だいぶ遅くなってしまいましたが、8月の高知への旅のラストを紹介します。
仁城さんの工房を出発して、宿を取ってある 倉敷のアイビースクエアーに向かう途中、数日前まで あるぴいの銀花で磁器の作品展を開催していた横山ゆきえさんの工房にも寄りこみました。
出迎えてくれたのは、コタケと ウメちゃん
個展が終わったばかりなので、工房の中は落ち着いた感じでしたが 本焼き前のどんぶりを発見。
土物とは違う、磁器独特の色合い。終わったばかりなのに また横山さんの磁器に触れたくなりました。
また宜しくお願いします。
会期中も、毎日ニコニコと笑顔をいっぱい見せてくれた横山さん。でも、岡山の地で見せてくれた笑顔は、全く別物でした。
翌朝は、いい天気。
一路さいたまに向けて出発。
途中から天気が悪くなってきてしまいましたが、この旅の最後は 八ヶ岳にある田原良作さんの良工房。
前回訪れた時には更地だった場所に 素敵な展示スペースが出来ていました。
奥に見えるのが新しい展示スペース。
まずは、今までの展示スペースで、田原さんのお話を聞きながら 作品を見せてもらいました。
すぐ横には工房もあります。が、今回はあまり時間もなかったので 過去の写真でお許し下さい。
天井近くには、田原さんのノミ入れを待つ材料が、保存されていました。高い場所で保存することによって、同時に乾燥もしているそうです。
オイル仕上げ専用のお部屋もありました。
って、過去のお話はこの辺で お終いにして、新しい展示スペースの中を ご紹介します。
中には暖炉もあって 雰囲気もイイんです。なにより、田原さんの彫刻家具が所狭しと並び、思わずナデナデ。「きもちいい」
2階には、製作の説明が出来るように半分だけ ノミを入れた椅子もありました。
そして田原さんの昔のスケッチも展示してあります。
「新しい素材と出会い、また新しい挑戦が出来る」
「まだまだやりたい事、作りたいモノがいっぱいあるんだ」
現在72歳の田原さん。
こんなにも かっこいい笑顔で まっすぐな目で
すごい。
またお会いできる日と、新しく誕生する彫刻家具を 本当に楽しみにしています。
再度、高速道路に乗り、あとは無事に帰るだけ。
と思っていたら、渋滞です。渋滞を越えるのに3時間以上かかるとの表示、同じだけ時間がかかるなら「真っ赤なテールランプを3時間も見たくない」と 大月で高速を降り、松姫峠を越えて 小菅村に入り、奥多摩湖を通って帰ってきました。
暗くなる前に、大月と小菅村の境で、イイもん見れました。