細田暁の日々の思い

土木工学の研究者・大学教員のブログです。

地域防災の研究

2015-08-04 10:46:35 | 研究のこと

1年のフランス留学もあったので、日本の各地域で研究を行うことには多少の苦労もありました。

私の研究はとにかく地域で実践するものが多く、コンクリート構造物の品質確保にしても、地域防災力向上にしても、そうです。

過去3年間、広島県福山市の鞆の浦を主戦場の一つとして地域防災の研究に取り組んできました。今年以降も継続します。私が鞆の浦に行く機会が少し減っていますが、初代の卒論生の赤間君も社会人ですが鞆の取組みに復帰しており、 福山市の市制100周年に向けて様々な取組みが活性化していくものと思います。今年度、開講した鞆の浦塾で9/11-12に私も地域防災の講師として登壇しますので、これもとても楽しみです。

今日は、保土ヶ谷区区民会議の方々が私を訪ねてこられました。

11月14日に区民のつどい、というイベントがあり、そこで家具固定について講演と実践を行うことになっています。

30分の予定で話し始めましたが、とても盛り上がり、いろいろと連携のアイディアが湧いてきました。すべて実践に移すと思います。

今週末の7日(金)には今日の方々をご紹介していただいた、保土ヶ谷区の防災担当に我々の取組みを説明に行きます。

大学の地元の保土ヶ谷区の自治会での防災力向上や、学校での防災授業等が活発になっていくととてもうれしいです。

しっかりと本質的な取組みを日ごろから行っていれば、いざ大きく展開していくときにも柔軟に対応できます。

今日は、私の論文としては初めての、学校防災教育に関する論文を書いています。8月31日の防災シンポジウムで発表します。 


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