アントニオのサッカー食べ放題

鹿島サポのダンナのつぶやきを浦和サポの妻がつづるブログです。

【アントニオ】ガンバ×鹿島(浦和×磐田)

2011年11月04日 | サッカー観戦
昨日の記事を書いた後で、録画してあった浦和×磐田のゲームを見ました。
珍しくスカパーなのに、他のゲームの結果を中継の中で紹介していました。
先に甲府が負けていたんですね。
それを知っていても、浦和の選手たちは、あのサッカーですか…。

攻撃が個人任せなのは知っていましたが、守備まで崩壊しましたね。
失点のシーンは、3点とも、状況は違いますが、雰囲気は似たようなものでした。
昨日の鹿島と同じで、集中力の問題ですね。
でも、違うのは、浦和は残留争いをしていて、しかも当面の相手の甲府が、先にショッキングな逆転負けをしたことを知っていたことです。

埼玉スタジアムのゲームでしたが、サポーターは最後まで応援を続けていました。
監督交替までしたのに、効果は長く続きませんでした。
2ゲームは良かったですから、前回のGM交替よりは、長かったですけれど!?
テレビで見る限りでは、目の前で、あんなゲームをされても、いつも通りの応援を続けるなんて…。
それで、ホントに良いんですか!?

そんな訳で、鹿島の不甲斐ないというか、そうなっても妙に納得してしまう敗戦を見た後で、腹が立つのを通り越すほどのゲームを見させられてしまいました。
見終わった後で、妻と、どちらのゲームが面白かったか、つまらないどんぐりの背比べをしてみました。

その結果、2失点する前までは、浦和×磐田のゲーム、それ以降は、ガンバ×鹿島のゲームが、面白かった(?)という結論になりました。
2失点した後からは、浦和の出来が悪すぎただけでしょうけれど。
とにかく、どちらも、つまらないゲームでした。

浦和は、重症ですね。
これまでに降格していった、FC東京、セレッソ、大分と同じ匂いがしました。
どのクラブも、ゲーム中に、気持ちが続かないんですよね。
昨日の浦和は、2失点目で気持ちが完全に切れてしまいました。
2点取られようが勝つしかないゲームなんですが、2点目を取れらて以降は、ボールへの寄せや前への圧力は、全く感じませんでした。

それは、堀の采配にも原因があると思います。
2失点した後で、山田から野田への、SB同士の交替は、何の意味があったんだろう!?
あれでは、反撃のスイッチは入らないでしょう。
(下にガンバの西野について書いてありますが、SBを交替させるにしても、やり方があるでしょうよ…)

そもそも、山田(な)の出場停止の代役が、高橋峻希ってのも…。
最終的には、デスポトビッチだの、マゾーラだのを出すんだったら、最初から使うのが普通でしょう。

と、ここまで書いてくると、啓太が出られなかったのが、敗因なんでしょうね。
堀になってから、CBの濱田と永田の前に、啓太が張りついていました。
どちらかがサイドに引っ張り出される、もしくは、前に出てしまった時にカバーしていたんですよね。
磐田の3点目は、ものの見事にそこをつかれましたし。

甲府の残りのゲームは、磐田、新潟、大宮と続きます。
どの対戦相手も、甲府に勝てば、残留が決まるという感じになるでしょうから、甲府にとってはやりにくい相手が続きます。

一方、浦和の残りのゲームですが、Jリーグが再開してからの仙台戦、福岡戦は、オリンピック代表選手は出場出来ません。
この状況だと、クラブ側は抵抗するでしょうが、山田(な)と濱田は出られないでしょうね。
最終節は柏ですが、今の状況なら、優勝争いの方も最終節まで決着はつかないでしょう。
浦和サポーターは、早くガンバ、名古屋に負けてもらうことを願うしかないかもしれません。

さて、本題よりも長くなってしまったかもしれませんが、ガンバ×鹿島についてです。
昨日のゲームの中で、スローインで入れたボールに対して、オフサイドの判定をされたように見えました。
スタジアム観戦でなかったので、主審のアクションが確認出来ませんでしたから、間接FKだったのかどうか定かではありませんけれど。

これと同じ誤審は、たまにあるんですが、今回は鹿島の選手は抗議もしていませんでした。
それだけ、気持ちが入っていなかったということなんでしょう…。

J'sGOALのオリヴェイラのコメントによると、「数名の選手は体調を崩してこの試合に挑んだ選手もいます」という状況だったようです。
精神的にも、肉体的にも厳しかったんでしょう。
これが、ヤマザキナビスコカップを勝ったのに、リーグ戦では上位にいないという状況の難しさなんでしょうね。
改めて、感じました。

CBに入った新井場ですが、他の選手たちが新井場のところで競らなくても済むように、早めにプレスをかけてくれていたと思います。
競ったシーンでも、PAの中でクリアしたりもしていましたし。
あそこは、本職ではないですから、開き直ってのプレーだったんでしょうが、問題なくプレーしていました。
逆に言うと、そこが問題にならないくらい、ガンバらしいプレーが出来ていなかったのかもしれませんね…。

西野のコメントを読むと、ゲーム全体の流れが分かります。
(浦和の某番記者風に)要約して妄想を加えると、こんな感じっちゅうわけです!?

復帰したガチャピンの調子が上がらず、両SBも本来のポジションではない武井と、若手の藤春を使ったことで、前半は、前に出ていくことが出来なかった。
後半に入って、加地を入れて、武井をMFに戻し、動きの悪いガチャピンのフォローに回す。
ハーフタイムに、藤春に渇を入れて、怖がらずに前に出て行くように伝えた。

私は、昨日のゲームで、後半開始から加地を使って来たのを見て、やられたと思いました。
西野は、最初から後半勝負だったんでしょう。
鹿島のフィジカルコンディションを考えれば、当然の作戦ですね。

前半のガンバの選手たちの意識が、引き気味だったのは、そのせいもあったと思います。
その状況でも、チャンスを作っていた前半に得点出来なかったんですから、オリヴェイラのコメントの通り「疲労があったからといって、ガンバが勝ったとは思わないし、それよりも采配が影響した試合だった」んだと思います。
悔しいですが、西野の作戦勝ちというゲームだったのかもしれません…。

ここまで来たら割り切って、リーグ戦でも、来季に向けて色々なことに挑戦出来ますね。
オリヴェイラだから、なさそうですが、思い切った選手起用も見てみたいものです。

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