アントニオのサッカー食べ放題

鹿島サポのダンナのつぶやきを浦和サポの妻がつづるブログです。

【アントニオ】全北×アルサッド(ACL決勝)

2011年11月06日 | サッカー観戦
昨日、2011年のACLの決勝が行われました。
今朝、NHK BSでも放送されたようですが、見られていない方もいらっしゃるでしょうから、あらすじを含めた感想にします。

テレビで見る限り、当たり前ですが、全北のホームでした。
アウェーのアルサッドのサポーターも、ゴール裏に少しだけですが、来ているようでした。
一発勝負の決勝ですから、開催地は、やはり、中立地、もしくは事前に決めておくべきなのでしょうが、観客動員のことを考えると難しいところですね。

数が揃えば良い訳ではなくて、その雰囲気の方が、大問題ですけれど。
2009年、2010年と、国立で行いましたが、それなりに数は入りましたが、盛り上がるに欠けたことは事実ですし。
今年は、アルサッドにとっては、かわいそうでしたが、盛り上がったことには違いありません。

ゲームの内容も、こういったトーナメントの一発勝負の決勝にありがちな、ガチガチに引いた消極的な展開にはならず、お互いに気持ちのこもったゲームでした。
ホームの全北が押す展開で始まって、エニーニョの直接FKで先制しました。

このまま一方的な展開になってしまいそうだったのですが、全北のオウンゴールで同点になってしまいました。
そして、その後、アルサッドのコートジボアール代表ケイタの豪快なボレーシュートが決まりました。

そこから、全北が攻め込んでいたのですが、なかなかゴールが決まらず、5分のアディショナルタイムに入りました。
ここで、なんとか、全北が同点ゴールを押し込みました。
ホントに、気持ちが入ってましたね。

延長に入ってからは、追い付いたホームの全北が猛攻をしかけて、押し込み続けましたが、ゴールマウスの前で、アルサッドが何とかボールをかき出すシーンが続きます。
こちらも、気持ちが入ってました。
結局、アルサッドのGKモハメド・サクルが当たっていたのもあって、PK戦に入りました。

PK戦でも、サクルは、しっかりと2本止めました。
アルサッドの3人目として、イ・ジョンスも蹴りましたが、バーに当てて外しました…。

イ・ジョンスの積極的な守備は、相変わらず健在でした。
ホントに、気持ちの強い選手ですよね。
うっかりしたプレーをしてしまっても、萎縮しませんし。

ところで、昨日のテレ朝チャンネルの解説は、松木でした。
日本代表のゲームではない時には、まともな解説をすると思っていたのですが、昨日は、ただのおじさんでした。
あれはあれで、純粋にゲームを楽しんでいたのでしょう。

サッカーでご飯を食べているのに、あれだけ、純粋に楽しめるなんて、すごい才能だと思います。
今年の鹿島は、ACL、リーグ戦、ヤマザキナビスコカップと、調子が上がらなかったり、延長が続いたりして、なんだか、純粋に楽しめていなかったことに、改めて気付きました。
せっかくのサッカーですから、楽しく見ることも大切ですよね。

PK戦の時の解説(?)も面白かったです。
アルサッドのGKサクルは、キッカーの利き足によって、飛ぶ方向を決めてるんじゃないかと言っていました。
でも、見事に、その逆にサクルが飛んで、その時に止めたんですよ…。
PK戦の時でさえ、そこまで楽しめるなんて、すごいです。

これで、イ・ジョンスは、クラブワールドカップで来日することになりましたね。
鹿島が出てくれていれば、対戦する可能性もあったのですけれど…。
すごいボレーシュートを決めたケイタもいますし、思い返してみると、アルサッドはいわゆる中東のクラブのイメージではなかったかも。
あれだけ、外国籍選手が入っていますから、サッカーも変わって来ているんでしょうね。
そして、昨日の決勝を見て感じたのは、今のJリーグのクラブでは、どこが出ていても勝負にならなかったかもしれません。
アジアのサッカーは、厳しいですね。

代表戦に関しては、今、日本代表は、アジアではある程度、優位に立ってゲームをしています。
でも、昔は、ギリギリの勝負でしたよね。
あの頃と、同じような差を感じました。

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