先日、赤旗まつりでの「しんぶん赤旗」記者が語る。という上記動画をブログに貼り付けたことがあります。ふたたび、この記者には党ブログに登場していただきましょう。
日本共産党は「子どもと貧困」というテーマで子どもの貧困について「しんぶん赤旗」紙上に連載記事を載せました。その後、読者などから要望が相次ぎ、赤旗の社会部は新日本出版社刊行で本を出版しました。
上の画像が子どもの貧困について赤旗社会部が取材に基づいて「しんぶん赤旗」日刊紙で連載したのをまとめた、「誰かボクに、食べものちょうだい」という本です。
「誰かボクに、食べものちょうだい」という本の中には、児童養護施設が出てきます。児童養護施設は、親を亡くしてしまったなど、保護者がいない子ばかり生活しているだけではありません。近年は、親の虐待により親と一緒に生活できずに児童養護施設で暮らしている子どもたちが増えています。
児童養護施設には、貧困に苦しむ子どもたちが多くいます。子どもの貧困という問題が集中的に表れる場の一つが児童養護施設です。だから、赤旗社会部の記者が子どもの貧困について取材する際に、児童養護施設から取材の趣旨を話したときに「だったら徹底的に取材してください」という旨のことを言われるわけです。
私は、「タイガーマスク運動」を美談で終わらせるのではなく、このことをきっかけに一人でも多くの人が子どもの貧困という社会問題に目を向けて理解し、「タイガーマスク」がいなくても良い日本へ政治と社会のあり方を変革することに取り組んでいただくことを切に願うしだいです。
本来ならば、貧困から子どもたちを守るのは、政府の責務です。政府がやるべきことをやらないから民間人が「タイガーマスク」のようなことをしなければならないのです!