ギャラリー樟楠&あるぴいの銀花ギャラリー日記

作家の紹介から展覧会の様子。 ギャラリーのあるアルピーノ村の季節のお知らせ。

陶三人展「十六番地交差点」 大庭和昭 山本太郎 南公二

2014年04月24日 18時09分01秒 | 企画展・うつわ


陶三人展「十六番地交差点」 大庭和昭 山本太郎 南公二
はじまりました。

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隔年で 作品を見せてくれていた大庭和昭さんが 工房移転の為に個展が開催できないということで、今回の三人展を企画いたしました。展覧会のタイトルは「十六番地交差点」。
 
 
共に陶を学び、それぞれに歩み始めて16年。
それぞれの歩んできた道が 埼玉で交差する展示です。
 
 
現在 移転先に工房がない大庭さんは、作品数は少ないですが
ムカシシリーズのオブジェが 届いています。

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昨日の搬入時に 大庭さんの写真を撮り忘れてしまったので
代わりに 芳名帳を見守っている「鬼」

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京都の山奥に窯を持ち、父、姉、と共に普段使いの器を作る山本太郎さん。

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基本的には 磁器ですが、土物もあります。作品を見て頂ければ分かるのですが、「鎬(しのぎ)」や「面取り」の仕事が多いです。沖縄修業時代に様々な技法を学んだそうですが、太郎さんにしっくりくるのが 鎬の仕事だったそうです。
やわらかな印象の轆轤に 丁寧な鎬が映えて 使い心地も 触感の良さそうです。

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真面目そうな太郎さんですが、とっても素敵な笑顔です。
この人柄が、うつわに出ていますよ。
 
 
そして、苦手な人もいるかもしれませんが、僕が今回の展示の中で
一番惹き込まれているのが 南 公二さんの作品です。

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南さんは、手捻りと轆轤、仕事割合は半々ですが、自分で作り上げる感覚として
手捻りの方が 好きと言っておりました。でも轆轤のうつわも 削りに特徴があり
手に包むと、一癖あるきかん坊のようで、ほって於けない感じがします。

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うつわ以外にも花器、オブジェ、そして指輪やペンダントも作られています。

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初日の今日は、少し猫をかぶって 大人しくしていたように感じましたが・・・・
実際の猫も大好きだそうで、作品にも猫が登場していますよ!
 
 
陶三人展「十六番地交差点」 大庭和昭 山本太郎 南公二
 
2014年4月24日(木)~5月6日(火)
11:00 ~18:00(最終日16:00まで)4/30水曜休み
 
大庭和昭(Kazuaki Oba)  5/4・5・6在廊
山本 太郎 (Tarou Yamamoto)  4/24・25・27在廊
南 公二(Kouji Minami)  4/24・25・27在廊
 
 
本日 画像が無かった大庭さんですが
26日に素敵なお姿を お見せできると思いますので
期待して お待ち下さいませ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


コメント
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