突然の大雨。
外気のほこりっぽさが部屋の中まで流れてゆっくりと押し寄せる。
激しくなるにつれて、雨の自然と自分が今いる空間が一体になってくる。
雨は、熱くなったアタマをほっとさせる清涼剤だ。今年になって雨の時間がどんどん好きになる。

今朝、夏期講習へ行こうとするなっちゃんをなじった。
「夏までにやろう、と決めていて出来ていないこと。いっぱいあるでしょう。洗い出して、あと残された時間に仕上げたほうがいいよ。センター試験対策、いっぱい科目数があって出来ていないことばかりで、もう手におえないとぐちゃぐちゃになっていない?もしそうなら早めにいって私立専願に代えたほうがいいからね。それとも英語とか数学は予定どおりこなせたのかしらね」
「家にいるとテンションさがるなぁ。私はキット自分で決められないから冬までこのままでいくと思うけど」
そう言葉をにごして、
行ってきます、ともいわないで彼女は下をむいたまま玄関を出ていった。
あと味悪い~。
夏にやろうと決めた宿題のうち、出来ていないとこだらけなのはほんとうは自分のほうだ。
考えたことをすぐに行動へ結びつけるコツって、いうか。習慣ってどうすればいいのだろうか。
子宮をなくしてまで私がやりたかったこと、着実に一歩一歩実現していっているのだろうか。
9月まで一週間。
いい夏だった、と自分をねぎらえる夏にしたい?
雨があがったら、さっそくセミが、激しく、活気いっぱいに鳴いてくれてほっとする。まだ季節は夏。という安心感。

しかし、夕食の準備をするころには、秋の虫がすでに鳴き始めているのを、もちろん、気づいていないわけはないのだ。
そうだ。
昨日、人物取材の打ち合わせで幸福の六段論法というものをおそわった。
夢、志あるものに目的あり
目的あるものに目標あり
目標あるところに計画あり
計画あるところに実行あり
実行あるところに成果あり
成果あるところに幸福あり!
感謝は相手の感激をよび、さらに多くの感謝へとつながるエネルギーだそうだ。
人にほんとうの意味で感謝しつつ、一歩一歩だね。
ヾ(@⌒ー⌒@)ノ
いまは雨上がりで、水蒸気が雲になっていくところがリビングから臨めます!