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🔷 シマノ自転車博物館に行ってきました 🔷

2024年06月05日 | おでかけ
少し前に、シマノ自転車博物館に行ってきました。
 
以前は堺市の大仙公園内にありましたが(行ったことないけど 😅)、2022年3月に同じ堺市内の堺区南向陽町にリニューアル移転しました。
 
建物は洗練されたスッキリした外観で、外壁には博物館名の表示もありません。
( ↓ 博物館のサイトから)

 
行くまでは、シマノのPR施設みたいなものだろうと思っていましたが、大違い。
 
館内の展示物や、各階で上映されている動画の解説でも、一切「シマノ」が出て来ない。
 
館内でのシマノ製品やグッズの販売もなし。
(ちよっと期待していたのですが 😅)
 
公益財団法人が運営する施設内での営利事業収入には課税されますから、控えているのでしょうか。
 
まあそんなことをしなくても、シマノブランドは自転車の部品販売では世界的に圧倒的なステータスを得ているので、チマチマ宣伝する必要がないのでしょうね。

ネット販売の自転車には、必ず「安心と信頼のシマノ製6段変速機を採用」とか書かれています。
 
黙っていても向こうから買いに来る、みたいな。

一口にシマノといっても製品はピンキリですが、一番安いものでもきっちり動作するのがすごい。
 
展示では、自転車の歴史が実物で見られたのがよかったです。
 
最初の自転車はペダルがなく、地面を蹴って走っていた😆とか。↓

 
やがてペダルが付いたものの、車輪に直結のペダルではスピードが出ないので、↓

 
速度を上げようと車輪をバカでかくしたら、↓

 
転倒事故が相次いだとのこと。😆
 
それでイギリス人が1879年に現在のようなチェーン駆動方式を発明しました。↓
照明はアセチレンランプです。😅

 
あとは牛乳運搬用とか、いろいろ変わり種の展示も。↓ 重そう。
 
 
でも私が一番驚いたのは、イギリスの自転車ラージ号を国産化したという自転車です。

作られたのが1916年(大正5年)ということですが、今の自転車とほとんど変わらない!!
びっくりでした。 







前後ブレーキがケーブルではなくてロッドで作動するぐらいが目立った違いかな。
  
そのロッド式ブレーキ、戦後も長らく使われていましたね。
 
透明のチェーンケースなんて、今でも斬新。
 
とても108年前のものとは思えません。
 
自転車の基本的な構造は、この頃にもう完成したんですね。

 
他にも珍しい自転車の展示がありましたが、今回は行った時間が遅くて、じっくり見られませんでした。
 
今度また日を改めて、行ってこようと思います。
 
入館料は500円です。
 
ただし中学生以下と65歳以上は無料。
 
駐車場は、博物館の向かいに広い民間の有料駐車場があります。
 
シマノ自転車博物館、未見の方はぜひ行ってみてください。
 
おすすめです。
 



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