行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

角瓶ハイボール、グラフィティ

2010-07-02 15:57:58 | Weblog
ハイボールが流行って、あの渋いデザインの角瓶が品切れになりそうという記事を読んだ。最近はきつい酒は避けているのでウィスキィにはご無沙汰しているけど角瓶となると私のサラリーマン駆けだしの頃が彷彿される。

学生の頃はトリスばかりでこれのハイボールをよく飲んだ。就職して大阪の営業所時代はもっぱらホワイトか髭のニッカでやはりハイボールで飲んだ。小売価格1000円弱だったか、角瓶はちょっと手が届かなかった。ましてタヌキと言われたオールドになると高値の花で部長になったら飲めるよなどと言っていた。

あの頃は、職場旅行が盛んで、課単位で片山津や白浜の温泉場へ出かけた。このときの楽しみが角瓶が飲めることだった。日本酒主体の宴会が終わり、2次会では課長の部屋で角瓶と氷、炭酸を取り、ハイボールを作った。

高度成長で給料も毎年高ベア、だんだん贅沢になりいつの間にか平でもオールドを飲めるようになった。私の場合、オールドぐらいから水割りかロックに替わった。ウィスキィ自体の味を楽しみたくなったからだろう。そのうち英国出張が多くなり、モルトウィスキィの味を覚え、三角瓶からオバンまでいろいろと飲んだがもうハイボールではなくロックが主流になった。

ウィスキィを飲むといつも心配していたのは一定の量のモルトを何年も寝かせたいるので供給量には限りがあり、足りなくなったらどうするのだろうかという疑問で、これまでそのようなことは聞いてなかったが、とうとうそのような事態になったわけだ。
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