細田暁の日々の思い

土木工学の研究者・大学教員のブログです。

JCI年次大会 

2011-07-14 14:16:29 | 研究のこと

JCIの年次大会で大阪に来ています。月曜の夕方に入って、土木学会の示方書の改訂部会(維持管理編)の仕事を皮切りに、気が付けば木曜日に至っています。案の定、お酒をたくさん飲んでおりますが、明日の金曜日の和歌山県での電柱調査を終えると、新幹線で帰ります。

大物の仕事としては、JCIのデータベース委員会の第一回全体委員会が無事に終了しました。この委員会では幹事長を務めますので、委員の皆さんに楽しく、夢を語りながら仕事ができるような雰囲気、場を作ることがまず私のミッションと心得ておりました。事前の準備は万全ではありませんでしたが、できうるマネジメントはやったつもりです。委員会の場もよかったと思いますが、懇親会でも大盛り上がりとなりまして、幹事長冥利に尽きます。

今日木曜日のお昼には、土木学会の津波委員会の幹事会の打合せ。昼ごはんを食べながら、委員長の丸山久一先生を囲んで和やかな雰囲気で議論しました。この委員会も第一回の全体委員会が8/9に予定されており、準備を開始します。何となく全体像が見えてきましたので、我々横国チームとしても、研究活動を開始したいと思います。

自己治癒コンクリートの研究で代理講演もしましたし、合成構造のセッションで座長もしました。普段の自分の研究と全く違う分野の研究を聞くと、勉強になりますね。予習ゼロで座長の仕事に臨みましたが、その分真剣に発表を聞いて、たくさん質問もしました。楽しい時間でした。

出張が終盤に差し掛かっていますが、ホテルの部屋で仕事できるのも大事な時間でして、これから、津波による橋梁被害について、土木学会の英文ニュースレターの原稿を作成します。締切りが7/15でしたが、やはり締切りが近づかないと手が動きません。

いろんな仕事をこなす充実した一週間の出張になりました。