愛と情熱の革命戦記

猫々左翼の闘争日誌

天皇制軍国主義崩壊69周年

2014年08月15日 23時30分14秒 | 戦争のない世界をめざす

 本日、2014年8月15日17時より平井親和会商店街を平井小松川9条の会及び地元の日本共産党組織と共同で平和への訴えをしました。

 太平洋戦争に日本が敗北して69周年目の年の7月1日に極右・安倍政権が集団的自衛権行使容認閣議決定という憲法に反する非軍事クーデターを行いました。現在、私達は平和の問題で重大な岐路に立っています。

 平和への訴えには、地元の議員としては日本共産党・瀬端勇区議会議員が参加しました。

 平井小松川9条の会と日本共産党は、戦争放棄を決めた日本国憲法第9条の擁護及び集団的自衛権行使容認閣議決定撤回を平和への訴えの際に掲げました。平井の街も東京大空襲の被害に遭っています。また、平井の街は高齢者の比率が江戸川区の中で比べれば葛西地区より多く、東京大空襲を経験した世代の人々は、かつてよりは少なくなったとはいえ、まだ存命です(東京都は太平洋戦争中に何度か空襲を受けていますが、いわゆる「東京大空襲」は1945年3月10日の空襲を通例さしています。というのは、この空襲の時が最も大きい規模であり死亡者が10万人以上と著しく多いからです)。そのようなこともあってか、配布したビラの受け取りが良かったわけです。

 極右・安倍政権が集団的自衛権行使容認閣議決定をしたことを契機に内閣への支持率が低迷し始めて潮目が変わり始めています。外国から日本が攻められてもいないのに軍事同盟でアメリカとともに戦争へ首を突っ込んでいくことに対して国民の根強い反発と批判があります。日本は、戦争と侵略への道に対する反省に基づいて日本国憲法で主権在民と戦争放棄の原則が定められています。集団的自衛権行使は、軍事同盟を元にして外国と戦争をすることを意味するのだから立憲政治と相容れずに幅広い層から批判を受けて安倍内閣打倒への要求すら高まり始めています。このような状況で、日本共産党の歴史を知っている人はそう多くはないでしょうが、反戦と平和の歴史に根拠を置く平和への訴えには説得力があります。

 同日の18時30分より旧中川のふれあい橋において灯篭流しがありました。式典が18時30分からで19時より灯篭流しが始まりました。

 毎年8月15日には、旧中川のふれあい橋では東京大空襲でなくなった人々への追悼のための灯篭流しがあります。

 日本は、明治維新以降、日清戦争や日露戦争を経て帝国主義化するとともに戦争と侵略の道へ陥っていきました。大日本帝国憲法下の天皇制軍奥主義政府は、対外的には朝鮮半島や中国の一部をはじめとして太平洋諸島などアジアへの植民地支配と収奪を重ねて虐殺さえ行いました。国内においては、天皇制軍国主義政府は、平和と民主主義を訴えて戦争に反対する勢力や個人を弾圧して投獄して殺しさえしました。太平洋戦争敗北で天皇制軍国主義が敗北する前の日本では、日本共産党は治安維持法という法律により非合法政党としてしか存在できず、激しい弾圧を受けて少なくない日本共産党の党員や支持者が犠牲になりました。天皇制軍国主義敗北によるポツダム宣言受諾と無条件降伏は、反戦平和と民主主義を訴えて弾圧を受けた人や植民地支配による収奪や虐殺を受けていた国や地域の人々が解放される契機になりました。「8月15日」を世間一般では「終戦」という曖昧な言葉が使われていますが、私は「8月15日」を日本国内外の人民が天皇制軍国主義の弾圧や抑圧からの解放されることを祝する日であると位置づけています。

 日本版NSC、特定秘密保護法、集団的自衛権行使容認閣議決定などに見られるように軍国主義が21世紀版の形で日本政治の場で跳梁跋扈しようとしています。私達は、まさに平和国家の日本を築き上げていくのか、戦争国家への道へ転落していくのかの重大な岐路に立っています。私は、反戦平和の伝統を引き継ぐ日本共産党のいち員として極右・安倍政権に対する闘争への決意を更に強めていく次第です。

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