雲は完璧な姿だと思う。。

いつの日か、愛する誰かが「アイツはこんな事考えて生きていたのか、、」と見つけてもらえたら。そんな思いで書き記してます。

答え合わせ

2020-09-03 00:12:45 | 面白い
答え合わせ的な感じのお話なのですが。
今年の8月23日って、どーも、一部の人達にとって?
神社に顔を出した方が良かった日であったようでして。
僕さんも家の近所にある氏神様に参拝させてもらいました。
すると、その直後には、また別の神社さんからお呼びがかかり。
急遽、ねーさんと共に逗子の森戸神社さんに伺うことにもなりまして......
今回は、前回記事の続きともなるわけなのですが......





ええ。
なんというか。
この日は「地球の日」とでも申しましょうか。
これから先に待っている、この星での新たな暮らし?
価値観世界?
を進んでいけるよう地球に誠意を示さんとする日?
とでも言いましょうか。
大地と天空に感謝を捧げる日とでも言いましょうか。
そんな感じの日だったのかな、と。

ま、何度も記していますが、
僕さんは決して神道家とか、
スピリチャルな人というわけでは無いのですが。
この日、神社に参拝した人も、そうで無い人も。
お寺に参詣した人も、そうで無い人も。
あらゆる宗教の人も。
無宗教の人も。
神様とか仏様とかジーザスさんとか自然霊さんとか異星人さん?とか、
そんなコトゴトというより、
この日は地球や地球を心配する宇宙さん的に何かを区切りたかった
という日だったようでして。
地球という生命体の息吹をリセットする日......的な、
そんな感じだったでしょうか。



どーも、
地球さんというのは、
神々からは「テラ」と呼ばれているようなのですけど。



この星がなければ、
僕らの全ては存在できないでしょうし。
そんな僕らと同じく、地球という星さんも、
何かと息苦しいこともあるようなのです。
TERRAさんは生きているわけでございます。



勿論、この日の参拝は、
行けなかった、行かなかった皆さんの分まで......
という意味でもありますし。
どうか、ソコは誤解なきように、と。
皆で揃って行く必要などないのです。大抵。ええ。
人によっては?そんなお仕事?命題?
があったりもするようなのでやんす。
意味はよくわかりませんけど。
僕個人のための参拝でないことは確かなわけで。
何卒、お間違えなく、と。
僕さんにイイことなんて何もないんすの。いつも。ええ。

ちょっと、悲しい......(T 。T)ぶぇ。

そんな今回の参拝のきっかけは、8月22日の朝に、
自宅の神棚の前に「天の斑駒(アメノフチコマ)」さんがドーン!と、
たたずんでくれていたことに始まりまして。
フチコマさんが家に来ることなどナカナカ無いので、

「なんでだろうなぁ、、」

と考えていると、

「明日、神社に行きなさい、、」

と。そんな感じのニュアンスで。
区切りの日です、と。
私に乗って行きなさい、と。
ちょうど、東北に住まうトアル方も同じこと言っていたと、
親しい友人さんにも聞きましたし。
マジか!?と。
それで翌日、氏神さんに参拝したというわけなのです。
しかし、フチコマさんというのは大きなものでして。

馬!?

かと思いきや、

いえいえいえいえ......

今回はユニコーンさんです。ええ。

一角獣。

しかし、ここで特別な!?お話をいたしますると。
いわゆる「記紀神話」や、
全国の神社で唱えられている祝詞(のりと)などに出てくる、アノ、
「アメノフチコマ」さんというのは、また違っていまして。
多くの人は、

「馬だろ!?」

と思っているとは思うのですが......

神社さんなどにも「神馬」としてよくいらっしゃいますし。

自然とソレが刷り込まれているようでもあり。

しかし、しかし、

いえいえいえいえいえ......

神話をよくよく読めば、
わかる人はわかっているとは思うのですが。
古事記の原文では「あめのふちこま」は「天斑馬」
と書かれています。

天の、マダラな斑点がある馬。

古事記より少し新しい日本書紀の方では
「斑駒(ふちこま)」
その馬?駒?の皮を、
狼藉三昧をしていたスサノオさんがコッピドク剥(は)いで。
女神さんが機織をしていた小屋に投げ込んでテンヤワンヤ......
なんていう感じで書かれています。
ま、この部分の描写からも、フチコマとは

「剥いだ皮を使えるような動物だったのではないか?」

とも考えられるわけなのですが。
この時代、いや、今も。
そんな革を有益に使えるような動物さんと言えば......
もちろん、馬さんも使えはしますが......
それより多いのは......

鹿さんでしょうかね(^^)b

ええ。

そもそも、

「皮を剥いだ!」

なんて書かれているスサノオさんは武神でもあり、剣の神であって。
昔、剣を創るためのタタラ的製鉄作業で必要な「ふいご」は、
鹿の皮」で出来ていましたし。
それで鉄を作り、武器を創っていたわけで。
そんな武器を持って、
布を作って平和に暮らす民達の村に攻め入ったりもしたでしょうし。
でもって、日本列島土着の縄文の民からしたら、
鹿さんは古来より森の神の乗り物であり、
馬よりも列島の至る所に沢山いた動物さんで。
渡来人とはまた違った文化を持っていたことも明白。
記紀神話の編纂をリードした藤原氏あたりは
「太占(ふとまに)」と呼ばれる「骨占い」などもしていて。
その骨は、貴重な海亀の代わりに鹿の骨を使っていましたし。
何といっても、その藤原氏の氏神である
「タケミカヅチノカミ(武甕槌神)」は鹿に乗って、遥々、
茨城は鹿島から奈良にやって来たと伝わっている神様。
故に、春日大社の神の使いは今もって鹿さんで。
元となっている鹿島神宮の方も同様で。
神のメッセージを持ってくるのはいつも鹿さんなのだぁ......
とされてきたわけなのでやんす。
そんな藤原氏が使っていた祝詞(のりと)が、
今現在、一番多くの神社で使われている祝詞となっているわけで。
そこに登場する動物さんが鹿さんの可能性は極めて高く。
そもそも、鹿さんの容姿はお馬さんと似ていて。
駒形(こまがた)であることに違いはなく。
トドメには、背中に斑点が沢山ついているってなワケでして。

体に斑点(はんてん)のある馬。

天の斑馬(アメノフチコマ)とは鹿のことである......

ってね。

おまいら。

未来永劫、気づかずに、

藤原氏の為に祈りなはれ!?って、ね。

ええ。



あくまで「記紀神話に関しては」というお話になりますが、
実のところ、この理解が正しいのではないかと。
実際、天の神々から使わされてくる聖獣さんというのは、
本当に様々なタイプがおられますし。
勿論、天を駆ける美しいお馬さんも沢山いらっしゃいます。
それも間違い無いことですが、とにかく、全国の神社で

「一番多く唱えられている祝詞に出てくるアメノフチコマさん」

の話ということであります。はい。
縄文の、古(いにしえ)の祝詞(のりと)に関して......
それは「古神道(こしんとう)」の祝詞に関して......
ということになるのですが、古神道では、
「あめのふちこま」
というフレーズと言葉とをとても大切にしている理由も
(実際そうなのです。ええ。)ココにあるのではないか?
というわけなのです。
以前の記事に少し記していた様に、唐津の神(カラツの神)も
鹿さんの世話をしていた時期があるなんてコトを言っていましたし。

天の斑駒は馬さんではないよ、と。

古(いにしえ)の日本列島では鹿さんだよ、と。

ここ、日本だから。

モンゴルや中国や欧米じゃないから。

どんぱち時代に、

馬に乗った武人さん達がイメージを変えちゃっただけだから。

ソコ間違えないでね、と。

しっかり自立せんとな、と。

そんな大切さなわけです。(^^)



春日大社の神宝
「春日神鹿御正体(かすがしんしかみしょうたい)」
重要文化財。
こちらは絵画「春日鹿曼陀羅図(かすがしかまんだらず)」
同じく重要文化財。



鹿の背に立つ榊(さかき)の木には、
藤原氏を表す藤の花の蔓(つる)が絡まり、描かれています。
本物は宝物殿や「大神社展」などで幾度か目にしていますが、
大抵、写真撮影は禁止で展示されているので、
ネットの写真を拝借。
しかし、たとえ写真を撮ってイイ状況だとしても、
どれも、もう、迂闊に撮れるような代物ではありませぬ。
マトモで無し。ええ。すげーっす。
毎度、見るとしびれまする。



そう言えば、七支刀(しちしとう)も間近で見れた
「大神社展」は素晴らしい展覧会だったことを記憶しています。
またやってくれたらイイなぁ、と。(^^)


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14 コメント

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Unknown (のり)
2020-09-03 01:20:45
夜中に台風による玄関ピンポーンで目が覚めてイライラしてましたが、その覚めた目で春日神鹿御正体を見させて頂きました。あめのふちこまさんは鹿だったんだとビックリしながらと志賀海神社に沢山の鹿の角が奉納されてる事に繋がりました。

なんか感無量です。言葉になりません。ありがとうございました。
台風に感謝^_^
のりさんへ。 (amenouzmet)
2020-09-03 01:24:05
志賀海神社。流石!の神社さんでございます。
スゴイところっす。金印です。ヤベーっす。
Unknown (naka-yoshi)
2020-09-03 02:53:48
脳天気にフルーツかき氷🍧を食べに出掛けた日、大満足で帰ろうとしたら駐車場の隣の熊野神社が気になり手を合わせて来ました。8月23日の日曜日です。ビックリ❗
blog楽しみにしてます。春日大社の御神宝の写真も初めて見ました。ありがとうございます。(^o^)/
naka-yoshiさんへ。 (amenouzmet)
2020-09-03 02:58:27
お役目ですな_φ( ̄ー ̄ )
Unknown (カツオ)
2020-09-03 07:24:25
はじめまして。
23日京都に滞在してましたので、日向大神宮にお参りしてきました。鳥居をくぐりしばらく行きますと、ニ頭のクロアゲハのお出迎えに感激。沢山の神様を祭られてるお山で、外宮内宮はもちろんのこと、ちょっとした山登りな伊勢神宮遥拝所へも参拝。こちらのブログで読んで日向大神宮のことを知り、前日の夕食で入った焼き鳥屋のご主人が日向大神宮を推めて下さったのがきっかけです。
ありがとうございました。
カツオさんへ。 (amenouzmet )
2020-09-03 07:37:38
なんと!良い参拝でしたねー。
あの山道はハードだったと思いますが、
お役目ご苦労様でしたー(^ν^)
Unknown (こもりく)
2020-09-03 08:18:33
amenouzmetさんへ

厳しすぎる夏が過ぎようと
しています。

いつも、本当にありがとうございます。

天斑馬、鹿さんなんですね。

春日さんや東大寺はもちろん
興福寺、飛火野
東大寺の西に住む
友達の家の庭にまで、時々
鹿さんはいっぱいです。

落胤だという説もある
藤原氏の力おそるべしです。


8月は体調不良と仲良くなりながら
仕事をし
ようやく通常運転になりつつ
来てくださる方々と
喋りたおす日々です^_^
Unknown (りい)
2020-09-03 09:02:07
いつも大変なお役目、ありがとうございます。

7月に一宮の鹿島神宮に生まれて初めて行きました。
堂々とした鳥居にしびれました^^
最強の軍神タケミカヅチさま、ステキです。

藤原鎌足の出身地は鹿島なんですね。
権力に藤のように絡み続けると、よくないことも考えるんでしょうかねえ
こもりくさんへ。 (amenouzmet)
2020-09-03 10:26:03
藤原氏はそうですね。落胤だと思います。
神様にはそう聞いています。
藤原氏は鎌足までは中臣氏を名乗っていて、
その鎌足は死後に天智天皇より藤原姓を賜ったので、
藤原姓の実質的な始祖は不比等になります。

藤原不比等。
ふひと。

日本書紀の作成を裏で指揮した人物。
何故?この名前なのか?
元は史人(ふみひと、ふひと)史とも表記される役職。
書記官を表す名であり、政治権力者。史書の編纂者。
それが後世「不比等」と表されます。
「並ぶものがいない凄い人、、だから不比等」
などと、色々な所に書かれていたりしますが、、、いやいや、
全てを等しく表さないから不比等です。
人でないから、人にあらず、だから、ふひと、です。
近く記そうとしている四国の物語は、この不比等の物語でもあるのですね。
だから、ナカナカ書けない。ええ(^^)
りいさんへ。 (amenouzmet)
2020-09-03 10:29:25
鹿島神宮は本当に凄い所ですよね。
僕の氏神さんの総本宮なのです。
良い悪い、なのか、必要、不必要、なのか。
どうなんすかねー(●´ω`●)

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