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自作ノートパソコンのCPU交換とメモリ増設、そして再びSSD

2013年02月18日 | パソコンあれこれ

2006年に組み立てたベアボーン・ノートですが、無線LANカードの交換をきっかけに「触りたい病」が再発しました。(笑)


「ベアボーン」とは、ハードディスクやCPU、メモリ、無線LANなどのデバイスを自分で選んで組み立てる半完成のパソコン組立キットのことです。私のはMSIというメーカーのもので、製品名はMS-1057です。
ベアボーン・ノートは以前はASUSやAopenからも同様の製品が出ていまして、実はこれら2社の製品も購入して組み立てました。(笑)
でも幸いそれぞれ引き取り手が現れて、今は手元にありません。

デスクトップ用のベアボーンキットは今も売られていますが、ノートはもう見かけませんね。完成品が安く手に入る現在ではわざわざ組み立てるメリットが少ないからでしょうか?

MS-1057は2006年に計2台組立ました。自分用1台と、同僚に頼まれた1台です。

それから幾星霜(笑)、我家のMS-1057は一時イギリスに渡航し、その後不調になったということで戻ってきたりと、数奇な運命をたどりました。(笑)

でも「不調」は単に扱いが悪かっただけで何も問題はありませんでした。

途中でバッテリーは交換しましたが、基本的に現在までトラブルフリーです。現在でもさほど処理速度が遅いわけでもありません。

で、メインのノートとしてVAIO Duo11が就役して以来、MS-1057は気楽なポジションになったので、無線LANの交換を契機に他の部分もアップデートしたくなってきました。

まずDuo11がSSDなので、MS-1057のハードディスクもまたぞろSSDに換えたくなり(←全然懲りてないね>私)、適当なものを探してみました。

容量はWindows7を入れたりするので、最低でもDuo11並みの128GB程度ほしいところ。
ただし、今や絶滅寸前のパラレル接続となると、あまり選択の余地はありません。
価格コムなどでクチコミなどをチェックして、↓をポチッとしました。

箱に書いてあるのは、外したハードディスクのメモです。

ハードディスクはこの箱に安置することにしました。出番が来ないようお祈りましょう。(笑)


OSやソフトの設定は、ハードディスクのイメージファイルを手持ちのソフトで新しいSSDに移植するだけなので簡単に終了。
容量はSSDのほうが小さいですが、実際の使用量はSSDの容量以内なので問題なく移植できました。

少しドキドキで電源オン。簡単に起動しました。ベンチマークの結果はシリアルATAには到底及ばないものの、パラレル接続としては格段に早くなりました。

MS-1057には、以前のSSD使用時に、データ保存用として内蔵DVDドライブスペースに160GBのハードディスクを組み込んでいたので、今回もSSDの延命対策として、データ保存やテンポラリーファイル、Windowsの設定ファイルなど頻繁に書き換えの発生するフォルダをすべてこのハードディスクに移しました。ページファイルも設定せず。

要するにプログラム以外は基本的にSSDに書き込まないことにしようというわけです。

設定後起動と終了が早くなったことを確認(当たり前ですが)。少し自己満足にひたっていましたが、今度はCPUとメモリも増強したくなってきました。

もう完全に病魔に憑りつかれています。

このパソコンのチップセットはインテルの955です。
CPUは現在使用中のCore Duo以外にはるかに高速なメロムコアのCore 2 Duoが使えます。そして、そのメロムコアで当時高価すぎてとても手が出なかったT7600が今も入手可。しかも、当時と比べたら値段も格段の安さになっているので、迷わずポチッ♪。(笑)


ただし、このノートのCPUの交換はけっこう面倒で、アームレストを外してからキーボードを外し、その下のカバーを取って初めてヒートシンク+ファンユニットが現れるという手順が必要です。
でもまだMSIのホームページから組立・分解マニュアルが入手できるので無事交換終了。




ヒートシンクとCPUのダイの間に伝熱グリスを塗る作業が本当に久しぶりで、新鮮でした。(笑)気泡が入らないように、均一に塗り広げてからCPUを載せてロックしました。

電源オンはちょっとドキドキ。新CPUに対応させるためにBIOSの更新を済ましていたので、立ち上がるのは当然ですが、もしうまくいかなかったら戻すのが面倒です。
何事もなく起動し、POST画面にCPUとクロックが表示されたのを見てほっとしました。

試しに円周率104万桁の計算をやったら、45秒だったのが23秒になりました。DUO11の13秒には及ばないものの、倍速となってプチ満足です。


メモリは現在2GBですが、チップセットの制限で4GBが限度なので2GB×2にすることにしてポチッ。これも当時と比べたら激安で、リテール品2枚セットで3,000円しないという安さ。


この交換はCPU交換よりはるかに簡単で、ルンルンで終了。
解体してわかったのですが、当時メモリが高かったので、買い足ししてスロットを埋めていったのでバラバラのブランドです。(笑)↓


でも考えてみたら、無線LANカードの更新から始まって、ハードディスクをSSDに、CPUをCore 2 Duoに、メモリを増設と、結局総替えになってしまいましたね。かかった費用は総額29,200円。

これを高いとみるか安いと見るかで、病気にかかっているかどうか判定できます。(笑)

しかし、この一連の作業でまた愛着がわいてきて、その分SONYのDuo11に触らなくなりました。
使ってみて分かったのですが、Duo11のキーボード、頭上に光源がある場所だとキートップがテカって非常に見づらいのです。
この対策を含めた使用感についてはまた改めて書いてみます。

しかし今度のSSD、果たして寿命はいかがなものでしょうか。



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