追記:2013.4.14
梅野浩壱(梅福)さんも参加する「但馬木彫とその周辺展」開催が決まりました。
2013年5月23日(木)~6月3日(月) 作家在廊日5/23・24
詳細は、あるぴいの銀花ギャラリーのホームページまで
2011年の夏休み
能登半島を グルッとまわって
ふたたび富山県に戻ってきました。
南砺市にある 道の駅「井波」で
但馬木彫とその周辺展に参加している
梅野浩壱(梅福)さんと合流しました。
合流後、道の駅「井波」に併設している
「井波彫刻総合会館」を見学しました。
井波彫刻では、梅野浩壱でななく、梅福として
活動している梅野さん。
会館の中にも、梅野さんの金太郎もいましたが
撮影は厳禁との事!残念です。
井波彫刻の系図も飾ってあり
どこかに梅野さんも書いてあるそうなのですが
探す時間が少なくて 見付けられませんでした。
「ちょっとドライブしませんか?」
梅野さんの誘いに乗って、山道を登りはじめました。
すぐ近くでしたが、目的地は、スキー場もある
閑乗寺公園の駐車場
奥に広がるのが 砺波平野です。
ところどころに 小さな林があるのが わかりますか?
この林は、カイニョと呼ばれる屋敷林です。
林の中に住居が建っており、雪解け時期
山からの吹き下ろしの風を避ける為に生まれた
生活の形だそうです。
ちなみに、220平方キロメートルに
約7000戸の家が建ち、隣の家とは
100メートルほど離れているそうです。
このように 民家が散らばって点在する居住形態を
「散居村」と呼ぶそうです。
砺波平野は、日本国内最大の「散居村」だそうです。
高速の砺波インターを下りて、辿り着いた井波でしたが
梅野さんの工房へ向かうことになったら
来た道を戻っていきます。
しばらく走って、インターまで5分ほどの所まで戻ってくると
「着きましたよ」って、梅野さんの工房の目の前を
通り過ぎて 走って行ったのでした。
お出迎えは、亀さん
手にノミと槌を持っているのが梅野さんらしいですね。
玄関横には、材料の木が置いてありました。
ビックリするような大きな木材は置いてありませんでしたが
木の小口部分は、木工用ボンドでコーティングして
割れない様に加工してありました。
工房内に入れていただくと
ノミの数に驚かされます。
扇風機の後ろにある木箱5段にも
同様にノミが仕舞ってあるそうです。
刃の綺麗さに見惚れてしまいます。
近づいて写していると
「気を付けてね。ちょっと触れただけで
スパッと切れるからね」と言われました。
片隅には、ノミを研ぐためのグラインダーと砥石。
木彫の作家さんや職人さんにとって
ノミは宝物ですね。
そのノミを使う、実際に作品を彫る場所に
大きな紙が置いてありました。
年末までに依頼された、井波彫刻の看板デザインだそうです。
まだ、掘りはじめたばかり。
見えづらいですが、龍の下絵が見えますかね?
こちらも伝統彫の作品
小さな窓から 何者かが のぞいています。
蓋を開けると、鬼が隠れていました。
新しい挑戦として、鹿の角を彫ってみたと
手に入れた角も見せてくれました。
もちろん但馬木彫の作品も製作されていました。
まだ粗さが残る彫りかけの作品
ほぼ彫りあげて、彩色待ちの金太郎
このままでも とても綺麗だと思います。
来年の干支の辰
うしろには、粗彫のたぬきや招き猫もありました。
そして、こ奴が かわいっかったです。
コロコロシリーズの寅の横に居た
虎のパンツをはいた この子
ゴーヤと 朝顔の 緑のカーテンがかかる
梅野さんの工房。
楽しい会話と 今まで見る事のなかった
井波の伝統彫りの仕事。
新しい出会いをした様な気がしました。
1歳しか年の変わらない梅野さん
いい年の取り方をしていきましょうね。
また会える日まで
梅野浩壱(梅福)さんも参加する「但馬木彫とその周辺展」開催が決まりました。
2013年5月23日(木)~6月3日(月) 作家在廊日5/23・24
詳細は、あるぴいの銀花ギャラリーのホームページまで
2011年の夏休み
能登半島を グルッとまわって
ふたたび富山県に戻ってきました。
南砺市にある 道の駅「井波」で
但馬木彫とその周辺展に参加している
梅野浩壱(梅福)さんと合流しました。
合流後、道の駅「井波」に併設している
「井波彫刻総合会館」を見学しました。
井波彫刻では、梅野浩壱でななく、梅福として
活動している梅野さん。
会館の中にも、梅野さんの金太郎もいましたが
撮影は厳禁との事!残念です。
井波彫刻の系図も飾ってあり
どこかに梅野さんも書いてあるそうなのですが
探す時間が少なくて 見付けられませんでした。
「ちょっとドライブしませんか?」
梅野さんの誘いに乗って、山道を登りはじめました。
すぐ近くでしたが、目的地は、スキー場もある
閑乗寺公園の駐車場
奥に広がるのが 砺波平野です。
ところどころに 小さな林があるのが わかりますか?
この林は、カイニョと呼ばれる屋敷林です。
林の中に住居が建っており、雪解け時期
山からの吹き下ろしの風を避ける為に生まれた
生活の形だそうです。
ちなみに、220平方キロメートルに
約7000戸の家が建ち、隣の家とは
100メートルほど離れているそうです。
このように 民家が散らばって点在する居住形態を
「散居村」と呼ぶそうです。
砺波平野は、日本国内最大の「散居村」だそうです。
高速の砺波インターを下りて、辿り着いた井波でしたが
梅野さんの工房へ向かうことになったら
来た道を戻っていきます。
しばらく走って、インターまで5分ほどの所まで戻ってくると
「着きましたよ」って、梅野さんの工房の目の前を
通り過ぎて 走って行ったのでした。
お出迎えは、亀さん
手にノミと槌を持っているのが梅野さんらしいですね。
玄関横には、材料の木が置いてありました。
ビックリするような大きな木材は置いてありませんでしたが
木の小口部分は、木工用ボンドでコーティングして
割れない様に加工してありました。
工房内に入れていただくと
ノミの数に驚かされます。
扇風機の後ろにある木箱5段にも
同様にノミが仕舞ってあるそうです。
刃の綺麗さに見惚れてしまいます。
近づいて写していると
「気を付けてね。ちょっと触れただけで
スパッと切れるからね」と言われました。
片隅には、ノミを研ぐためのグラインダーと砥石。
木彫の作家さんや職人さんにとって
ノミは宝物ですね。
そのノミを使う、実際に作品を彫る場所に
大きな紙が置いてありました。
年末までに依頼された、井波彫刻の看板デザインだそうです。
まだ、掘りはじめたばかり。
見えづらいですが、龍の下絵が見えますかね?
こちらも伝統彫の作品
小さな窓から 何者かが のぞいています。
蓋を開けると、鬼が隠れていました。
新しい挑戦として、鹿の角を彫ってみたと
手に入れた角も見せてくれました。
もちろん但馬木彫の作品も製作されていました。
まだ粗さが残る彫りかけの作品
ほぼ彫りあげて、彩色待ちの金太郎
このままでも とても綺麗だと思います。
来年の干支の辰
うしろには、粗彫のたぬきや招き猫もありました。
そして、こ奴が かわいっかったです。
コロコロシリーズの寅の横に居た
虎のパンツをはいた この子
ゴーヤと 朝顔の 緑のカーテンがかかる
梅野さんの工房。
楽しい会話と 今まで見る事のなかった
井波の伝統彫りの仕事。
新しい出会いをした様な気がしました。
1歳しか年の変わらない梅野さん
いい年の取り方をしていきましょうね。
また会える日まで