Rain or Shine~メイおばさんの宝箱

雨が降れば虹が出る、晴れた空には光が躍る。
雨でも晴れでも歩きましょう!
世界のどこかから、あなたへ贈るメッセージ

クボタガーデン~東と西の出会い

2015-01-21 03:32:11 | シアトル

シアトルのダウンタウンからライトレールに乗って約15分
「Rainier Beach(レイニアビーチ)」という玩具の国のような小さな駅で降りたら
大きな道路を突っ切って進み
草原の間の「Chief Sealth Trail」という小道をどんどん上りましょう。
舗装はされていませんから、靴に泥がたくさんつきますが(笑)。

静まり返る古い木の家々の間もずんずん歩きましょう。
「Kubota Garden」の標識通りに進めば迷うことはありません。
気づけば、「窪田 KUBOTA GARDEN」と刻まれた石碑の前に立っています。


そのすぐ横に立つのが、ガーデンへと入る美しい門です。
入場券売り場やら、案内所やらはありません。
すーっと入って、時計回りに一回りして
好きなところでゆっくりとして
また出口からすーっと出ればいいのです。

見張り人も案内人もおらず
入り口以外には説明文すらない静かな静かなガーデンを
自分流にすーっと歩けばよいのです。
私たちが行った昨日は、一組の男女と出会っただけでした。

このガーデン、学んだことをざっとお話しすれば

1879年に高知県に生まれ
1907年、28歳でアメリカに移民したクボタ・フジタロウさんが
1923年、造園会社を設立し
1927年、5エーカー(約2万平米)の沼地を購入し
1930年代に「日本庭園」を完成させました。

1962年には山が盛られ
1970年代には橋が架けられ
1972年、日本政府から日本庭園の造園と紹介に対してクボタ氏に勳五等瑞宝章が与えられました。

けれども、その間には第二次世界大戦がありました。
クボタ氏は収容所に抑留され、4年もの間、庭園は荒れ放題だったといいます。
クボタ氏が亡くなったのは94歳、1973年のことでした。
お亡くなりになるまでずっと庭園の手入れを続けられたということです。

5エーカーから始まって、最後には20エーカー(約8.1万平米)にまで広がった「クボタガーデン」は、今ではシアトル市公園局とクボタガーデン財団によって運営されています。自由に入れるぐらいですから、入場料はありません。

ガーデンを歩いていると、どこにいても水のせせらぎが聞こえてきます。
静謐の中の水音は心を落ち着かせ
冬の抑えた色彩の中で
一歩ごとに心が無になって
自分が、木々や葉や花や水の一部になっていくように感じます。

「East-meets-West aesthetic」(東と西が出会う美学)とも呼ばれるこのガーデンは、
今、造園、種苗、運営、寄付金集め、事務、会計、コンピューターグラフィック、広報、木工、ツアーガイドの分野でボランティアを求めています。つまり100年以上も前に太平洋を越えたひとりの日本人が成した業績を、幾世代にもわたって伝え、残し、守って行こうと思う人たちがここシアトルにいるということなのです。

Kubota Garden
9817 55th Ave. S.
年中無休(ただし夜間以外)、入園無料



読んでくださってありがとうございました。
どうぞ良い一日をお過ごしくださいね。

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ウォーキングシアトル復活!~レイニアビーチとクボタガーデン

2015-01-20 11:40:19 | シアトル
ハワイのことはまた折々に譲るとして
今日は久しぶりに復活した「ウォーキングシアトル」のことを少しばかり。

一頃
より具体的に言えば、シアトルに家具付きコンドミニアムを借りて
お試し暮らしをしていた一昨年の秋のこと。

夫がこんな本を見つけて来て
私たち、けっこう夢中になって歩いていたんですが


あっちへ行ったりこっちへ来たりの移動の間に
なんとなく熱が冷めてしまいました。
よくありますよね、こんなこと(笑)。

それがまた突然盛り上がってきたのです。
昨晩、おっとさん(夫さん)が言いました。

「メイ、明日は天気が良くなりそうだよ。
またアレを始めよう。」

その「アレ」が、この「Walking Seattle」(シアトルを歩く)に
紹介されている35のコースを制覇することだったのです。
しかも今日、1月の第三月曜日は「キング牧師の誕生日」。
つまり夫の仕事はお休み。

そして
さんざん迷った末に選んだコースが
エントリーナンバー30番の
『Rainier Beach and Kubota Garden』(レイニアビーチとクボタガーデン)でした。


この本、かなりの優れものです。
私たち、公けには7コースを終了しましたが
実は夫の留守中に、メイだけで密かに3コースを終えています。

方向音痴でも地図の→通りに歩いていけばまず何とかなります。
各場所の説明も実に簡潔に、しかも的をおさえて書かれています。
だらだら長いのは、いくらいいことが書かれていても
あまり読む気になれませんが
(特に歩きながら読む時には)
これは要所要所について箇条書きでまとめられています。

お値段は17ドル95セント。
この本の著者によれば、シアトルはこんな町だそうです。

「シアトルは歩くのには最高の町だ。全てを兼ね備えている。美しい緑も山も海も湖も、広い通りも狭い路地も、こじんまりした家も大層な邸宅も、古い建物も新しい建物も。」

こんなことを聞いたら、どうしたって歩きたくなりますよねえ(笑)。

ということで早い話が
二人でスニーカーを履いて久しぶりに歩いたのですよ。

同じシアトルでも、あまりに雰囲気の違う
一言で言えばさびれた区画でしたが
突然「ポリネシアよろず屋」が出てきたり
人っ子ひとりいないトレイルをひたすら歩いたりと
なかなかシュールで面白いコースでした。

特に、「クボタガーデン」は必見です。
美しいばかりでなく
その背後に隠れた歴史と物語に心を揺さぶられます。
なぜここが「地球の歩き方」でまったく触れられてないんですかねえ。

もう少し調べてから
きちんと皆様にご紹介いたしますからね。

さてさて、ライトレールという路面電車のようなもので『Rainier Beach』駅まで行って


歩いて歩いて


帰りはバスでダウンタウンまで戻って
最後の締めはやっぱりこれでしょう(笑)。


11時出発
15時40分帰宅
12,339歩の「ウォーキングシアトル」でございました。



読んでくださってありがとうございました。
どうぞ良い一日をお過ごしくださいね。

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ホノルルからシアトルへ

2015-01-19 05:36:43 | ハワイ


8時10分 一番先に成田へと発つ家族を見送って
10時10分 残る家族に見送られ
14時    ホノルル空港を飛び立って
21時30分 シアトル空港に降り立って
22時    「ただいまあ」と家に戻りつきました。

ホノルルとシアトルの間には2時間の時差があります。
ですから14時に飛び立って
21時30分に降り立つということは
実質5時間半のフライトタイムです。
予定では6時間のはずなのですが(笑)。

今回だってホノルル出発が30分遅れたにもかかわらず
こんな機長のアナウンス付きで、ちゃんと定刻に着きました。
いったいどんなからくりなのでしょう(笑)。

「皆様、当機はホノルルへの到着が遅れたために、30分ほど遅れて出発致します。ご迷惑をおかけいたしますが、シアトルには予定時間に到着できる見通しですのでどうぞご安心ください。」

つまり、ブンブン飛ばせば早く着くということですか?(笑)

とにかく、シアトルからホノルルへは行くも帰るも
日本からの往復に比べたらチョーが付くほど簡単です。
何しろ国内線ですからパスポートも要りません。
たった2時間の時差などほとんどないも同じです。

あずけた荷物も
驚くほどの早さでターンテーブルに乗せられて
ぐるぐるまわりながら
引き取り手がやってくるのを待っています。

国内線の場合、スーツケースを預けるには1個につき25ドルもかかりますし
機内のサービスについては、、、(絶句)
などなどムムムの点も多々ありますが。
このあたりのことについてはまた改めてご報告いたします。

ともあれ
昨夜は夜の9時半に到着したにもかかわらず
荷物を引き取って
タクシーに乗り
10時前にはもう帰宅していましたよ。

空港からのタクシー代は
シアトルのダウンタウンの我が家まで43ドル。
チップを入れて50ドル渡しました。

節約をしたければ
2009年に開通したライトレイルという電車(新型路面電車)があります。
空港からダウンタウンの終点まで約36分。
ほぼ10分おきぐらいに運行していますし
料金はたったの2.75ドルです。

かくして再びシアトルライフが始まりました。
明日の月曜日は「キング牧師誕生日」の祝日です。
雨が止んでやっと空が晴れてきました。

ハワイで作ったレイをテーブルの上と暖炉の上に飾って
夫の書斎にこんなカードをそっと配達しました。
「ハワイアンティータイムへの招待」です。


これからココナッツとパイナップルのパンケーキを焼いて
リリコイ(パッションフルーツ)のお茶をいれます。
仕事を休めない夫を残して
自分ばかり遊んできたことが
やっぱりちょっと後ろめたいものですから(笑)。


読んでくださってありがとうございました。
どうぞ良い一日をお過ごしくださいね。

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タイムシェア型コンドミニアム@ハワイ

2015-01-17 09:42:49 | ハワイ


ここ、オアフ島コーリナのコンドミニアムは
それぞれにバスタブとシャワーとトイレが付いた
十分に大きなベッドルームが3つあります。

どの部屋の窓の向こうにも
椰子の木と、砂浜と、海が広がっています。

収納場所にも不自由しませんし
各部屋にテレビもありますから退屈もしません。

もっとも私は、まだ一度もテレビをつけたこともなく
暇があればぼんやりと
バルコニーで波音を聞きながら風を感じ
本を読んだり、書き物をしたりしています。

あるいは
もうちょっとで歩き始めそうなベビーちゃんや
腕白坊主と遊んでいます。

リビングルームも広く
8人が囲んで食事のできるテーブルもありますし
3人が同時に作業ができるキッチンには
大きな冷蔵庫、食洗機、洗濯機、乾燥機があります。

お皿や調理器具を始め
キッチンにもまあまあの設備が整っていますから
すぐにでも「生活」が始められます。

私たちも、時折車で食糧の買い出しに行って
ほとんど毎日、朝昼晩と料理を作っては
みんなで賑やかにテーブルを囲んでいます。

1週間に一度、タオルやリネンの取り換えを含むお掃除が入ります。
つまり、1週間に一度の少しの時間以外は
完全にプライバシーが保たれた「生活」ができるわけです。

けれども、もし何か困ったことがあったり
必要なものでもあれば
電話一本ですぐに解決してもらえます。

毎日、早朝から夜までいくつものアクティビティーも用意されています。
今日、16日の金曜日にも
朝8時の「朝日ヨガ」、9時の「ビーチブートキャンプ」と「お散歩」に始まり
ストレッチや、アクアアエロビクス、蘭の花を使ったレイ作り、ウクレレレッスン、ハワイ語レッスン、ゴルフクリニック、アクセサリー作り、ファイアーダンス、、、、、、
などと19種類ものアクティビティーが続き
最後は夜8時からのNASAスタッフによる天体観測です。

ほとんどは無料ですが
ゴルフクリニックは30ドル、天体観測は29ドルかかります。

今日はありませんが
瞑想やラインダンス、フラダンス、太極拳、ビンゴ、ハワイの果物のお味見、ミニ四駆、シュノーケリング、鯉の餌付けなどなど、長滞在の人たちのために毎日異なる様々な催しが企画されています。

一週間に一度は、芝生の広場の上に白いテーブルが並び、
歌や踊りとハワイ料理の「ルアウ」(宴会)があります。

美しく整備された庭園の間には
いくつもの趣の異なるプールがあります。
子どもたちの歓声が轟くスライダーつきのものもありますし
逆に子供は入れない大人だけの静かなプールもあります。
白砂に囲まれた海のようなプールもあります。

これが、ホテルでもなく、かと言って住処でもない
タイムシェアのコンドミニアムです。
いわば、ここにいるのは
時間を分け合って共同所有するオーナーたちです。

ここを利用し始めてもう数年たちますが
これはなかなか良いシステムではないかと思います。

アメリカというのは家を所有すれば
高い税金を毎年払わねばなりません。
もしそれがある程度のコンドミニアムならば
日本では考えられないぐらいの高額管理費も
毎月払い続けなければなりません。

たしかにそれだけのサービスは提供してもらえますが
たとえば3か月留守にしていたとしても
提供を受けることもないサービスに対して
毎月お金を払います。

けれども、タイムシェアの場合には
最初に購入してしまえば
一年に一度維持費を払うだけ。
しかもその金額は私たちがシアトルやワシントンの家に払う管理費の
月額にも当たりません。

今のアメリカ、今のハワイで
これだけの広さと設備とサービスを備えたホテルに
こんなに長く滞在するとしたら
かなりの出費を覚悟しなければならないでしょう。

このタイムシェアコンドミニアムのオーナーである
娘夫婦が言いました。

「家族全員が一つ屋根の下で一緒に暮らせる場所を持ちたかったからね。」

ジジババたちにとってはとりわけ嬉しい言葉でした。


読んでくださってありがとうございました。
どうぞ良い一日をお過ごしくださいね。

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誰もがマイノリティーの心地よさ@ハワイ

2015-01-16 04:10:49 | ハワイ


今回のハワイは
ベビーが新入りで加わったものですから
これまでのようにあちこちへと遠出ができません。

けれどもまあ
先回の家族ハワイの時に
ウミガメにもイルカにも会いましたし
ノースショアからサウスショアまでけっこうぐるぐるまわりましたから
こんな風にのんびりと、「旅」ではなく「生活」をするのもまた嬉しいことです。

以前にも触れたことなのですけれど
もう一度書いておきたいことがいくつかあります。
そのひとつが「マイノリティー文化」についてです。

アメリカの大統領と言えば
1789年の初代大統領ワシントンに始まって
現在のオバマさんは44代目。

彼のご両親は
ハワイ大学のロシア語クラスで知り会いました。
その後、紆余屈折の後で
母に連れられインドネシアへ渡った6歳の彼は
10歳でひとりハワイへ戻って
18歳までの思春期を祖父母と共に暮らします。

彼が通っていたプナホウスクールの理事長は
ハワイをこんな言葉で表しています。

「ここには、マジョリティー(多数派)はいない。
誰もがマイノリティー(少数派)なのです。」

マジョリティー文化では、同じ価値観と世界観があり
その中にさえ居れば安心で、居心地も良いことでしょう。
その半面、そこに属さないマイノリティーを
無意識のうちに排斥してしまうことがあるかもしれません。

けれども、マイノリティー文化では、摩擦もあるでしょうが
一人一人が違っていて当たり前という居心地の良さがあります。
ですから異なるものを排斥する必要もありません。

オバマさんは言います。

「互いに尊重しあう風土のなかで、多様な文化を経験する。
そんなハワイでの経験が、私の世界観の一部となり、
そして、なにものにも代えがたい価値観となっている。」と。

「誰もがマイノリティー」と言うプナホウスクールの理事長の言葉。
そして、「尊重しあう風土の中での多様な文化経験」と言うオバマさんの言葉。

どちらも心に留めておきたい言葉です。


読んでくださってありがとうございました。
どうぞ良い一日をお過ごしくださいね。

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期間限定たいせつな日々

2015-01-14 04:10:20 | ハワイ

鳥のさえずりとか
木々の葉を揺らす風の音とか
雨上がりの滴とか
愛する人の規則的な寝息とか
赤ん坊の笑い声とか

たくさんの好きな音があるけれど
今聞こえているこの音も好き
とても好き
だからまだ暗いうちから窓を開けて聞いている
波の音

日本風に家の中では靴を脱いでいたいから
玄関口には人数、いえそれ以上の靴が並び
大きな靴も小さな靴も中ぐらいな靴も


波の音にも
靴の大きさにも、その数にも
ひたひたと癒されて
期間限定で過ぎていくたいせつな日々


ご訪問をありがとうございました。
今日もどうぞ良い一日でありますように!

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「幸せ」の同義語

2015-01-13 02:10:37 | ライフスタイル


ひとりの時もあって


二人になって


三人になり


四人になり、五人になり、六人になり、七人になり、八人になり、、、、、
日本に残らねばならなかった者も
アメリカに残らねばならなかった者もいて
これが「全員集合」ではないけれど
いない人たちだっていつも一緒にいるような
あるいは一緒にいたらいいのになあと思うような
それが家族。


引き算もあれば足し算もあって
今、たまたまここにいて
ひとつ屋根の下で眠り、起きて
一緒に食べる。

守りたい人たちがたくさんいるということは
心配ごともたくさんあるということだけれど
それでも誰かを守りたい。


もちろん
ひとりも、二人も、三人も、四人も、、、、、、
どれだってみんな「幸せ」の同義語であるはず。

人と比べず、傷つけず、ねたまず、おとしめず、、、、、
何人になったって
そんな風に暮らしていきたいと思う。

たぶんそう思えることもまた
今「幸せ」であることの同義語ではないかと思う。


ご訪問をありがとうございました。
今日もどうぞ良い一日でありますように!

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B&Bの朝ごはん

2015-01-12 01:20:14 | 旅の知恵
おはようございます。
昨日の「1月11日11時11分」予約投稿作戦
うまくいったようでございます(笑)。

昨日早朝の飛行機でシアトルを発って
今いるのはこんなところです。

飛行機の窓から陸が、いえ島が見えてきました。


荷をほどいて「生活」を始めたのは
馴染んだ場所の慣れ親しんだ所。
窓の外に広がるのはいつもの光景。


日本の家族たちもやってきて
三世代でぎやかに過ごした夕餉の後の
最初の朝を迎えています。

みんなが起きてくる前に
ちょっとこれだけ書いちゃいましょう。
予約投稿じゃなくね(笑)。

6時51分、うっすらと椰子のシルエットが見えてきましたが
まだまだ薄暗がりの黎明の中
聞こえてくるのは寄せては返す波音ばかり。
ハワイ生活の始まりです。

2回続いた「B&B」話ですが
「Bed」については昨日ご紹介しましたので
お開きの今日は「Breakfast」についてです。

百聞は一見にしかず。
最初の朝と次の日の朝の朝食をご紹介します。

だいたいがこんなもの。
ごく普通の朝食ですが、宿主夫妻のこだわりも見られます。
作り方を聞いたり材料を聞いたりすれば
本当に嬉しそうに説明してくれます。

奥様のトビーが作り
旦那様のアンディーが食卓に運びます。


たとえば一日目。
オレンジジュースとコーヒー


メロンとブドウとマンゴーのフルーツプレート


イチゴのワッフル


たとえば二日目
バナーであぶったウォームグレープフルーツ


ベーコンと野菜オムレツとトースト


イチゴのホイップクリームのせ


そしてこれが
トビーとアンディー


このB&B [Bayberry Inn」は
パンフレットによると

Voted by inngoers in Arrigton's B&B Journal's 2003 Book of lists a one of the top 15 B&B/Inns for "MOST PERFECT STAY".

2003年にとある雑誌で「最も満足する滞在」B&Bトップ15にランクインしたとか、、、、
でもねえ、今はもう2015年ですからねえ(笑)。


読んでくださってありがとうございました。
良い一日をお過ごしください!
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B&Bその2~良いところは?

2015-01-11 01:11:11 | 旅の知恵

「男もすなる日記というものを女もしてみんとてするなり」
 (紀貫之 「土佐日記」)
    ↓
「ちまたにすなる予約投稿というものをメイもしてみんとてするなり」
 (メイ 「メイの宝箱」)

というわけで
これを書いているのはシアトル時間の金曜夜11時。
けれどもこれを土曜日の分にするために(ネタバレ!)
予約投稿なるものを試してみます。
どうせなら1ならびの「1月11日11時11分」。
うまくいかしら。

だって「B&B」の話を続けなければならないではないですか。
と、変なところで至って律儀なメイです(笑)。

うまくいけばこれがアップされる頃は
メイはまたしても空の上
早朝8時発のデルタ便で西へ向かっています。
と言っても日本ではありません。

「B&B」の悪いところは
前回にたっぷり書かせていただきましたので
今日は「B&B」の良いところを大急ぎで。

*現地の家庭にホームステイをしているような感じを味わえる。
*宿主から現地の情報を主観的も客観的にも取得できる。
*宿主と馬が合えばその後の付き合いにもつながる。
*部屋ごとに違う気分が味わえる。
*宿主が朝食に腕をふるってくれる。
*同宿の他の旅行客と一緒に朝食のテーブルを囲める。

なんてところかしら。
ただし、最後の「一緒に朝食のテーブルを囲める」は
良いところであり、悪いところでもあります。

メイがカナダのビクトリアのB&Bに長滞在していた時のことです。
おおかたの人たちは1泊から長くても3泊。
ということはしょっちゅう朝食メンバーが入れ替わるわけです。
そのあげくほとんど毎日、同じことを聞かれて同じことを答えます。

「こちらにはいつから?」
「こちらにはいつまで?」
「どちらからいらっしゃいましたか?」
「観光ですか?」
「この先はどちらへ?」
「日本の○○はXXですよね。」
云々、云々、、、、。

ま、これもまた
英語の訓練、コミュニケーションスキルの鍛錬とでも思えば
もちろん「良いところ」なのですが、、、、、

写真はケープメイのB&B「Barberry Inn」の
ピンクの部屋とブルーの部屋です。
インテリアが全く異なります。

1階と2階に合わせて5室あるのですが
オフシーズンとあって
私たちのほかには誰もいませんでしたので
ちょっと贅沢をして2部屋借りちゃいました。

(大丈夫かな?予約投稿のボタン押しちゃって、、、、)


ご訪問をありがとうございました。
今日もどうぞ良い一日でありますように!

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B&Bその1~悪いところは?

2015-01-10 01:12:40 | 旅の知恵

私たちがクリスマスの前に
ニュージャージー州、大西洋に面した半島の先端
ケープメイで滞在していたのは
ビクトリア様式の古い家々が立ち並ぶ中でも
最も古い歴史的建物のひとつでした。

「B&B」とはごぞんじのように
「Bed & Breakfast」のことです。
「朝ご飯つきの宿屋」とでも言ったらいいでしょうか。

カナダやイギリスやニュージーランド
そしてアメリカの他の町でも「B&B」に泊まりましたが
だいたいはちょっと広い普通のお宅を
お客を迎え入れるために改装し
家主夫妻が運営しているもの。

画一的なホテルと違って
隅々にまで宿主の趣味とこだわりが施されています。
だいたいは、各部屋が大きさも色合いもデザインも違います。
そりゃそうですよね、もともとは普通の家だったんですから。

秘密の花園のような大きなお庭のある家もありましたし
やたら格調高くて立ち居振る舞いに緊張を強いられたり
逆に、友達の家に泊めてもらっているような感じのところもありました。

ホテル派かB&B派かは
たぶんきっぱりと分かれると思います。
はっきり言って、ホテルの方がずっと気楽です。
けれどもB&BにはB&Bにしかない良さもあります。

良いことと悪いことが両方あれば
「先に悪いことをかたづけちゃいなさい。」という母の教えを守って(笑)
「B&Bの悪いところ」から始めます。

次回はもちろん「B&Bの良いところ」
そして私たちが滞在していた「B&B」の
オーナー夫婦が作ってくれた朝ごはんのことをお伝えできたらと思います。

ちなみに、ケープメイで私たちがいたのは
AndyとToby夫妻の「Bayberry Inn」でした。

さて、それでは開幕、小さなことまで全部含めてアトランダムに
今回感じた「B&Bの悪いところ」(笑)!

*風呂桶がなくシャワーだけ
*目覚まし時計が部屋にない
*電話が部屋にない
*インターネットが不安定
*ちょっと寒い
*朝ごはんの時間が9時と決められている
*朝ごはんにはダイニングルームに下りて行き、お行儀よく食べなければならない
*冷蔵庫が部屋にない
*フロントもレセプションもない
*用がある時は家主の部屋をノックしなければならない
*装飾的な美しい家具ばかりで実用的でない
*外から帰って来たら玄関で秘密の連続番号を押さねばならない。
 つまり鍵がない。夜は数字が見えなくてけっこうたいへん
*いつ帰ってきても誰もいない
*エレベーターがないのでスーツケースをえんやこらと自力で持って木の階段を上がらなければならない。

とりあえずは以上でございます。


ご訪問をありがとうございました。
今日もどうぞ良い一日でありますように!

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