Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

Eric Benet New Interview Part.1

2013-10-25 11:12:54 | エリック・ベネイ関連インタビュー



今年の6月にフランスを訪れた際のインタビュー。
アメリカ本国でのインタビューと違った視点で語られていることが興味深い。
Part.2では日本も含めて海外で"Hurricane"が人気が高いこと(アメリカでの評価は低かった)
なども説明している。
インタビューの映像と共に過去の画像、プロモーションヴィデオなども挿入され、
彩り豊かな映像だ。
プライバシーや過去のスキャンダルには全く触れず、音楽性のみについて言及していて、
気持ちの良いインタビュー。

以下、要旨の訳:
エリック「新しいアルバムを"The One"と名付けたのは、
念願だった自分のレーベル、Jordan House Recordを起ち上げたところから来ている。」

なぜ、2Chainzと"News for You"のリミックスをリリースしたのか?
「『ソウルトレインアワーズ』で楽屋で会い、僕のファンだと紹介され、
一緒に何かしようという話になった。
"Harriett Jones"のリミックスをパートナーのデモンテと作っているところだったので、
それが終了した後、2Chainzとのコラボレーションをスタジオで作り上げた。」

"News for You"のプロモーションヴィデオは作成しますか?
「それはないね。次のシングル"Runnin"の予定がもう入っているから。」
とても良い曲なのに作らないのですか?
「自分の会社であってもすべて思い通りにいくわけではないからね(笑)
できれば全部の曲のPVを作りたいと思ってはいるよ。」

次のシングル、"Runnin"について
「R&B、そしてエリックべネイのクラシック的な曲。
情感豊かで繊細、力強いボーカルに支えられたバラード。
僕のいろいろな曲のすべての要素が入っている。」
ではなぜ、この曲を1stシングルにしなかったのですか?
「最初のシングルとして相応しいだけのインパクト、
アップテンポであったりとか、そういった要素がある曲とは違うからね。」

Lil Wayneはあなたがアルバムで共演した初めてのラッパーですが、
あなたはヒップホップのファンですか?
「カントリーであろうともヒップホップであっても、
ジャンルに捉われず才能あるアーティストの存在は受け入れる。」

"Lost In Time"は素晴らしいアルバムですが、正しくプロモーションされていなかった。
"Feel Good""Always a Reason""Something Wrong"などはシングル化されても良かったはず。
「ありがとう。ワーナーにいた頃には僕に決定権はなかった。
だからこそ、自分のレーベルを起ち上げたんだ。」

すべてのコラボレーションの中で最も好きなデュエットの相手は?
「娘のインディアだね。
娘の才能、情熱がスパークする瞬間をスタジオで共有し、
自分の遺伝子が受け継がれていると実感できるのは至福の一時だ。」

自分のレーベルがあるのなら、お嬢さんと契約して売り出さないのですか?
「今はUSCの学生なので、後1年残っている学業に集中してもらいたい。
その後は彼女のしたいと思っていることを応援するつもりだ。」

ドイツの歌手で女優のイヴォンヌ・カターフィールドとかつて共演しましたね?
(注・2005年にドイツに滞在し、3rdアルバム"Hurricane"中の曲"Where Does the Love Go"
レコーディングとプロモーションヴィデオをイヴォンヌと共に作成している)
「僕のマネージャーと彼女のマネージャーが知り合いで何か一緒にやってみよう、
ということになった。才能があって感じの良い人だったよ。」

フランスの女性歌手とのデュエットもあり得ますか?
例えば、Amel Bent, Nalwenn Leroy, Wallenなんかはどうでしょう?
「いつも音楽に対して意欲的なアーティストと共演することにオープンな気持ちでいる。」

現在のR&Bの状況、売り上げが落ち、伸び悩んでいること、
多くのアーティストが業界を去っていく、
Toni Braxtonも次のアルバムは出せないと言っていますが?
「R&Bは過渡期、難しい時期に入っているけれど、
真の意味での音楽性を大切にして、周りの評価は気にせず、自分の道を貫くのみだ。
僕は売れ行きに拘らないで自分が納得できる曲を作り続けるつもりでいる。
他にもそういうアーティスト達はいるはずだよ。」

(Part2に続く)



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