現在、さいたま新都心は、春雷と 土砂降りの雨。
久しぶりに電車に乗って出かけていたので、駅からギャラリーまでは小走りで
帰ってきました。何とか土砂降りになる前に着く事ができました。
電車に乗って出掛けていたのは、上野です。
新しくなった
東京都美術館へ、
春季二科展を見に行って来たのです。
上野に着き、公園出口を出ると・・・
春ですね。雄鳩が求愛のポーズで、雌の気を惹こうと頑張っていました。
首周りの羽を広げて、HeadBankingで頑張っていましたが最後は
逃げられていました。
と、ここで、一緒に来ていたカミさんが「初日は14;00からって書いてあるよ」
なんと、DMをロクに確認しないで来てしまった為、
3時間半も早く着いてしまったのです。おバカです。
仕方なく、20年位ぶりにアメ横探検&少し早めに昼飯です。
ふらっと入った中華屋さんで麻婆豆腐。
好みの味で良かったのですが、中国人の店員さんたちが
大きな声で話しています。中国語なので何を話しているのか
分かりませんが、あきらかにオーダーや仕事に関係ない話のようで
少しうるさ過ぎでした。文化の違いでしょうか?
桜の季節は終わってしまいましたが、不忍池をグルリ。
枯れ蓮の茎と葦の新芽
いつも、こんな雰囲気の所で釣りをしているので、ウズウズしてきますが
ココは、上野。釣りはできません。
ボート乗り場の近くには、一匹の鷺。
小鷺でしょうか?しっかり狙って、小魚を食べていました。
なんだかんだと、ゆったりした時間を楽しんで、いざ東京都美術館へ
4月1日に再オープンしたばかりです。綺麗ですね。
会場の中には、二科会の鹿児島支部長を務める、
西健吉さんもいらっしゃいました。
全部の作品をゆっくり見る時間は無かったのですが、
西健吉さんの絵は、人が生きていく中で、とっても大切な時間がある事を
思い出させてくれる。あたたかかったり、寂しげであったり、見る人によって
感想は違うかもしれませんが、僕の知らないはずの水平線や 会った事の
ない人々の営み、佇む女性が、とても「ホッ」とした気持ちを与えてくれました。
「相変わらずの絵で、すいませんね」と言っていた西健吉さん。
多くの作品が並ぶ中でも、一目でわかる独特な色使いと、空気感。
いつまでも描き続けてほしいと思っているのは、僕だけではないはずです。
今回の二科展を含め、2012年は、グループ展とはいえ、東京でも
いくつかの展示があります。機会があれば、ぜひ見てほしいです。
もし、西健吉さんのファンになられた方が居れば、10月25日から予定
している、
あるぴいの銀花ギャラリーでの個展にも、足をお運び下さると嬉しいです。
2012年10月25日~11月5日 西健吉 小品展
あるぴいの銀花ギャラリーHP→
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あるぴいの銀花ギャラリースタッフと西健吉さんの出会い→
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帰りの電車の中で、写した画像を見ていると
昨日の晩飯が!
麻婆豆腐です。
今日の昼にも食べたのに、帰りの電車に乗るまで忘れていました。
俺、麻婆豆腐どんだけ好きなの。
堂本正樹さんの粉引き横彫り鉢
町田裕也さんのカップ、
山本忠正さんのレンゲでした。