野村たかあき 鬼の木彫・木版画展
はじまりました。
「鬼・木・気」
野村さんは 「鬼」をテーマにした作品を
「木」を素材とした 表現方法で製作しています。
気配り、気合い、元気、陽気などの「気」を「鬼」に置き換えると
鬼配り、鬼合い、元鬼、陽鬼となり、心を持った「鬼(オ二)」が
生まれてきます。
はじまりは 木彫。
40年以上前、家のまわりにあった木っ端を
削りはじめた 15才。その時 すでに「これは一生 彫り続けるだろう」と
思ったそうです。
師匠は いない、学校で習ったわけでもない、
時に「デッサンがなってない」など言われながらも
自分の世界を 彫り続けた。
手や足は大きく、目が飛び出した 鬼たちは
他の誰も 作りだす事ができない「野村たかあきの鬼」である。
面
そして、同じく木を彫る事で つながり 広がった 版画。
子供の誕生日の贈り物として 作りだした絵本。
少し手直ししたモノが、講談社 新人絵本大賞を受賞。
大人も子供も 楽しめる絵本は とても人気で
数多く出版されています。
紙芝居もあります。
普段は 他の作家さんとのセットでしか手に入らないそうですが
今回は、単品での販売です。
今回販売はしていませんが、岡山県みやげの代表
「きびだんご」の包装紙も手掛けています。
岡山県「山方永寿堂」
今回売り切れなければ、ぼくも欲しいと思っている暦
元鬼がなにより。
野村さんらしさに あふれた 今回の展示。
元鬼、勇鬼を 皆さんに分けてくれます。
晴れ男の野村たかあき。
その笑顔も 晴天のようです。
やっぱり、作品の鬼たちは、野村さんにそっくりだと
再確認いたしました。
野村たかあき 鬼の木彫・木版画展
2011年9月8日(木)~9月19日(月)
11:00-18:00 9/13 火曜休み
作家在廊日 ・9/8~11 ・9/17~19