愛と情熱の革命戦記

猫々左翼の闘争日誌

憲法第25条をいまこそ活かすとき

2009年05月05日 21時58分42秒 | 貧困根絶をめざす
 先日(5月3日)NHK教育テレビで憲法第25条をテーマにしたETV特集が放映されました。昨年末から社会問題化している派遣切り、非正規切りの問題(現在では正社員切りすら始まっている)、これに対する派遣村の取り組みを通じて貧困が誰の目にもあきらかになりつつあります。そんな情勢下で、憲法記念日に第25条をテーマに特集を組んだのは極めて時宜に適していました。番組は経済評論家である内橋克人さんと派遣村村長を務めた湯浅誠さんとの対談で進められました。

 年越派遣村での取り組みの中で政府・与党が生活保護の前の段階のもう一つのセーフティネットのことを言っていました。これに対して湯浅誠さんは番組でアメリカ型の「貧困は罪である」として貧困層をいっそう厳しく叩いて生活困窮者を収容・就労型へする落とし穴があることを指摘していました。

 経済評論家・内橋克人さんは共生経済を提唱しています。(市場での)競争そのものは大事でありますが人々の生活を守るルールが欠かせないと述べています。市場原理一辺倒ではいけないということです。

 番組中で内橋克人さんと湯浅誠さんは、市場原理主義の考え方の新自由主義を極めて不合理だと語っていました。なぜならば、貧困に追い込まれていった人を「能力が無いから」云々と一方的に切り捨てるやり方には、人間の生存コストがまるで顧慮されていないからです。湯浅誠さんは、貧困を拡大するやりかたでは社会がいっそう弱くなると語っています。

 いま、市場原理主義を進めていくのか、それとも市場原理主義から決別して人々の生活を守るルールを確立して福祉国家的な方向へ進んでいくべきかが問われています。

 日本国憲法が施行されてから62年の月日が経ちます。この62年間で憲法第9条と25条ほど蹂躙されてきた条項はありません。憲法第25条を蹂躙する新自由主義政治が進められてきた結果、日本においては国民の消費購買力が低下し、不況が一層深刻化する事態が進行しています。不況を人々の生活を守る方向へ打開して本当に日本社会の足腰を強くしていくためには、新自由主義からの決別は避けて通れません。

 貧困は、人間の命を奪います。私の知る限りでも今年に入ってから、私の地元でもまた、他の地方でもあと一歩連絡が遅れたら彼あるいは彼女の命は無かったかもしれないという事態が生まれています。そのことを考えさせられる記事が、私の目に留まったなかだけで2件ありました。ここで、その2つの記事を紹介します。

街頭“派遣村”へ4時間半!(日本共産党東京都江戸川区議会議員・瀬端勇さんのブログ)

水ばかりで1ケ月とは(日本共産党鳥取県境港市議会議員・定岡敏行さんのページ)

 上2つの記事で報告されていることは本当に、後一歩で命にかかわる事態です。貧困が人の命を奪っていくのだと改めて考えさせられました。瀬端さんのブログの記事の内容は、私自身、瀬端さんの口から直接聞いたことでもあります。瀬端さんの記事にしても定岡さんの記事にしても、命を落とす前に日本共産党にたどり着いて生活保護を受けるなど明日への命をなんとかつなげることができたことです。定岡さんの記事に出てくる人は、衰弱が激しくて楽観視が状況であるとの事です。一日も早い回復を願うしだいです。

 わが党の議員のブログの記事で出てくることは、決して特殊なことではなくて誰の身にもおきうることです。失業や病気などは誰にでもおきうることです。その誰のみにも降りかかりうることで誰もが貧困に陥りかねないのです。明日はわが身かもしれない、決して他人事と考えるのではなく、貧困の問題は自分自身の問題として認識するべき問題です。

 現在、日本社会に拡大する貧困と格差は、憲法第25条が蹂躙されることによって生じたことです。ですから、憲法第25条を活かしていく、すなわち活憲によってこそ貧困をなくしていく展望がきりひらけていきます。憲法第25条を蹂躙したのは政治です。新自由主義を勧めていった自公政権の政治が貧困と格差を広げていき日本社会の存立基盤を脅かす事態を生み出しています。日本共産党を大きくして、憲法第25条を活かしていく(活憲)の方向へ政治のあり方を変革することが今ほど求められているときはありません。


貧困を拡大する政治か
貧困を根絶する政治への変革か
 

ということが今の日本の政治で根本的に問われています。あなたはどんな日本をお望みですか。

日記@BlogRanking

私は草食度20%=肉食度80%らしい

2009年05月05日 14時17分14秒 | 雑記帳
肉食女と草食男診断(Yahoo!パートナー・Yahoo!縁結び)
肉食女と草食男診断(Yahoo!パートナー・Yahoo!縁結び)

 まっ、お遊びですがこんな診断があったのでやってみました。そしたら、私の草食度は20%とのことです。つまり、私は肉食度80%の典型的な肉食系男子らしい。以下のような診断結果が出ましたが、どうもピンと来ませんね。これが私の本質?


見るからに男らしさが漂い、女性をどんどんリードしていく頼もしいタイプのアナタは、草食男とは正反対の肉食男。気になる人ができれば猛アタックを開始して、あっと言う間に距離を縮めてしまいます。感情表現がストレートで、「好き!」という気持ちを強くアピールするでしょう。考え方が男性的すぎるため、あまり女性の気持ちを理解していない部分もありながら、とにかく押しの強さで相手の方が情にほだされ、一気に恋人の座を勝ち取ってしまうタイプと言えます。

日記@BlogRanking