アントニオのサッカー食べ放題

鹿島サポのダンナのつぶやきを浦和サポの妻がつづるブログです。

【アントニオ】柏×浦和

2011年05月07日 | サッカー観戦
鹿島のゲームと時間がかさなっていなかったので、スカパーですが、久しぶりに浦和のゲームを見ました。
柏の完勝、浦和の完敗でしょう。
山岸の好セーブがなければ、浦和はもっと失点していたと思います。
悪かったところを探すと、2失点目のジョルジ・ワグネルのミドルシュートはさわってもらいたかったと思いますけれど。

まず、浦和と柏を比較すると、戦力の差がはっきりしています。
柏の控えには、安英学、兵働、ペルー帰りの澤が入ってます。
セルティック帰りの水野ですら、ベンチに入れないんですからね。
対する浦和の方は、攻撃的と思われる選手は、セルヒオ、マゾーラ、山田(な)くらいです。

一見、選手層が厚いと思われている浦和は、かわいそうですね。
鹿島と比較してみると、選手層の薄さは、はっきりとしています。
今日の控えと鹿島の控えを、比較してみます。

坪井-伊野波(中田)
野田-西
鈴木啓太-本田
山田(な)-増田
セルヒオ-遠藤
マゾーラ-カルロン

誰を比較しても、鹿島に勝っている選手はいないと思います。
この選手層では、ペトロビッチの打つ手も限られてしまいますよね。
浦和サポは、やれ、高崎を使えだの、マゾーラを使えだのと言いますが、今のところ、個人の力で勝負できる選手はいないと思います。

マゾーラは、まだまだ、海の物とも山の物ともつきませんね。
今日のゲームでも、足元にばかりボールを欲しがりすぎていたと思います。
ゴールから遠いところでボールをもらって仕掛けても、怖さは全くありません。
まあ、これはレッズの選手たち全員に言えますけれど。

今日のゲームでがんばっていたのは、永田と原口くらいでしょうか。
永田は、最後方から中盤、ときには前線まで1人で走ってました。
そして、前線で走っていたのは、原口だけでした。
原口はがんばっていたご褒美に、最後に自分の前にボールがこぼれてきて、得点できました。
でも、あんな得点、あまりうれしくなかったかもしれませんね。

シロウト考えですが、浦和は、攻撃に関して、何か決まりごとを作った方が良いように思います。
必ず、マルシオ・リシャルデスを経由するとか。
山田(おじさん)も、がんばっていましたし、そこにボールはおさまっていましたが、例えば鹿島の小笠原と比較すると、展開力がなさすぎます。

一方、柏ですが、強いです。
上に書いた通り、攻撃力があるのは、選手層からはっきりしていますが、その攻撃的な選手たちにきっちり守備をさせるネルシーニョには脱帽です。
何かやらかしてしまうと、控えにすら入れなくなる恐怖からなんでしょうか。

ネルシーニョに監督が替わった時に、あのフランサすら、走って守備をしていました。
今いるブラジル国籍の選手たちも、走ってます。
大津ですら、良く守備をしています。
かの浦和専門の有名評論家である湯浅様風に言うと、
「ネルシーニョのテーマは、攻撃的な選手たちに、いかに守備をさせるかっちゅうわけです」
って感じでしょうか。

そして、前線から守備をして奪ったら、ショートカウンターを仕掛ける戦術が徹底されています。
そのショートカウンターも、ワンタッチでパスが回りますから、あっという間にゴール前までボールを運べます。

ホントに良く訓練されてますね。
まあ、ネルシーニョも3年目ですから、ペトロビッチと比較するまでもないかもしれませんけれど。
浦和のスピラノビッチが交替で下がりましたが、その時の不満そうな態度が、ペトロビッチへの不信感の表れでしょう。

柏は、攻守双方の切り替えが早くて、前線から守備をするので、例えボールを奪われても、守備陣系を整えることができます。
付け入るスキが、あまりありませんね
正直、今の柏とは当たりたくないので、鹿島との対戦が7月に延期されて助かりました。

最後に、今日のゲームを見た妻の一言。
「これって、良くあるJ2に落ちるチームなんじゃない!?」
当事者の浦和サポーターがそう感じても、無理はなかったと思います。
当事者ではない鹿島サポーターの私からすれば、
「柏が強かった」
の一言ですけれど。

ところで、話はかわって鹿島ネタです。
Web版には掲載されていませんが、日刊スポーツの宅配版によると、火曜のACLにはカルロン、田代が間に合わないようです。
大迫も、まだ痛みがあるとのこと。
返す返すも、興梠のイエローの場面、堪えてもらいたかったです。

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