【アントニオ】川崎×鹿島

このゲームについては、昨日の記事以外に、あまり書くこともなさそうなので、細かい部分は書きません。
まず、J'sGOALのオリヴェイラのコメントを抜粋して、編集してみます。

「戦うとか機動性とかシステムとか戦術的なもの以前に、集中して気持ちを入れて試合に入らなければならない。それがぼくがハーフタイムに指摘した改善点である」

テレビで見ていても、そう思ったんですが、オリヴェイラもそう思ったんですね。
この通りだとすると、ホントにもったいない前半でした。
これは、シドニー戦も同じだったんですよね。

ただ、相手がシドニーだったから、1失点で済んでいたので、逆転できました。
でも、昨日は、相手が川崎ですからね。
そうはいきませんでした…。

2ゲーム、連続で同じことになるなんて。
とは言え、個人的には全く同じ印象だったというわけではありません。
昨日の前半は、川崎相手に手も足も出ませんでした。
シドニー戦の前半は、鹿島がチンタラやっているだけのような印象でした。

きっと、これら2ゲームの出来は同じで、相手との力関係の違いで、印象が変わったんでしょうね。
シドニー戦はスタジアムにいましたし、川崎戦はテレビだったので、単純な比較はできませんけれど…。

それにしても、45分間、全く流れが変わらないゲームっていうのも、ホントに珍しいですよね。

3月に大震災があってから、ちょうど2ヶ月が経ちました。
リーグ戦も再開しましたし、少しずつ通常のリズムが戻って来ました。
少しホッとし始めたのと同時に、身体的な疲れではなくて、精神的な疲れが出始めたんじゃないでしょうか。
我々だって、なんとなく、ボーっとしてしまってる瞬間がありませんか！？

そんなことを言っていても、シーズンの真っ只中で、選手たちは連戦が続きます。
出来れば、6月のキリンカップには、鹿島の選手は呼ばないでもらいたいです。
2週間あれば、少しリフレッシュできると思います。

SMILE AGAINも、現役の選手たちには、仕事らしい仕事はさせずに、ゆっくり休むかイベントを楽しんでもらいたいですね。
ゲームには参加しないでしょうが、それ以外のファンサービスもなしで良いと思います。
それで、リフレッシュできるのなら、参加してもらっても良いんですけど…。

このタイミングで、次が浦和戦なのは、不幸中の幸いかもしれませんね。
ここで、勢いのあるクラブと当たってしまうと、また、あっさりとやられてしまうかもしれません。

中間に1週間ありますから、立て直すことができますし、今の浦和は、注意しなければならない選手がはっきりとしています。
おそらく、原口に好きにさせなければ、攻撃のリズムは作られません。
調子が出ていなくても、マルシオ・リシャルデスには、個人能力がありますので、注意が必要です。
まあ、お互い、次のゲームは、先発メンバーにテコ入れを行う可能性もありますけどね。

そして、川崎が相手だと、なんとなく雰囲気にのまれてしまうんですが、浦和が相手なら、鹿島の選手たちがやる気になると思います。
精神的なネジを巻きなおすには、うってつけの相手だと思います。

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