愛と情熱の革命戦記

猫々左翼の闘争日誌

嗚呼、生活にのしかかる物価上昇

2008年07月26日 20時05分27秒 | JCPの活動、国民運動、国内の政治・経済等
 ここ最近続いている物価の上昇(特に食料品など生活質需品)は、ぼく自身の生活にも言うまでなく響きます。僕だって貧乏なのに。

 物価上昇に関して、日本共産党節で言えば世界の市場で投機マネーが飛び交っていることに根本的な原因がある、ということになります。

 さて、街には100円ショップなる均一価格で商品を販売している店がありますがそういう店ではどうなっているのだろうか、と日々考えていました。今日、ローソン系列の100円ショップに立ち寄ったとき気がつきました。今まで10個入りで販売されていた卵が8個入りに変わっていました。事実上2割値段が上がったということですね、これは。

 投機マネーを日本国内だけでなく世界全体で人の生活を守る観点から規制しないと私たちの生活は本当に立ち行かなくなってしまいます。こうまでひどくなると、資本主義社会は人々の生活を守るシステムなのか、それとも破壊するシステムなのかという根本的なことが正面から問われざるを得ません。これに関しては環境問題も同様です(人類の存亡がかかってくる)。

 資本主義の限界に関しては、洞爺湖サミットが物語っていたように思います。とくに、アメリカは、一番足をひっぱていました。日本は日本であめりか追随。あきれます。期待を失望に変えたアメリカと日本の責任は極めて重いです。特にアメリカは、社会的責任より国内資本のエゴを優先させたのです。

 かつて、マルクスは資本の本質を次のことわざで表現していました。
 「わが亡き後に洪水よ来たれ」
 日本のことわざでは、
 「あとは野となれ、山となれ」
と表現されます。平たく言うと、資本の本質は儲かりさえすれば後はどうなってもかまわない、ということです。