愛と情熱の革命戦記

猫々左翼の闘争日誌

母子加算の復活を!

2009年06月23日 00時28分39秒 | 貧困根絶をめざす
生活保護の母子加算の復活を! 院内集会で訴え

画像はレイバーネット日本から勝手に借用


 久しぶりにレイバーネット日本のサイトを覗いてみたら母子加算復活を求める取り組みが行なわれていました。現在の日本では憲法第25条により生活に困窮した人の生活を再建するための法律として生活保護法があります(困窮していればその理由、年齢等を問われないのが法律上の原則。水際作戦(申請書を書かせないで追い返す)の類は違法です)。今年の4月に政府は母子加算を廃止しました。子どもが家庭にいれば何かとかかるものがあります。そういったことに配慮して母子加算が生活保護の中に盛り込まれていました。母子加算廃止後さまざまなところから生活苦を訴える悲鳴が上がっています。深刻な不況などの社会情勢をふまえれば母子加算の復活は待ったなしです。

 現在東京都議会議員選挙が戦われているところです(7月3日告示、12日投票日)。私の身近なところでは河野ゆりえさんが先頭に立って75歳以上の高齢者の医療費無料化を訴える署名活動、高校への助成金拡充など子育て支援を要求する署名活動にとりくんでいます。全国で日本共産党が子どもの問題を重視しているのは、貧困から子ども達を守ることが社会主義運動の第一級問題だからです。それも、ロバート・オーウェンやサン・シモン、フーリエなど空想的社会主義の時代からの。

 私の地元の江戸川区では河野ゆりえさんが先頭にたって「都政にやさしさを」と訴えています。石原都政だけではなく国政においても今の政治には人民へのやさしさに欠けるといわざるを得ません。


「日本の政治にやさしさを!」

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3 コメント

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逆走通行人 (ARABO)
2009-06-24 12:18:37
「だから生活保護の給付水準を下げるのは当然」こういう感性の人間が多いこと、それが今の日本の悲劇だと思います。ならば「最低賃金の水準を底上げする」ことにより平等化を図ることが筋なのにそのことに気づかず、公的扶助の水準を「悪平等だ」と騒ぎつつ自ら率先して悪平等を指向してしまう。小泉・竹中路線はこの種の人々によって手厚く支持されたのかもしれません。
しかもそれは申請が円滑に通り、最高水準に近い給付額の話。住居が制限され将来に対する備えも許容されない、様々な制約を考慮すれば決して生活保護は高水準とはいえないと思います。
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通行人とやら (Aleido Che Guevara)
2009-06-23 22:12:06
で、結局何が言いたいのかね?

 生活保護法の基準は政府自らが、「これに満たないのは貧困です」と認めたラインです。政府が生活保護法を改悪していくということは、政府が国民生活の悪化を顧ない、貧困を推進していくことの現われです。現在、最低賃金方の水準が生活保護法の基準にすら満たないことを全労連などが問題視していて最低賃金法の抜本的改善を要求しています。

 生活保護基準のボーダーにいる人のことをネタにして政府による生活保護法の改悪を容認、推進していけば、これは必ず年金法や最低賃金法、雇用保険法など社会保障法全般を、自公政権が改悪することを手助けするだけです。
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Unknown (通行人)
2009-06-23 18:32:54
生活保護だと、生活保護費以外に家賃支給・住民税等免除・医療費無料・・・・・・ 生活保護に頼らず、手取り15~16万で民間賃貸アパートに住んでる母子家庭 より可処分所得全然多いですよ。
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