行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

女子プロゴルフ:ミネベアミツミ・レディース、ダイヤモンド世代決戦は川崎春花が制す

2024-07-08 17:29:46 | スポーツ
最終日の最終組は、4打差首位でスタートした川崎春花(21)、尾崎彩美悠(21)、桜井心那(20)との2003年度生まれ「ダイヤモンド世代」対決、この世代自分たちでダイヤモンド世代と名付け、切磋琢磨への意気込みは偶然今回ガチンコ対決となった。3人とも最後の優勝以来不調で、脱出へもがきながら望んだ北海道決戦。3人ともショットは安定していたが、安定度の高かった川崎が4バーディー、1ボギーの69にまとめ、4日間通算18アンダー、大会記録の270で優勝を飾った。
川崎は前半途中に1打差まで迫られ、マッチプレーの展開だったが、後半17番で184ヤード先のピン手前3メートルに、6番アイアンでボールをピタリ止め、バーディを決め、最後は4打差に戻し、22年10月のマスターズGCレディース以来のツアー3勝目を手にした。

22年にメジャー日本女子プロ選手権を含む2勝を挙げながら、23年はシード落ち寸前の49位。「人前でゴルフをするのが怖かった。自分でも(ボールが)どこに飛んでいくかわからないし」と落ち込んだ。好調時のスイング動画を見ながら、2年前のスイングを反復し、地道にショット改善に取り組み、パターもクロスハンドに変え、今年に入り徐々に成績を上げてきた。後半が楽しみだ。
プロでもいつの間にか、スイング軌道が変わり、不調になる典型例だ。

賞金ランキングは川崎春花が賞金1800万円を獲得し、今季通算を3427万4233円として、44位から17位にジャンプアップした。今大会で昨年優勝した小祝さくらは47位タイの賞金43万円を加算、今季1億2126万8922円でランキング1位をキープした。2位は竹田麗央(9415万8000円)、岩井千怜(7854万2879円)、鈴木愛(7545万6737円)、山下美夢有(6818万8500円)と続いている。
今大会12アンダー4位に入った岩井千怜に勢いがあり、次回大会での活躍が期待できる。

特筆は堀琴音、今大会では17番でホールインワンをし、盛り上げ、11アンダー5位でしかも最終日は66でまわった。特にノールックパットには驚きだ。「ボールを見ないで打つことは最初、とても勇気がいることでしたけど、ここ1カ月ぐらいでかなり慣れた感じがする。一番の要因は前週、資生堂 レディスの2位。優勝できなかったのは残念でしたけど、すごく自信になりました」と分析、素人は消して真似してはいけない。



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