才パットの実験室に招かれたような感じだね

これをパット・メセニー・グループのパフォーマンスと比較して、どっちがいいとか悪いとかは言えないな~と思う

だって、まったく別物だもの
パットは一度でいいからやってみたかったわけで

おそらく、このスタイルはこれが最初で最後だろう

人の送り出す音のもつ魅力の素晴らしさも再認識したような気もするし
次回はグループで来てほしいね

でも、ピアノのライル・メイズの脱退説もあり
ちょっと心配

コンサート終了後、ミュージシャンのいないステージ前には写真を撮るお客さんがいっぱい



ワタクシも3階席からパチリ

トリニフォーホールは美しく心地よかったが
ちびっと見づらかったな



いい音楽を聴いた帰りに電車はイヤってんで
昨日は車で行きました

思いもかけず東京スカイツリーも見れて



始まる前に何か食べておこうって探したら
安くてオモローな定食屋でご飯を食べられたし

満足な1日でした

パットはコンサート後、錦糸町のお姉ちゃんのところに遊びに行ったのかな?と思いました