シネマトリックス

面白かった映画、つまらなかった映画、見なかった映画は空想で・・今はたまののんびり更新です。

こんなものに騙されるですかね?

2009-10-09 20:05:29 | Weblog


テレビにてちょっち鑑賞「ザ・マジック・アワー」

才人、三谷幸喜の大ヒット作ですな

でもさ~~日本映画のオールスターものって、こんな感じなんだよね。こんな感じって、どんな感じかっていうと

スターがズラリと勢揃いって言っても、
テレビドラマでも見ているし、
CMでも見ているし、
どこにもかしこにも出ている・・っていう人たちがウヨウヨ出てるってことになっちゃうのね

希少価値がね~~
なんだかな~なのね
豪華な感じがしないの

ま、でも、それはこちらにおいておいて~~

佐藤浩市っていい役者だな~とは思いました
西田敏行演じるギャングの親分相手に、殺し屋として現われる最初のシーンの、あのナイフをなめまくるシーン

西田敏行だって、やります
溺愛する踊り子と最後によりを戻したとき、うれしくて、うれしくて、「何か私に悪いところがあったら言ってね、直すからね」などボソボソ言うシーン

こういうチラチラと光るものはあれど・・

なんでか
スカっとはいかないのね

いっちゃん「???」なのは、あんな設定、あんな話に騙される大人はいないでしょう??ってことなんだよね

こういう騙しを基本にした映画って、「ああ、これじゃ、騙されるよね」ってこっちが思えないと、「あんた、バカ~~~??」ってアスカ・ラングレーのセリフになっちゃうのよね

大真面目にズレを演じる俳優さんたち、寺島進などが頑張れば頑張るほど、う~~~んってなるのよね

笑いって「しつこさ」が大事であることは百も承知だけど、この作品は「しつこさ」が爆笑につながりませんでしたね、ワタクシにとって

そして
深津絵里は色気がないので、ああいう役は・・ま、いっか、あんな踊り子もありかな