ギャラリー樟楠&あるぴいの銀花ギャラリー日記

作家の紹介から展覧会の様子。 ギャラリーのあるアルピーノ村の季節のお知らせ。

千葉こずえ パンに合う器

2023年12月24日 19時04分51秒 | ギャラリー樟楠
 

  
2021年に茨城県立笠間陶芸大学校を卒業した千葉こずえさん。
卒展の時から気になっていた存在でした。
 
陶芸の世界に入る前に、10年以上、写真関係の仕事をされていました。
数々のうつわを被写体として見て来たからでしょうか、千葉さんのうつわには、独特な気配を感じます。
 
ちょっとおもしろい形や、用途に悩むサイズのうつわもありますが、食卓に並ぶ うつわ達の中で、アクセントになるアイテムを心掛けて制作されています。
○○皿とか、決めつけることなく、自由な発想でご覧いただけると嬉しいです。
 
フォルムやサイズ感だけでなく、質感や手触りにもこだわりをお持ちです。
 
展示は明日までですが、数の少なくなってしまったうつわもあります。
 
 
 

 
7寸の平皿は、収納も意識してコンパクトに重なります。
と、重なりの良さもアピールしたのに、残りは1点。
この秋に登場した深緑と茶色は、すでに完売してしまいました。
 
 
 

 
安定感も良く、フォルムの美しいマグカップ。
幅広の取手も全体のバランスを考えて考案されたのでしょう。デザイン重視ではなく、非常に持ちやすいことに驚きました。
こちらも、深緑が残り1点。
 
 
 

 
「かわいい~」と手に包む方の多かった、ふくらみカップ。
こちらも残り1点でしたが、書いている途中で、完売となってしまいました。
ん~自分もひとつ欲しかった(涙
 
 
 

 

 


千葉さんの定番、3~3.5寸の高台皿は3種。
新色の深緑と茶を加え、各種4色展開です。
パンに合う器としては、ジャムやバター皿にいかがでしょう。
 
 
 

 
「石みたい」とか「これって陶器ですか?石を削ったんですか?」と気にされる方もいたのは、くぼみ土皿。
実は、石ではなく土をイメージされています。
パッと見ると、製作途中のような印象を受けますが、何とも言えない肌触りと、しっかりとした重さが、妙に心地好い。
 
 
 

 
7寸皿と 小皿がありますが、同じように見えて、全て違う うつわに仕上がっています。
 
 
 

 
最後に紹介するのは、くぼみフタモノ。
蓋の方が大きく、おおらかな曲線で構成されています。
画像では分かりづらいかもしれませんが、蓋の上にもくぼみがあるのが特徴です。
大きな蓋は、手にも取りやすく、高さもあるので、何を入れようかと楽しく考えてしまいます。
 
本当は、早い時間に投稿しようと思って、12時前に書き始めた投稿ですが、お客様が続き、閉店後の投稿になってしまいました。
千葉さん、ごめんなさい。
 
2023年の展示も明日がラストDay。
展示も オンラインも16時までとなります。
クリスマスイブですが、見ていただけると嬉しいです。
https://alpinoginka.thebase.in/
 
千葉こずえさんのページ
https://alpinoginka.thebase.in/categories/5613624
 
 
 
ギャラリー樟楠
 
 
 

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