愛と情熱の革命戦記

猫々左翼の闘争日誌

2013年7月22日 参議院選挙 日本共産党勝利演説

2013年07月25日 23時22分22秒 | JCPの活動、国民運動、国内の政治・経済等

 本来ならば、この記事は投票日翌日にアップしてしかるべきなんでしょうけれども、選挙が終わった後には、ポスター剥がしという残務整理がありまして、これに私や仲間は追われていたのです。それで記事のアップが遅れたのです。居住支部で活動する党員なんてそんなものです。

 インターネットを選挙活動で使えるようになった始めての参議院選挙では、日本共産党は改選前3議席から8議席へと躍進し、非改選3議席を合わせると日本共産党の参議院での議席数が11議席となりました。このことで、日本共産党は、参議院において院内交渉団体としての立場と単独会派での法案提出権(ただし、予算の執行を伴わない法律案)を獲得しました。

 日本共産党の参議院選挙における議席獲得目標は、比例代表の5議席でした。議席獲得目標を党が掲げた当初においては、 選挙区での議席獲得は政党間の力関係や党の力量などを考えて必ずしも想定していなかったところです。東京、大阪、京都などにおける議席獲得の可能性は選挙戦の中で段々現実味が出てきて、当初より議席獲得可能性のある選挙区において議席獲得を「貪欲に」追求するようになったくらいです。



 3年前の参議院選挙では、議席奪還をめざしてのこととはいえ、日本共産党は、小池晃政策委員長を東京選挙区で擁立しましたが、及びませんでした。今回の参議院選挙で比例代表に回ったとはいえ、小池晃副委員長/政策委員長を参議院に返り咲かせることができました。これで、永田町国会病院(院長は小池晃さん)は再開します。日本の政治の病は極めて深刻ですから、院長の小池晃さんは、自公・安倍内閣に「劇薬」をすると考えられます。この際に、副作用により安倍首相の腹痛激化により内閣が崩壊しても、日本共産党及び小池晃さんは、いかなる法的、政治的、社会的責任を負いません。



 言うまでもなく、山下芳生書記局長代行は、再び当選して参議院議員として活動します。党内の任務としては山下芳生さんは書記局長代行とのことですから、そう遠くない将来において小池晃さんと並んで党の顔としての役割を今以上に果たすことになるのかなあと私は勝手に思っています。

 日本共産党は、ブラック企業根絶、TPP加入反対、原発即時ゼロなどを参議院選挙の時に公約として掲げていました。 小池晃さん、山下芳生さん、吉良よし子さんともに参議院選挙での幅広い支援に謝意を示すと同時に公約実現へ向けて全力を上げる決意を述べました。



 演説会が終わった後、キラキラサポーターズが「共産党の吉良よし子♪」、「これからも応援するぞ、吉良よし子♪」と明るいコールが響きました。キラキラサポーターズが今後どのような活動をしていくのかどうかに関しては私には分かりませんが、吉良よし子さんが国会議員として自公政権と戦って力を発揮するためには、議会の外での各分野の運動と連携が必要です。だから、キラキラサポーターズの人々が今後も吉良よし子さんを応援することへの決意を固めていったことは、心強い限りです。



 山下芳生さんもキラキラコールにノッています。





 こうして見ると、吉良よし子さんの周囲にはいつも明るい雰囲気がありました。これは、我が党にも今までなかったスタイルと雰囲気の選挙戦でした。今後、党が敵の巻き返しに打ち勝ち議席を増やし続けるためには、党建設をとくに若い世代に進めることは、根本的な必要条件ですが、選挙戦だけでなく運動の作り方でも吉良よし子さんの第3位当選には教訓として汲み取れる要素がいくつもありそうです。

人気ブログランキングへ