Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

エリックとインディア

2009-12-16 00:11:15 | エリックベネイ-クリスマスライブへGO!
エリック・ベネイ「Love’n Life, 愛すること、生きること」の中に、
エリックの娘、Indiaの事を歌った曲が二つある。
ギターを弾きながら「君の存在そのものが僕にとって音楽。」
と率直に自分の思いを語る”Sing To Me”と、
インディアが生まれた事を感動的に綴ったメロディアスな “One More Tomorrow”
「もし明日が自分の生涯最後の日と知ったなら、Indiaと一緒に過ごしたい」
"Hurricane"のアルバムの中には、そのまま、ずばり"India"という曲。
この歌は「インディアが年を重ねてきて、将来自分に自信を失うようなことがあった時、
この曲を聞けば、自分がどれだけ僕にとって大切かって思い出すことができると思うんだ。」

Eric Benetが26歳の時、Indiaの母Tamiは交通事故で亡くなった。
写真で見ると華やかな雰囲気の愛らしい人だ。
エリックとタミの間にどういう事があったのか、詳しくは語られていない。
タミがインディアを生んだ時、エリックと一緒に暮らしてはいなかった。
クリスマスや特別な時、エリックとタミ、インディアで写した写真もある。
タミからインディアを預かり、二人で過ごしたこともあったようだ。
そして、彼女は突然この世を去り、後には15ヶ月の娘インディアが残された。

Tamiと彼女の母は絶縁状態だった。
この時、エリックには究極の選択が迫られる。
インディアを人にゆだねるか、自分が育てるか。
エリックはインディアを引き取った。
音楽の仕事もうまく行かず、またエリックの父も癌で亡くなり、
エリックにとって最も苦しい時期だった。

近くに住む母や姉やベビーシッターに協力してもらいながら、
二人で食べていくために昼はUPSで働き、
夜はスタジオエンジニアのアルバイトもした。

それでも、音楽への情熱を失う事はなく、手帳にいつもメロディーや詩を綴っていた。
時々、誰もいない夜中に知り合いのスタジオに入れてもらうと、
そんなノートに書いたメモから、曲を作ってみたりした。

一緒に音楽の仕事をした仲間は彼の事を忘れはしなかった。
Jeff Lober が、自分のアルバムにヴォーカルが必要になり、エリック・ベネイを呼ぶ。
エリックは、Michael Franks 等のアーティストのバックヴォーカルとしても参加している。
そんな生活が続いた後、書きためたノートから作った曲のデモテープを、
かつて姉リサと組んで歌っていた時のプロデューサーに送ってみた。
それがきっかけとなり、Eric Benetのファーストアルバム、”True To Myself”が誕生する。

エリック・ベネイにとって娘インディアは、彼の"Love & Life" であり、
「愛すること、生きること」そのものだ。

クリスマスにエリックのライブが東京であるのは嬉しいけれど、
インディアがその間、どのように過ごすのか、気になる。
東京に一緒に来るか。
サンディエゴかミルウォーキーにいるエリックの姉の家族と過ごすか。
ひょっとして韓国、東京ツアーにインディアも同行するかと未だに期待している。





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4 コメント

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エリックの父親愛!! (J.I)
2009-12-16 22:19:25
 アーティストのエリックも素敵ですけど、父親のエリックはもっと素敵だと思います。
 インディアは、そんな素敵な父親の愛を沢山もらってこれから、もっと素敵な女性に成長していくんですね!

 エリックと一緒に、インディアも日本に来て欲しいですね。
 日本での父親と一緒のクリスマスと、出来れば日本でお正月を過ごして欲しいと思っているのは、私だけでしょうか??
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残念ながら・・・ (AK)
2009-12-17 00:26:57
最後まで、今年こそ、インディア同行か
と期待していたんですが、
エリック一人で韓国のクルー達と合流したことを、
先ほど知りました。
明日のブログに載せますね。
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こんばんは♪ (Takako)
2009-12-17 21:19:18
AKさま
こんばんは(^^)
ご連絡が遅くなりましたが、
今回、ライブに行けなくなりました(;;)
ものすごーーーーーく行きたかったのですが、
どうしても、どうしても、
いろんな面で都合がつきませんでした・・・
私の分まで楽しんできてくださいね♪
レポートを楽しみにしております(^~^)
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必ず次回があります! (AK)
2009-12-18 10:30:05
Takakoさま
この時期、家を空けるのも(ご家族をおいて)
また東京入りするのも(ホテルなど取りづらい)、
たいへんかと思われます。

エリックベネイ、今年は何しろ1年で2回もの来日ですから、
来年も必ず、やってくると私は信じています。
その時を楽しみに、次の機会は、ぜひ!

ご連絡下さって、ありがとうございます。




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