【アントニオ】ガンバ×ソウル

結果を見ずに、自宅に戻ってからACLのラウンド16、ガンバ×ソウルを見ました。
ガンバの完勝でした。
強いですね。

ソウルは、鹿島と戦った時と違い、外国籍の攻撃的選手のモリーナとエベルトンが先発でした。
ソウルにとっては、0-2で勝ってもダメなゲームでした。
普段がどうなのか分かりませんが、最低でも3点取らないと勝ち上がる可能性のないゲームでしたから、攻撃に重心を置いた布陣だったんでしょう。
アウェーゴールは、ホントに大きいですね。

ガンバは、DFラインに人が揃いました。
米倉、丹羽、岩下、藤春という布陣です。
それほど、強固なDFラインとは思いませんが、その前に今野がいますからね。
あれだけ、ボールを奪ってくれれば、後ろは助かります。

前線は、パトリックと宇佐美で、2人だけで得点が出来ます。
先制点は、この2人で取ったものでした。
宇佐美は、止めて蹴るがホントにうまいです。
得点にはなりませんでしたが、ガチャピンの後ろからの浮き球のパスを、右足のアウトサイドでピタッと止めました。
それから、シュートまでの一連の動作をイメージした止め方だったと思います。
すごいです。

ガンバがリードしてしまえば、ソウルはますます前に出るしかなくなります。
前半の終了間際にもう1点追加して、この時点で勝負はついたようなものでした。

米倉に替えて金を入れて丹羽を右SBにして、前にリンスを入れてカウンターを狙うという万全の体制でした。
最後は、プロデビュー戦になる堂安まで入れることが出来ました。
堂安は、まだ高2で16歳ということでしたが、この初出場は今後に向けて良い経験になったと思います。
こうやって良い戦いを続けていれば、すべてがうまく回ります。

さて、準々決勝には、Jリーグからは柏とガンバが勝ち上がりました。
東アジアの他の結果ですが、広州恒大がホームで2-0で勝ち、全北がアウェーで0-1で勝ち、進出しました。
ラウンド16が終わって見れば、日本2、韓国1、中国1と、Jリーグ勢の数が多くなりました。

柏のゲームを見てもあまり感じませんが、ガンバには鹿島との力の差を感じます。
宇佐美、ガチャピン、今野が良いパフォーマンスでプレー出来ている今が、黄金期なんでしょうか。
このままACLで優勝してしまうかもしれませんね。
そして、今季のJ1は、浦和とガンバの一騎打ちになるかもしれません。

準々決勝の組み合わせは、まだ決まっていません。
今野が昨日、2枚目のイエローをもらって、準々決勝の初戦は出場停止になるようですので、ガンバにとってはそこが正念場になるかもしれません。
時間帯や得点状況を考えると、もったいないカードでした。

準々決勝は、8月末でまだまだ先になります。
ここのところ、明神を見かけませんが、ケガから復帰していないんでしょうか！？
きっと、その頃には間に合うんでしょう。

ここまで来たら、暑い時期のゲームですから、Jリーグには1日や2日の日程変更ではなくて、ガンバと柏に対して思い切った優遇措置をとってもらいたいです。
ACLの重要性を分かっている村井チェアマンですから、トップダウンで動いて欲しいですね。

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