介護保険は最初から改正しながら作られてゆくものらしい。
ちょうど前の改正の時からケアマネの仕事を始めた。
要支援という軽度の人は別のくくりの制度がこの時から始まった。
最初の最初はそこを総まとめする包括支援センターも出来たてのほやほやで、
A3にびっしり老眼では間違いなく読めない小さな字で書き込むケアプランは手書きだった。
あれから5年。
さすがに手書きではなくなったが、ソフトを購入するほど儲けのない仕事なので、
エクセルの手打ち表で仕事をさせられている。
この度、要支援は包括支援センターから委託8名の枠が外された。
面倒が多くて報酬が少ない要支援仕事を好む居宅ケアマネは皆無だろう。
撤廃されたので、逆にやらないと宣言する事業所が増える可能性の方が高い。
委託を拒否されやすくなって、真っ青なのは包括支援センターだろう。
実際、事務的処理は要支援者の方が要介護者より面倒くさい。
手がかかる。
人間相手、その他のことは要介護も要支援も変らないのが現状なのだ。
各サービスの単価がちょっとづつ下げられた。
結局、財政困難のしわ寄せを
商品の量をちょっとだけ減らして見てくれはあまり変化させていないアレに似ている。
各事業所は唯一の収入である介護報酬を減らされて、
只でも安い人件費はどうなるんだろう?
多少の賃金分の上乗せが唱ってはあるけれど、
根本的減収を強いて、国のやることはさっぱり分からん???
訪問看護など医療系の充実を図ろうとしている意図もみえるけれど、
絶対配置しなければ運営できないデイサービスでのナース確保にどこもあたふたしている現状で
24時間巡回の訪問看護をする人がそう簡単に集まるとは考え難い。
医療系と介護系では給与が違いすぎる。
医療でも人手不足の看護師が介護の世界にまで回ってくるはずがない。
病院も施設もいっぱいだから、家で大往生してもらおうねというお国の考えは分かる。
誰も最後まで家で過ごしたい。
とっても素敵な改正だけど、実際のとこ
まったく絵に描いた餅にしか見えない。
そして我ら口しか動いていない、体を張って介護をしないケアマネは
やがて全廃してゆこうかな?という匂いもする。
同じ介護保険を導入している韓国に我らの仕事が入っていないのだ。
無駄カネ食いは仕分けされてもしかたなかろう?
と、同業者に袋だたきにあいそうなことを私は思っている。
ついでに
絶対に正確ではない認定調査と介護認定を全廃すればもっと節約になる。
介護度による限度額の撤廃をすればいいだけのこと。
医療保険に限度は設けてないでしょ?
事務処理も簡略になるし、ややこしくて利用しにくい介護保険が
スカッとさわやか○*コーラになること請け合い。
この点については、今回もなぁ~~んも触れられておりませんわ(涙)
改正愚痴を並べればきりがない。
最大の改悪は訪問介護の時間を45分以上と曖昧な時間にしてしまったこと。
今まで60分使っていた人を45分にするんじゃいのよと国はおっしゃる。
60分が必要ならして差し上げなさい、45分のお金しかあげないけどね。
どこがそれをしてくれるの?介護事業者の情けにすがれとお国は言うとられますか?
私は5つのヘルパーステーションを利用しているけれど、
どこからもまだお返事が来ない。
今月中にどう対応するか決めて、利用者さんに不自由のない形で調整せねば
改正の4月はそこまで来ている。
60分利用はまだ良い。90分利用の人はどうする?
45分+45分にすればいい?
事は簡単でない。
ヘルパーさんに買い物をして調理してお掃除してもらって、
ゴミ出しをしてもらってやっと生活が成りたっている独居の人。
特に利用回数制限を事業所が設けざるを得ない月単位報酬の要支援者。
できないところは事業所のボランティア精神にすがるか?
介護保険でない自腹のヘルパーさんを使ってもらうか?
利用料が負担できない人はどうなるの?
はっきりした細かな指針はまだ出ておらず、
手さぐりで3月混乱を引きずって4月を迎えることになるだろう?
調整役の我らすらはっきり形がまだ見えていない4月改正。
利用して生活を立てている利用者、その家族は不安でいっぱいだろうと思う。
早く安心させてあげたい。
いや、安心なるのか?
マイナスな事をお願いするしかないケースもすでに想像できる。
猫に鈴のお役も、現場最前線の我らか?
次の5年後の改正まで間違ってもこの仕事はしないと心に誓う。
この国の介護保険には何の安心保障のもない。
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ちょうど前の改正の時からケアマネの仕事を始めた。
要支援という軽度の人は別のくくりの制度がこの時から始まった。
最初の最初はそこを総まとめする包括支援センターも出来たてのほやほやで、
A3にびっしり老眼では間違いなく読めない小さな字で書き込むケアプランは手書きだった。
あれから5年。
さすがに手書きではなくなったが、ソフトを購入するほど儲けのない仕事なので、
エクセルの手打ち表で仕事をさせられている。
この度、要支援は包括支援センターから委託8名の枠が外された。
面倒が多くて報酬が少ない要支援仕事を好む居宅ケアマネは皆無だろう。
撤廃されたので、逆にやらないと宣言する事業所が増える可能性の方が高い。
委託を拒否されやすくなって、真っ青なのは包括支援センターだろう。
実際、事務的処理は要支援者の方が要介護者より面倒くさい。
手がかかる。
人間相手、その他のことは要介護も要支援も変らないのが現状なのだ。
各サービスの単価がちょっとづつ下げられた。
結局、財政困難のしわ寄せを
商品の量をちょっとだけ減らして見てくれはあまり変化させていないアレに似ている。
各事業所は唯一の収入である介護報酬を減らされて、
只でも安い人件費はどうなるんだろう?
多少の賃金分の上乗せが唱ってはあるけれど、
根本的減収を強いて、国のやることはさっぱり分からん???
訪問看護など医療系の充実を図ろうとしている意図もみえるけれど、
絶対配置しなければ運営できないデイサービスでのナース確保にどこもあたふたしている現状で
24時間巡回の訪問看護をする人がそう簡単に集まるとは考え難い。
医療系と介護系では給与が違いすぎる。
医療でも人手不足の看護師が介護の世界にまで回ってくるはずがない。
病院も施設もいっぱいだから、家で大往生してもらおうねというお国の考えは分かる。
誰も最後まで家で過ごしたい。
とっても素敵な改正だけど、実際のとこ
まったく絵に描いた餅にしか見えない。
そして我ら口しか動いていない、体を張って介護をしないケアマネは
やがて全廃してゆこうかな?という匂いもする。
同じ介護保険を導入している韓国に我らの仕事が入っていないのだ。
無駄カネ食いは仕分けされてもしかたなかろう?
と、同業者に袋だたきにあいそうなことを私は思っている。
ついでに
絶対に正確ではない認定調査と介護認定を全廃すればもっと節約になる。
介護度による限度額の撤廃をすればいいだけのこと。
医療保険に限度は設けてないでしょ?
事務処理も簡略になるし、ややこしくて利用しにくい介護保険が
スカッとさわやか○*コーラになること請け合い。
この点については、今回もなぁ~~んも触れられておりませんわ(涙)
改正愚痴を並べればきりがない。
最大の改悪は訪問介護の時間を45分以上と曖昧な時間にしてしまったこと。
今まで60分使っていた人を45分にするんじゃいのよと国はおっしゃる。
60分が必要ならして差し上げなさい、45分のお金しかあげないけどね。
どこがそれをしてくれるの?介護事業者の情けにすがれとお国は言うとられますか?
私は5つのヘルパーステーションを利用しているけれど、
どこからもまだお返事が来ない。
今月中にどう対応するか決めて、利用者さんに不自由のない形で調整せねば
改正の4月はそこまで来ている。
60分利用はまだ良い。90分利用の人はどうする?
45分+45分にすればいい?
事は簡単でない。
ヘルパーさんに買い物をして調理してお掃除してもらって、
ゴミ出しをしてもらってやっと生活が成りたっている独居の人。
特に利用回数制限を事業所が設けざるを得ない月単位報酬の要支援者。
できないところは事業所のボランティア精神にすがるか?
介護保険でない自腹のヘルパーさんを使ってもらうか?
利用料が負担できない人はどうなるの?
はっきりした細かな指針はまだ出ておらず、
手さぐりで3月混乱を引きずって4月を迎えることになるだろう?
調整役の我らすらはっきり形がまだ見えていない4月改正。
利用して生活を立てている利用者、その家族は不安でいっぱいだろうと思う。
早く安心させてあげたい。
いや、安心なるのか?
マイナスな事をお願いするしかないケースもすでに想像できる。
猫に鈴のお役も、現場最前線の我らか?
次の5年後の改正まで間違ってもこの仕事はしないと心に誓う。
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