Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

真夏の夜の夢

2012-08-05 15:33:07 | 私の日々
いかにも東京の夏らしい猛暑が続いている。
夜になっても気温が下がらず、風もない熱帯夜は疲れていても寝付けなかったりする。

エリックべネイの今月のスケジュール、8/12は夜7時からニューヨーク、
セントラルーパークにての無料野外コンサート、
翌日は市内のショップでのインストアイベント、サイン会が行われることになっている。
コンサートとイベントが二日に渡ってある。

木曜日の深夜、というか金曜の未明、私はデルタエアーのサイトを開いた。
そこから予約画面、飛行機の座席の埋まり具合を調べ始めた。
まだ空席がちらほらと見える。

「11日に成田を発てば同日にはニューヨーク着、翌日にはエリックのコンサートに行ける。」
facebookでふとつぶやくと、早速S子さんから「GO!」とレスが付く。
妄想に走ったとお返事、旅のシュミレーションは楽しいなどとコメントし合い、
その日は休んだ。

朝起きると私が寝ている間にKちゃんから「いっちゃえ!」Sさんからも「ほら!」
と更にコメントが付いている。
思わず吹き出しながら返事を書いているとAさんからも「行っちゃえ~!」
とレスが付く。Aさんは3か月間のフランスでの研修を終え、
セネガルに赴任したばかりだ。
「NYの夏のセントラルパークのコンサート、気持ちいいですよ。」
Aさんはかつてニューヨークでビジネススクールに通っていた。

その後、ライヴ仲間のAちゃんやJさんからもイケイケのコメントが。
電車男と化した私は、金曜の夜遅くにエクスペディアでホテルを調べ始めた。
この時期のニューヨーク、意外にホテルがふさがって、また金額も高めだ。
4泊をアフォードできて、それほど悪趣味でなく安全そうでこじんまりしている、
そしてセントラルパークに歩いていける、そんなホテルも見つけた。

後はこの二日間に参加するメンバー達だ。
野外無料コンサートではたぶん2~3時間早めに行って場所取り、
交代で休憩、一緒に観戦になるだろう。
翌日のインストアイベント、"The One"が発売され、エリックがレーベルを起ち上げてから、
ファンクラブメンバーはCDの販売やサイン会を皆で手伝っている。

初めて参加する人たちもいて「皆でHarriett Jonesの時には一緒にラインダンスをしよう。
私の考えた振り付けを覚えて。」と映像を投稿している人、
「一緒にフォーンを鳴らして盛り上がろう。」何て言っている人もいる。

以前、ニューオリンズにエリックべネイのライヴを観に行った時には、
そこに至るまでに4年近くメールでやり取りをしてきた
ファンクラブのメンバー達と会うことも楽しみと目的の一つだった。
今回、この新しいファンクラブメンバー達と一緒に二日間を過ごすのは
凶と出るか吉と出るか、今一つ、判断が付かずに迷いが走った。

ニューヨークに行ったら後の二日は何をしよう。
ミュージカルで観たいのもいくつかある。
経験から未知のものは避け、劇団四季、あるいは映画で予習済みのものを選びたい。
「オペラ座の怪人」か「メリー・ポピンズ」はどうだろう。
行きたい書店やデパートもある。

だんだんその気になってきた私は土曜の夜にもう一度、デルタのサイトを開いた。
何と言うことか、席がかなり埋まってしまっている。
二晩でこんなに違ってしまうのか。
今度はJALのサイトを開いた。
航空会社からの正規割引航空券、値段はデルタとほぼ等しい。
まだ若干の空席はある。
ところが画面上に不思議なサインが出始めた。
日付が変わる後5分後に値段が変わってしまうというのだ。

JALのサイト、出発一週間前を切ると航空券の値段は約2倍に。
デルタのサイトでも同じことが起こった。
航空会社が売る正規割引航空券、一週間を切るとなくなってしまうわけ?
だからその寸前に急に予約する人が多かったんだ。
次に格安航空券もチェックしたがやはり同じ状況だった。
しかし今日になって航空券の値段、少しまた下がってきている。
他の航空会社も数社見てみるが直行便は空席待ち状態になっていた。

パッケージツアーではどうなのか、旅行社に問い合わせれば可能かもと考えたが、
今回は縁がなかった、やはり急な思い付きだったと思い、潔くあきらめることに。
今年は諸事情からとても夏休みどころではなかったはず。
つかの間の現実逃避に終わってしまったが、それでも旅の計画を練るのはいつも楽しい。